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:洗濯のプロ直伝! キレイが続く洗濯の基本&白いものと色柄ものの洗い方
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大切な服は長く愛用したいもの。そこで、ベルリン発のランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」のプロデューサーで洗濯ソムリエの松延友記さんに、洋服を長持ちさせる洗濯の基本、白いものと色柄ものの正しい洗い方を教えていただきました。入梅前に、基本をマスターすれば、梅雨時期の洗濯も快適になります。
洗濯のプロ直伝! キレイが続く洗濯の基本&白いものと色柄ものの洗い方
まずは洗濯の基本からチェック!
洗う前、必ず見てほしいのが洗濯ラベル。
「いわば、その服の取扱説明書。素材、デザインによってもお手入れは異なるので必ず見るようにしましょう」と松延さん。
これから梅雨を迎える時期は干し方にも注意が必要です。室内では菌が繁殖しやすいので、風通しのいい部屋で、陰干しすることが大切に。
「室内干しは、黄砂や外気の菌も付着しないですし、日光による色あせもない。方法さえ間違わなければ、実はいいことずくめなんです」
肌の一番近くにふれるものだから、常に清潔でありたい。お手入れを見直していきましょう。
【洗濯表示】
横棒や点の数で強弱を表し、記号で扱えないものは文章で書かれています。
※2016年から国際基準に合わせて、マークが改正されました

【ネット】
洗濯機の中で衣類を守るネット。洋服に応じて選ぶようにしましょう。


繊維が強い生地には

デリケートな生地には
【洗剤】
衣類の汚れを取るのは主にこの4種類。
□弱アルカリ性 液体/粉末
□中性洗剤
□酸素系漂白剤
□洗濯石鹸
下着やタオルは弱アルカリ性洗剤、おしゃれ着洗いには中性洗剤を。ガンコな汚れには部分用に固形石鹸があると便利です。それでも落ちないときは漂白剤を。
白いものを白く保つ! 黄ばみのケア方法
白い洋服は気をつけていても使用感がわかりやすいため、定期的なケアが必要。衿や袖の黒ずみは主に皮脂が原因で、洋服全体が黄ばんできたときは、前回のすすぎが不十分だった可能性があります。
※洗濯ラベルで蛍光増白剤入り洗剤の使用可/不可を事前にチェックしましょう
【首元、手元の皮脂汚れ】


【全体に黄ばんでいるときは】


色柄ものの洗濯。色落ちしないためのコツ
白いものと色柄ものは分けて洗うのが鉄則。温水洗濯が多い海外ほどではないものの、色移りの危険があります。洗濯機洗いは、弱アルカリ性よりもやさしく洗い上げてくれる、中性洗剤(おしゃれ着洗い用)で洗うのがおすすめ。衿や袖などの皮脂汚れが気になる部分だけ、弱アルカリ性の液体洗剤をつけてから洗って。
【色柄ものの基本の洗い方】


【色柄ものの部分汚れには】


教えてくれたのは……松延友記さん

photograph:Yumi Furuya,Mari Yoshioka,Asako Hoshi text:Ema Tanaka illustration:Shinko Uematsu web edit:Mina Ota
リンネル2019年7月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
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