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宮﨑あおいさん「たくさんのご縁がつながって、今の自分はここにいる」【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.7】 宮﨑あおいさん「たくさんのご縁がつながって、今の自分はここにいる」【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.7】

リンネル編集部
【リンネル創刊15周年リレーインタビュー vol.7】は、俳優・宮﨑あおいさんが登場!

リンネルの15周年を記念し、ゆかりのあるみなさまへのインタビュー第七弾!
今回はリンネルの創刊当初から、変わらない透明感で私たちを魅了してきた宮﨑あおいさん。
節目の年齢を迎える今、“これまで”と“これから”の暮らしについて語ってくれました。

目次
  1. “手を動かすこと”はずっと変わらずに大好き。
    これからも形を変えながら、続けていきたいです
  2. たくさんのご縁がつながって、今の自分はここにいる。
    「ありがとう」が増えていくことに、幸せを感じています
  3. Liniere × Aoi Miyazaki’s History
  4. リンネルへメッセージ

今回お話を伺ったのは…
宮﨑あおいさん PROFILE

  • みやざき・あおい/1985年、東京都生まれ。2001年公開の映画『EUREKA』で多くの新人賞を受賞。2008年には22歳で大河ドラマ『篤姫』の主演に抜擢される。映画『秒速5センチメートル』が10月10日公開予定。10月からはドラマ「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)に出演。

    俳優・宮﨑あおいさん。

    • 宮﨑あおいさん

“手を動かすこと”はずっと変わらず大好き。
これからも形を変えながら、続けていきたいです

俳優・宮﨑あおいさん。

人見知りがなくなって
自然体で会話を楽しむように

 初めてリンネルの表紙に出ていただいたのは2012年です。この頃も今も、宮﨑さんの穏やかな空気感と透明感は変わらないですね。

 

懐かしい! この頃はまだ顔立ちが幼いですね。ちょうど昨日、マネージャーさんと「あの頃は、毎日現場に行っていましたね」と話していました。

もちろん、今もお仕事が好きなことに変わりはないけれど、当時は生活の中心がお仕事だったので。

そのときと比べると、仕事とプライベートのバランスは変わりましたが、好きな気持ちを継続できているのは幸せなことだと思います。

 

 今は作品に参加できる時間が限られているかと思いますが、作品との向き合い方は変わりましたか?

 

作品の一部になれることの幸せと責任感が増したと思います。

たとえば先日『秒速5センチメートル』の試写を観たときに、幸福感と同時に「自分でよかったのかな?」という気持ちが湧いてきて。

みんなで作品を作ることが大好きだからこそ、「きちんと自分は役に立っているのかな」と感じるようになったのだと思います。

今年で40歳になって、これからの自分の人生や、ひとつひとつの作品について考える時間が増えたことも、その理由かもしれません。

 

「“手を動かすこと”はずっと変わらず大好き。これからも形を変えながら、続けていきたいです」と語る宮﨑あおいさん。【リンネル11月号】
ストライプワンピース¥272,800/ケイシーケイシー、デニムジャケット¥154,000/forme(ともにランデヴー オー グローブ)、ピアス¥61,600、ネックレス¥48,400、ヴィンテージリング¥30,800/すべてソウス・オブジェクツ(ソウス・オブジェクツ)、その他/スタイリスト私物

 今までの誌面の中でも印象的なのが、刺しゅう作家のatsumiさんとの対談です。刺しゅうは今も続けていらっしゃいますか?

 

はい! 相変わらず、手を動かすことがが大好きで、お仕事の待ち時間には以前と同じようにちくちく刺しています。

昨日もちょうど、atsumiさんの図案を刺していたところです(笑)。

お仕事でエプロンを使う予定があるので、そこにワンポイントで刺しゅうが入っていたらかわいいよね、とスタイリストさんと相談して。

 

最近は、洋服のほつれや穴を直したり、汚れたところを刺しゅうでカバーする「ダーニング刺しゅう」も始めました。

汚れてしまったTシャツも、刺しゅうをすればまた新鮮な気持ちで着られるのがうれしいです。

金継ぎもしているので、ものに手を加えて、また使えるようにすることが好きなんでしょうね。

 

― 刺しゅうを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

 

始めたのは10年以上前で、ちょうどリンネルに初めて出た頃ですね。

もともと絵を描くのが好きで、自分の絵が立体になったらおもしろいだろうなと思って始めました。

その前は編み物が好きでしたから、形を変えながら、ずっとものづくりは続けています。

 

刺しゅうを始めた頃はとても人見知りで、現場でもなかなか共演者の方と話せなかったんです。

人の目を見て話すのが恥ずかしくて……。でも刺しゅうをきっかけに、話が弾むことがあって、とても助けられました。

私も刺しながらだと、面と向かうよりも話しやすくて。

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