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カーサリンネルで暮らす家族と新しい日常 vol.4 家族の姿がよく見える家 カーサリンネルで暮らす家族と新しい日常 vol.4 家族の姿がよく見える家

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リンネルが開発した住宅「カーサリンネル」。設計にインテリアスタイリストの石井佳苗さんとともに携わった、リンネル・西山編集長がカーサリンネルに暮らす家族を訪ね、住み心地や生活の様子を伺います。今回は、アウトドアが大好きな二宮さんファミリーのお宅にお邪魔しました。

目次
カーサリンネルで暮らす家族と新しい日常 vol.4 家族の姿がよく見える家
  1. 家族が集まる、理想通りの間取り
  2. こだわりのアレンジをプラス
  3. どこにいても人の気配を感じられる家

1. 家族が集まる、理想通りの間取り

家族でアウトドアを楽しむ、海も山も近い鎌倉に暮らす二宮さんファミリー。
「リモートワークが増え、家での生活を豊かにしたいと思って家探しを始めました。駅から徒歩で20分ほどですが、秋は紅葉、夏は新緑など、景色の変化が楽しめるので、距離はそれほど遠く感じません」

伸介さん、尚子さん、陽さん(小5)、峻さん(小3)のファミリー。家族でアウトドア好き。引っ越してから愛犬サンを迎え、マリンスポーツという新たな趣味も増えたのだそう。

間取りが気に入って、カーサリンネルに決めたという二宮さん。なんと自分で描いた理想の図面と、ほぼ同じ間取りだったのだそう。

「家は1年以上かけて、毎週のようにいろいろな住宅展示場などをまわりました。そこでアイデアをもらいながら描いた理想の間取りは、階段の位置以外がほぼ一緒。1階に薪ストーブを入れるため、広い土間と一体感のあるリビング、2階にバスルームがあって、子ども部屋以外の個室を作らないという理想を叶えられる家でした。子どもたちが2階でお風呂に入ってそのまま寝るという動線ができ、大人は1階でゆっくり過ごせるのがいいですね。無骨な家が好きな主人も、階段やドアが甘すぎないグレーだから気に入ってくれました」

以前暮らした家では、2階リビングの真ん中に薪ストーブを置いていたことが、間取りを決めるときに大きな参考になったのだとか。

「薪ストーブが好きで、毎日つけていました。でも前の家は1階に暖気が全くいかなくて、とても寒かったんです。また薪を運ぶときに木がポロポロ落ちるので、掃除が大変で。だからこの家では薪ストーブは1階に置くことが必須で、玄関に土間が欲しいなと思っていました。土間はもともとの図面よりスペースを少し広げて、補強のためにタイルを張っています。

カーサリンネルは想像以上に気密性と断熱性が高いので、薪ストーブだけで家中どこにいても暖かいうえに、すぐに温まります。玄関に置いたことでどこからでも火が見えるし、家に入った瞬間に暖かいのはうれしい誤算でした。2階まで暖気が上がるので、寝るときにじんわり暖かく、去年の冬はエアコンを全く使わなくても大丈夫なほど。特に1階はワンルームで仕切りがないので快適です」

2. こだわりのアレンジをプラス

土間を広げたほか、暮らしに合わせてさまざまなアレンジを加えている二宮さん宅。シュークローゼットの奥には有孔ボードを張って、アウトドアグッズをうまく収納しています。

「有孔ボードにすることで収納力がさらに上がりました。パパは釣りと登山、家族でキャンプを楽しんでいます。冬はスキーやスノーボードもするので、シーズンのものだけここに置くように。引っ越してからはサップやシュノーケリングも始めたので、道具が多いんです。でも釣り竿やリュックなど、アウトドアグッズは意外とかけられるものが多いので、すっきり収納ができて満足しています」

また、キッチンの壁は黒板ボードに。お子さんたちの友達が来たときに絵を描いて遊んだり、誕生日や新年など、イベントごとにメッセージや絵を描いて活躍しているそう。

さらにキッチンからリビングの先には、ウッドデッキをプラス。

「木にもこだわって、自分たちで木材屋さんで探して種類を指定しました。気候がいいときには朝ごはんを食べたり、友人たちが来ると庭でバーベキューしたり。夏はタープを張って、子どもたちと愛犬のサンはプールを楽しんでいます」

子ども部屋の天井には登りロープを設置。子どもたちも楽しそう!

3. どこにいても人の気配を感じられる家

オープンキッチンで料理をしながら、家を眺めるのが好きだという尚子さん。

「料理していても子どもたちと話せるし、遊んでいる様子がよく見えるのがいいなと思っています。子どもの友達がよく遊びに来ますが、玄関のベンチや階段に座って絵本を読んでいる子もいれば、2階で遊んでいる子もいて。それぞれが居場所を見つけて遊んでいて、そういうスペースがある家なんだと気付かされました。大人数の来客があっても対応ができ、人が集まる場所になっています」

踊り場には新婚当時から愛用しているヴィンテージの机を置いて、尚子さんの作業スペースに。

引っ越しを機に、趣味で作っていたドライフラワーを仕事にしはじめた尚子さん。

「tekutekuという屋号で、マルシェに出したりしています。ドライにするために家に吊っているのが、インテリアの一部になっています。庭で、ユーカリやネイティブフラワーといわれるプロテアなどを育てるのも楽しい。今は自転車置き場にしているスペースを作業場所にして、いつか花屋をできたらなと思っています」

愛犬サンも走り回れる、広いリビング。
ドアなどに使われているグレーが気に入って、サンのケージにも似た色を塗ったそう。「手持ちの家具とも相性がいい、グレーがお気に入りです」

カーサリンネルに暮らして、一番幸せなのは玄関を入ってすぐに家族の顔が見えることだという伸介さん。尚子さんは、いってらっしゃいからおかえりまで、手が離せないときでも玄関まで見通せるところが気に入っているそう。

「リビングにプロジェクターを置いているのですが、映画を流していると、ソファだけでなく階段やハンモックに座って観ていたり。風通しがいいので、子ども部屋もあるのに気がつくとみんなリビングに集まっています。家のどこにいても家族の気配を感じられるし、回遊ができるほど広々としているので、子どもたちも犬も雨の日にも走り回れたり、とても楽しそうですね。

将来的には子ども部屋を区切ってそれぞれの部屋にする予定。子どもたちが巣立って生活スタイルが変わった後も、壁を加えたり、手を入れやすいところもいいなと思います。本当に素敵な家を作ってくださって、ありがとうございますと言いたいですね」



二宮さん宅を訪ねて

キッチンからリビング、ウッドデッキまでの動線がうまくできていて、よく人が集まるというのも納得の居心地のよさ。2階でお子さんたちが就寝した後に、大人は1階でゆっくり過ごせる、そんな家族のほどよい距離感を実現してくれています。(西山編集長)


[お問い合わせ先]
カーサプロジェクト TOKYO OFFICE
tel:03-5786-9340
カーサリンネル公式ホームページ


photograph : Miho Kakuta text & edit : Mayumi Akagi
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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