【BTSメンバーが集合した韓国ライブレポート!】 「j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL」に行ってきました! 【BTSメンバーが集合した韓国ライブレポート!】 「j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’ FINAL」に行ってきました!
この日だけの特別な演出に涙
アンコールの時間はARMY TIME。スローガンや絵を描いた手作りのボードや世界各国の国旗などを手に掲げた客席の様子がビジョンに映し出されます。自然とアミボムウェーブやBTSコールが起こりました。
VCRが終わるとすぐに、赤いTシャツ姿のJ-HOPEさんが登場。「今日は特別な日」という言葉とともに流れてきたのは、BTSを代表する名曲「Spring Day」のイントロ。紫の光に包まれながら最初のバースを歌うと、メンバーのJINさんが登場。二人で歌い上げた後の、「WE ARE BACK!」という言葉に涙。先に兵役を終え、メンバーの不在を支えてきた二人のステージに、ようやくみんなが揃うんだと実感しました。
メンバー7人中、3人がステージに!
JINさんが美しい声でソロ曲「Don't Say You Love Me」を歌うと、続いて歌ったのはJINさん、J-HOPEさん、JUNG KOOKさん3人によるユニット曲「Jamais Vu」。このステージで初めて歌われたというのが、最大のサプライズでした。
そして、このツアーを通してとても素敵な演出だと感じていた「= (Equal Sign)」。「人の上に人はいない、人の下に人がいない」という歌詞の通り、ステージの下に降り、さまざまな性別、年齢、ルーツを持つファンと目を合わせ、手を取りながら歌うのが恒例でしたが、この日はその相手がメンバーの二人だったことが胸熱でした。
続く「Future」では「みなさんの未来を応援します」と語り、最後は練習生時代の映像を背景に、ルーツであるダンスチームNEURONについて歌った「NEURON」で締めくくります。たくさんのダンサーは、キューブに名前を投影しながら紹介するなど、J-HOPEさんのツアーを支えるスタッフ一人ひとりに対する敬意が感じられ、その人柄を思うと温かな気持ちになりました。
実はこの日の朝、喉が腫れて調子が悪かったというJ-HOPEさん。そんな体調の悪さを感じさせない完璧なパフォーマンスはさすがでした。雨が降るなか、複雑に動くキューブの上を足もとを見ずに踊りながら移動するためには、どれだけの練習を積んだのか……怪我なくツアーを無事終えることの大変さをコメントからも感じました。
「ホビ(J-HOPEさん)は誰も置いていかない」と、ARMY仲間に言われたことを実感する約2時間50分。3階の遠くの席にもしっかり思いが伝わってきました。J-HOPEさんが作る楽曲は公演を想定していることがよくわかったと同時に、ダンスと歌、ラップのスキルの高さも改めて感じました。こんな素晴らしいステージを見せてくれて、感謝しかありません。
初めて海外公演に参加して
韓国で初めて参加したライブ。野外ということもあり、日が暮れていくなかで光るアミボムの美しさや歓声の響きが、とても新鮮に感じられました。印象的だったのは、「見て、夕陽がきれいだよ」と隣のARMYに言われて見た景色。アミボムのピンクの光と相まって、とても美しかったです。
私の前にいた日本の方は、家族5人全員ARMYでそれぞれチケッティングに挑戦したものの、自分しか取ることができなかったと話していました。来ることが叶わなかった人の分までしっかり見て、応援して、楽しんでいきたいという熱量が、スタジアム中にあふれていた気がします。
個人的にはもっと韓国語を勉強して、歌詞にこめられた意味を理解しながら歌を聴いたり、コメントに対してすぐにリアクションできるようにしたいと、次への課題もできました。もしこれからライブに参加する人には、ポケット型Wi-Fiと高性能の双眼鏡を強くおすすめしたいと思います。
J-HOPEさんの次の舞台は、7月14日(日本時間)にドイツで開催される「Lollapalooza Berlin」。BTSとしてはもちろん、これからのソロの活動も楽しみです。
こちらもチェック!
photograph & text:Mayumi Akagi
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Related Article おすすめ記事
-
【人生を救ってくれる「女子マンガ」9選】30~40代に読んでほしいおすすめをピックアップ! 【人生を救ってくれる「女子マンガ」9選】30~40代に読んでほしいおすすめをピックアップ!
-
「自炊がしんどいと感じる人へ贈るマンガ」マンガ家・オカヤイヅミさんが描く自由な大人の食エッセイ 「自炊がしんどいと感じる人へ贈るマンガ」マンガ家・オカヤイヅミさんが描く自由な大人の食エッセイ
-
俳優・安藤玉恵さん「目に入る色や匂い、身体の記憶だと思います」/はじめての著書『とんかつ屋のたまちゃん』 俳優・安藤玉恵さん「目に入る色や匂い、身体の記憶だと思います」/はじめての著書『とんかつ屋のたまちゃん』
-
松本穂香さん、三谷幸喜作品に初挑戦!
「自分を許して、柔軟に。大人は、もっと自由でいいのかもしれません」 松本穂香さん、三谷幸喜作品に初挑戦!
「自分を許して、柔軟に。大人は、もっと自由でいいのかもしれません」 -
浜島直子さん新刊インタビュー! 読むほどに心が整う、喜怒哀楽36篇のエッセイ集『キドアイラク譚』発売 浜島直子さん新刊インタビュー! 読むほどに心が整う、喜怒哀楽36篇のエッセイ集『キドアイラク譚』発売
-
【長崎県 雲仙旅 おすすめスポット6選】 俳優・小関裕太さんと行く、癒やしの五感旅 【長崎県 雲仙旅 おすすめスポット6選】 俳優・小関裕太さんと行く、癒やしの五感旅
-
【奈緒さんと台湾の九份へ】 まるで映画の世界! タイムスリップしたような気分になるレトロな街歩き 【奈緒さんと台湾の九份へ】 まるで映画の世界! タイムスリップしたような気分になるレトロな街歩き
-
【女子旅 台湾】 台北の夜市や朝ごはんを俳優・伊藤修子さんとゆるっと巡る:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第5話 【女子旅 台湾】 台北の夜市や朝ごはんを俳優・伊藤修子さんとゆるっと巡る:エッセイスト柳沢小実さんの台湾旅行記 第5話
-
【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第7話】バンコクで音楽や映画、カルチャーを楽しむ 【エッセイスト柳沢小実さんのタイ旅行記 第7話】バンコクで音楽や映画、カルチャーを楽しむ
Latest News
LIFESTYLE
-
【内田彩仍さん連載:明日もいい日になりますように】 「第29回 福岡県中間市 心満たされる素敵なお店『chabbit チャビット』」 【内田彩仍さん連載:明日もいい日になりますように】 「第29回 福岡県中間市 心満たされる素敵なお店『chabbit チャビット』」
-
書道家に教わる、今日から「美文字」になれる姿勢やペンの持ち方など、書き方のコツ 書道家に教わる、今日から「美文字」になれる姿勢やペンの持ち方など、書き方のコツ
-
世界中のキッチンで愛される「ル・クルーゼ」が創業100周年! 記念カラー「フラムドレ」の新発売も 世界中のキッチンで愛される「ル・クルーゼ」が創業100周年! 記念カラー「フラムドレ」の新発売も
リンネル最新号&付録
2025年8月号
心地よいおしゃれを、いつも。
- 付録
- ネストローブ
保冷ポケット付き大判トート
特別価格:1,480円(税込) / 表紙:満島ひかり /
2025年6月20日(金)発売 ※一部の地域では発売日が異なります