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人気プレス・サリュコワ マリアさんのヴィンテージに囲まれた心地いい暮らしとおしゃれのルール 人気プレス・サリュコワ マリアさんのヴィンテージに囲まれた心地いい暮らしとおしゃれのルール

連載 #素敵なおうち訪問

アパレルブランド「ジョンブル」PRと「мой store(モーイストア)」のディレクションを兼任する、人気プレスのサリュコワ マリアさん。子育てと仕事、家事を両立しながらも、毎日おしゃれなマリアさんに、ファッションと暮らしにおける“がんばりどころ”と“ぬきどころ”を伺いました。

目次
人気プレス・サリュコワ マリアさんのヴィンテージに囲まれた心地いい暮らしとおしゃれのルール
  1. <冬おしゃれのがんばりどころ> 毎日のコーディネートにはスパイスとして古着を投入
  2. <暮らしのがんばりどころ> 限られたスペースを心地よい空間に
  3. マリアさんのぬきどころリスト
  4. お話を伺ったのは……サリュコワ マリアさん

<冬おしゃれのがんばりどころ>
毎日のコーディネートにはスパイスとして古着を投入

いつでも美しく整ったショートカットに、味のある古着をナチュラルに取り入れたスタイルが目を引きます。「常にその日の気分を大切にして、好きな服は毎日でも着たいタイプ。多彩に着まわせる服より、お気に入りの格好がひとつでも確立していたら、それで満足なんです」

そう話すだけあって、ワードローブには装いのスパイスに投入できる主役的な一枚や古着が豊富。都内の古着屋を巡るのも大好きだそう。「最近のお気に入りは、京橋にあるマインドベンダーズ&クラシックスという古着屋さんです。ヨーロッパのアンティークや、古いフランスのヴィンテージものがそろっていて素敵なんです!」

テーマ:寒い日のおでかけ

赤のサンダルとバッグで 装いにひねりをプラス!

「プレイン ピープル」のニットワンピースとコートをはおって、寒い日も温かく外出できるレイヤードスタイル。自分で布地をオーダーできる「チャリータ」の赤い巾着とファーサンダルで、柔和な装いのスパイスに。

テーマ:子どもとショッピング

ヴィンテージで統一しても“きれいめ”は忘れずに

アイルランドのニット、花柄パンツ、モヘアのコートはすべてヴィンテージアイテム。古くささが出ない秘訣は、美しい発色やすっきりしたシルエットのものを選んでいるから。どこかにきれいめを意識します。

テーマ:友人宅でクリスマスパーティ

大人の着こなしのなかに遊び心もチラリ

友人宅にお呼ばれしたときは、話題になりそうなアニマルプリントの「プレインレス」のセットアップをチョイス。シックなネイビーカラーを選べば、ポップになりすぎず、遊び心がある大人の装いを演出できます。

<冬おしゃれのがんばりどころ>
ヘアはいつもきれいに!
普段から常にノーメイクだから、ヘアはいつもきれいに見えるように気をつけるマリアさん。月1回は必ず恵比寿のヘアサロン「Figue」でカットしています。

<暮らしのがんばりどころ>
限られたスペースを心地よい空間に

掃除が大変な小さな雑貨は置かず、大ぶりのものを

ご主人とインテリアの趣味が同じマリアさん宅は、存在感あるヴィンテージ家具でいっぱい。2LDKのマンションの一室はご主人のアトリエなので、家族で過ごす空間はLDKと寝室のみ。

収納場所も少ないため、アイデア勝負で狭い空間を快適に暮らせるように心がけています。まず、細々した小さなものは掃除が大変なので置かずに、インテリアは一点豪華主義。花瓶もオブジェも大ぶりのものを選びます。

子どもも大人もずっと使える食器を

子ども用のプラスチックの器はなく、家族で同じものを使うのがルール。「アンティークの食器や茶器は、テーブルや台所に出しっぱなしでもインテリアの一部としてサマになります」。器は出して置いても見栄えがするものを。まな板は常に台所脇に立てかけて、食卓に出すプレートとしても活用します。

調味料も多くは買わず、良質なオリーブオイル一本でさまざまなアレンジをするのがマリアさん流。忙しい平日に凝った料理は大変なので、具だくさんのスープで乗り切ることも多いとか。「その日使う食材だけを買うので冷蔵庫も常に見通しがよくておすすめですよ」

細々した生活用品はトランクにIN!

「ボントン」のペーパートランクには爪切りや絆創膏、体温計など、日々使う日用品を収納。同じデザインをサイズ違いで段々に置くことで、収納箱には見えないスタイリッシュな印象に。

ベッドの下には収納ケースを置き、ショールやストールなどの布類をしまうスペースに。「よく着る季節の服もここに入れて、すぐに取り出せるようにしています」

壁を有効活用して植物のスペースに

床に植物を置くスペースがないので、バスケットやブリキ缶に入れて吊るすことでハンギングプランターを楽しんでいます。狭い空間でもグリーンを楽しみたいマリアさんのアイデア。


マリアさんのぬきどころリスト

☑︎出しっぱなしでも素敵な器やものを選ぶ
☑︎朝も夜も時間をかけずにシンプルな調理
☑︎平日はざっくり片付けるのみで、週末に掃除
☑︎とにかく寝ること
☑︎買い置きや作り置きはしない


お話を伺ったのは……
サリュコワ マリアさん

アパレルブランド「ジョンブル」PRと「мой store(モーイストア)」のディレクションを兼任する。小学生の娘とデ ザイナーのご主人とともに、ヴィンテージ家具に囲まれた家で暮らす。

Instagram:@salyukovamaria


photograph:Keiko Ichihara text:Tokiko Nitta  web edit:Riho Abe
リンネル2018年2月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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