毎日使うものだからこそ省けるアクションがないか見直してみると、ぐっと暮らしがラクに。今回はマキさんにそのテクニックを伺いました。
使うものを把握しやすい配置に
しょうゆ、みりん、甘酢などのよく使う調味料は開閉しやすいびんに詰め替え、すぐ手に取れるドアポケットへ。
冷蔵庫の中は開けた瞬間に「今日作るべきもの」が把握できるよう工夫。「たとえば夕食の材料が鶏肉なら、前日夜に冷凍庫から冷蔵庫に移動し、その日使う他の食材の近くへ入れておきます」
使用頻度の高いラップは
出したままに
ラップはしまい込まず、マグネットで調理台の横に貼りつけ。「ラップとアルミホイルはワンセットで考える人が多いけど、わが家では使う場所に合わせて別々に配置しています」
“みそ汁用”のだしと鍋はセットで収納
みそ汁を作るための片手鍋は、だしパックとセットにしてシンク下へ収納。「鍋にパックを入れたら、そのまま立ってシンクで水を注げる配置にし、むだな動線を省いています」
掃除用のスプレーは
コンロのすぐ上へ
コンロまわりの掃除に使ってい るのは「パストリーゼ」のアルコールスプレー。「コンロ前に立ったときに手を伸ばせば届くよう、レンジフードの出っ張り部分に置いています」
出したままでもOKな
デザインのものを選ぶ
消毒用のアルコールスプレーと宅配便用の印鑑、時計は玄関ドアに集約。「玄関に時計があると、バスや電車の発着に合わせて出かける時間を確認できて便利です」
アルミホイルはオーブンレンジで使うことが多いため、そのすぐ下へ。「キッチン収納にはしまわず出しっぱなしにしているので、見た目が気にならないデザインのものをセリアで買っています」
photograph:Keiko Ichihara text:Hanae Kudo web edit:Liniere.jp
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マキシンプルライフ研究家・時産アドバイザー
夫と二人の娘と暮らすワーキングマザー。SNSやブログ、YouTube「エコナセイカツ」を通じて心地よく生きるための家事のコツを発信。より良い暮らしについて考える「心地いい暮らし研究会」メンバー。近著に『これからの人生を豊かにする 時産』(文藝春秋)。著書は14冊、累計発行部数29万部。
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