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:東京・銀座の喫茶店「喫茶 ブリッヂ」のメロンパンケーキ:空想喫茶トラノコクさんのあの店この店、喫茶訪問日記 #06
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いつも素敵な喫茶店やカフェへアンテナを張り巡らせている空想喫茶トラノコクさんが、気になるあの店この店を巡る連載。
6回目は、東京・銀座の喫茶店「喫茶 ブリッヂ」。まあるくツヤツヤな名物「メロンパンケーキ」は、中に本物のメロンとアイスクリームが入った贅沢な一品。銀座の地下に佇む歴史深いお店に訪れました。
お店を巡るのは…空想喫茶トラノコクさん

\今回訪れたのはこちら!/

懐かしさを感じる看板とお店のロゴが目印。
shop information
東京都中央区銀座4-1 西銀座デパート B1F
TEL:03-3566-4081
営業時間:11:00~20:00
※エリア分煙
喫煙目的店のため、東京都の条例により20歳未満の方の入店は出来ません。
銀座の空気を映す、三代続く喫茶店

銀座・西銀座デパートの地下に店を構える「喫茶ブリッヂ」は、1958年の創業以来、三代にわたり続く老舗の喫茶店。
そこは、買い物客や仕事場へ向かう人、近隣の常連客が交差する銀座という街の時間が流れる場所だ。

店内の壁には「喫茶ブリッヂ」をテーマに描かれたアーティストやイラストレーターの作品が飾られている。

フードメニューも多く、「ナポリタン」や「BLTサンドイッチ」「紅茶屋さんのカレーライス」など、ジャンルを問わず、喫茶店としての幅広い食文化を体現しており、自分のお気に入りを探すために何度も訪れたくなる。
懐かしの「メロンソーダ」とともに

バニラアイスが浮かび、赤いさくらんぼが映えるその姿はあの頃のまま。
今回は、メロンパンケーキに合わせて、懐かしの「メロンソーダ」を注文。
鮮やかな緑にバニラアイスが浮かび、さくらんぼの赤が妙に映える。
喫茶店で味わう一杯は、単なる飲み物以上にあの頃の記憶を呼び起こす存在になっている。

メロンパンケーキと並べるとかわいらしい色合いに。
父の代から受け継ぐ名物「メロンパンケーキ」
名物の「メロンパンケーキ」は、現店主の父の代に生まれた一品。
ふっくらと焼き上げた厚めのパンケーキの中には、ごろりとカットされたメロンとバニラアイスがたっぷりと挟まれている。


ナイフを入れる瞬間、もっちりとした弾力が押し返し、じんわりと果汁が広がる。

冷えたメロンとアイスがひと口ごとに幸福感を与えてくれる。
開店直後に店を訪れると、新聞片手にコーヒーを味わう常連であろう老紳士の姿。
その隣には誰かと待ち合わせをするように、お気に入りの服を整えながら待つ若い女性の姿があった。
世代を超えて同じ空間を共有するこの風景が、この街の架け橋として多くの方に親しまれている理由なのかもしれない。
どんな人も受け止めてくれる、心地よい空間…!

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photograph & illustration & text : toranocoku
※掲載している情報は取材時のものです。変更になる場合があります
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一度は食べたいパンケーキを食べてきました!