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:フードディレクターの堀出美沙さんのポジティブになれるルーティン
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この時期は、今までの自分に向き合い、次のステージに向かう絶好のチャンス。今回は2021年に新居を構えたフードディレクターの堀出美沙さんに、理想に近づくためのヒントを伺いました。
フードディレクターの堀出美沙さんのポジティブになれるルーティン
一日の始まりに清々しい
気持ちでキッチンに立つ

朝、前夜の食器がそのまま残ったキッチンに立つより、すっきりときれいになったキッチンに立つほうが気持ちよく一日をスタートできます。「食器は必ずその日のうちに食洗機へ。カウンターに猫背で立ちたくないので、通常の住宅の高さより5cmほど高く造ってもらったのもこだわりです」
自分で育てたものを活用する

敷地内にある畑で、いろいろな種類の野菜を育てている堀出さん。「自分で使うものを自分で育てることで心が満たされます。なかでも、とうがらしは気づけばたくさん収穫できていたので、パスタに入れたりシロップ漬けにしたり。家でもショップでも使っています」
常に10年後の自分を想像する

堀出さんは、今後やりたいことを常に考えることで、本当の自分と向き合うクセがついたそうです。「今、何をすべきかが明確になるので、心にも余裕ができます。4年前にオープンしたお店も、今の新居も、ずっと思い描いてきたことでした」
どんなときもよい方向に物事を考える

新居を構えるに当たり、実際は大変なこともたくさんあったそう。「落ち込んだときこそ笑うように心がけています。家族と楽しい時間を過ごし、相手の考えを尊重できる余裕を持つことが大切。なるべくよい方向に捉える努力をすることで、やさしさや謙虚さも持てるようになると信じています」
子どもと心地よい向き合い方をする

子どもたちには、家族とのコミュニケーションを大切にしてほしいと話す堀出さん。「子どもたちは個室がほしいと言ったのですが、結局、ドアをつけずに壁だけでゆるく仕切ってほどよいプライベート感を持たせることに。お互いに心地よくいられます」
窓の外を見る

自宅にいても上手に息抜きや気分転換をしたいから、新居では窓の位置や大きさにこだわったのだそう。「東側の窓からは四季折々の変化を見せてくれる山が眺められ、イスに座るとさらに絶妙な画角に。少しの時間でもリラックスできて、自分らしくいられます」
お話を伺ったのは……堀出美沙さん
アートディレクターの夫とともにフードディレクション、ケータリングなどの企画運営を行う。2018年に食とイベントスペース
「HOLIZONTAL」をオープン。2021年に隣家を譲り受け、新居を竣工。
photograph:Kiyono Hattori text:Tokiko Nitta web edit:Masako Serizawa
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2022年2月号より
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