LIFESTYLE
:【マンションリノベ:ロフトベッド製作秘話】まるで秘密基地のような収納力抜群のスペースが完成!〈圷みほさんのリノベレポ〉
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:ベテランキャンパーで、『リンネル.jp』でのキャンプ連載が大人気のacutti店主・圷みほさん。収納を増やし、部屋を広く使うために、新しくロフトベッドを作りたいと思っていたそう。今回は、主にキャンプ用品をたっぷり収納できるロフトベッドの仕組みやこだわりポイントをご紹介します!
acutti店主・圷みほさん profile
キャンプ用品をたっぷり収納できる
ロフトベッドを目指して
「この家に引っ越してきたときから、いつかこういうロフトベッドを作りたいなという構想がありました。娘が大きくなってきたこと、キャンプ用品も増えてきたことで、新たな収納と寝るスペースがほしいなと思ったタイミング。友達から大工さんを紹介してもらい、今回のリノベーションをお願いすることになりました。大工さんは、わが家の要望を反映させながら、たくさん工夫してくれたり、新しいアイデアを出してくれて、想像以上の仕上がりになりました」(圷さん)
ダイニングの一画に作ったロフトベッドの仕組みは、下が収納スペース、階段を上がるとクイーンサイズのベッドになっている構造。収納スペースには、キャスター付きの大きなボックスが2つ収まっています。
ボックスを引き出して使います
そして、ベッド下の収納を引き出すと、秘密基地のようなスペースが出現。壁一面に棚がつけられているので、収納として活躍中。このなかに入って、おうちキャンプも楽しめます。
「テントのような空間になっていて、子どもたちがこのなかで遊んだり、おやつを食べたりして楽しんでもらいたいな。大人も座ってくつろぐことができますよ」
製作期間は約2週間だそう。それではさっそく、今回のロフトベッドの仕組みやこだわりポイントを圷さんに教えてもらいました。
骨組みから大工さんに作ってもらい
ダイニング一画のスペースをロフトベッドに活用
製作中の様子1。骨組みが完成(2日目)
製作中の様子2。いよいよ完成に近づいてきました(8日目)
製作中の様子3。内側の棚を作っているところ
こだわりポイント❶
引き出しやすく、ものが取り出しやすい収納ボックス
キャスターは四隅と真ん中で、計5つ付いています
収納のメインは、この大きな収納ボックス。2つ同じものが並んで収まっています。楽に引き出せるキャスター付き。動かしやすいので、掃除するときも便利。
キャンプ用品や生活用品、備蓄品をたっぷり収納
左がキャンプ用品、右が生活用品、備蓄品、季節ものが収納されています
左側のボックスには、主にキャンプ用品を収納。テント、クーラーボックス、キッチン道具を入れたコンテナボックス、イス、ブランケットなどがきれいに収まっています。手前の取り出しやすい位置に、キャンプで必ず使うものを収納するように。
そして、右側のボックスには、生活用品、備蓄品、季節ものが入っています。普段の生活動線に近く、引き出しやすい手前側には、よく使うティッシュ箱やウェットティッシュ、ペットボトルのお水などを収納。ボックス下や奥の方には、季節ものの洋服やお布団を収納。使いやすさを重視した配置に。
耐荷重約100kgでも、かんたんに引き出せる!
キャンプ用品やペットボトルの水など、ボックスの中には重いものも収納していますが、圷さんや子どもの力でも簡単に引き出すことができます。毎日使うことを考えた設計。
ものが取り出しやすい
収納でいちばん大切にしたいポイントは取り出しやすさ。側面の手前側が浅めになっているので、ものが出し入れしやすいところが便利!
「キャンプ用品は重いものもあるので、毎回高く持ち上げなくても楽に収納できます。どこに何が入っているのか、わかりやすいです」
こだわりポイント❷
マットレスを埋め込んだベッドスペース
階段を上がると、スペース全体がベッドになっています。ここには、クイーンサイズのマットレスが埋め込まれています。木枠の小物置きも素敵!
「夜ここで寝たり、休みの日はごろごろリラックスしたり、家族みんながお気に入りの空間です」
階段からベッドスペースに上がったところ
「マットレス、マットレスパッド、敷布団が埋め込まれているので、結構な厚みがあります。マットレスと床がフラットになっています。また、収納のサイズと、寝転んだときの天井までの高さもじっくり話し合いながら、設計してもらいました」
こだわりポイント❸
照明類や小物などがたっぷり収納できる棚
ベッド下の収納を引き出すと秘密基地のような空間が広がっています。
収納としての役割だけではなく、キャンプで使っていないときや、真夏などキャンプに行かないシーズンも、キャンプ用品を眺めて楽しめます。
キャンプで使う照明類もひとつずつディスプレイ。
キャンプで訪れた土地のお酒をストックしていく予定。
「今までは、ものを見せるような収納スペースを設けることが難しかったのですが、今回のロフトベッドでそれが叶いました。道具への愛着も、より一層深まります」
棚板は可動式なので、高さ調節OK!
奥の収納棚は、3段になるように仕切っていますが、入れるものに合わせて高さ調節も可能です。クーラーバッグや水筒など、ぴったり収まりました。
「棚の奥にロフトベッドの柱があるのですが、大工さんが柱に合わせて棚板をカットし、少しでも収納スペースを増やすために有効活用してくれました。おかげでデッドスペースなく、たっぷり収納できます」
こだわりポイント❹
収納ができる階段
ベッドにつながる階段にもこだわりポイントが多数。3段の階段を収納として、有効活用しています。
「階段は、ナンガの寝袋がすっぽり入る高さにしました。そうするとやや高さが出てしまうので、降りるときに怖くないように奥行きを少し長くしたりと大工さんが調整してくれました。ほかの段にも、愛用しているWAQの特大サイズの寝袋やローベンスのテントがぴったり収まりました」
ものも取り出しやすく、サイドのロゴもよく見えて、飾るように収納できるのも素敵。
階段下には、本や花器、植物などを飾れる棚も発見。
こだわりポイント❺
キッチンや天井の雰囲気に合う素材を採用
ロフトベッドの壁は、ナチュラルな薄いグレーの色が特徴です。フレキシブルボードという素材だそう。
「わが家のキッチンや天井の色に合わせて、大工さんが提案してくれました。大きいものですが、おうちにもなじんでいて、お気に入りポイントのひとつです」
圷家のキッチン
「今はキャンプが大好きなので、キャンプ用品を収納することが多いのですが、ライフスタイルに合わせて、収納するものを変化させてもいいなと思って作りました。サイズ感も使い心地もわが家にぴったり。大満足です!」
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edit & text:Riho Abe
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