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【京丹後の里山サウナ】フィンランドコテージ気分の古民家でととのう!-ノーラのフィンランド旅気分 Vol.8 【京丹後の里山サウナ】フィンランドコテージ気分の古民家でととのう!-ノーラのフィンランド旅気分 Vol.8

ノーラのフィンランド旅気分
連載 #ノーラのフィンランド旅気分

フィンランドと日本をつなぐコネクターとして活動しているノーラ・シロラさんが、日本でフィンランド気分を体験できるようなスポットやライフスタイルを提案する連載。前回に続いて、フィンランドと共通点の感じる京丹後のおすすめサウナスポットをレポートします。

目次
【京丹後の里山サウナ】フィンランドコテージ気分の古民家でととのう!-ノーラのフィンランド旅気分 Vol.8
  1. フィンランド旅気分のアイデアを教えてくれたのは…ノーラ・シロラ(Noora Sirola)さん
  2. 里山の風景の中にあるアウトドアサウナ
  3. フィンランドのコテージライフの日本版

フィンランド旅気分のアイデアを教えてくれたのは…ノーラ・シロラ(Noora Sirola)さん

ノーラ・シロラ(Noora Sirola)さん
ノーラ・シロラ(Noora Sirola)さん
サウナの聖地、フィンランドタンペレ市出身。 タンペレ大学大学院卒業後、2019年から駐日フィンランド大使館商務部兼フィンランド政府観光局で勤務。2022年からは北欧旅行フィンツアーが東京表参道で展開する北欧カフェ&ショップ「Hyvää Matkaa!(ヒュバ・マトカ)」のプロジェクトマネージャーを務めながら、フィンランドと日本を繋ぐコネクターとして活動。京丹後市の温浴施設「ぬかとゆげ」のサウナプロデューサーや、日本モルック協会公認「モルックアンバサダー」としても活躍。2020年10月には「世界ふしぎ発見!」にミステリーハンターとして出演。
Instagram:@noorasiro

里山の風景の中にあるアウトドアサウナ

Moi(モイ)!

涼しい日々が続いて、サウナに一番気持ちよい季節。前回は京丹後にある、日本とフィンランドの温浴文化を融合した「ぬかとゆげ」をご紹介しましたが、実は京丹後にもう一つ、とても魅力的なサウナがあるのです!

ぬかとゆげから車で 20 分くらい、田んぼの絶景を眺めながら移動。見えてくるのは昔ながらの古民家たち、穏やかなに流れている川、きれいな山と森の風景……。

到着しました 、「蒸 -五箇サウナ-」へ!

こちらは、元々古民家だった建物に新しい命が吹き込まれ、フィンランド式サウナに変身しました。地域の人々が気軽に集まれる、いろんな方と交流できるとても居心地のよいところ。昔のフィンランドの公衆サウナ文化が頭に浮かびます。

ノーラのフィンランド旅気分
蒸の入り口。スタッフが常にあちこちを整えている姿がとても頼もしい。

京丹後の美しい自然と多くの古民家に囲まれて、サウナを楽しみながら昔の日本の雰囲気を感じて、癒やされます。スタッフが常に楽しそうに施設に手を入れて改善していて、DIY 精神いっぱいの嬉しい手作り感を感じます。スタッフのみなさんが好きなことをやっているのだと実感。

ノーラのフィンランド旅気分
薪の音と木の香り、シンプルなデザインの余計なものが何もない居心地のよいサウナ。

サウナ自体は嬉しい薪ストーブ付き、柔らかいロウリュでゆっくり温まります。温度は少し低め、湿度高め、私的には理想的。薪のパチパチする音、じゅわ~っと気持ちよいロウリュを十分楽しんだら、ここの特徴の一つである、天然の川でのクールダウンタイム。

ノーラのフィンランド旅気分
川で遊びながらクールダウン。

本物の川はやはり特別。季節によって水温がだいぶ変わり、周りも新緑や紅葉から真っ白な雪景色まで楽しむことができ、全シーズンを体験してみたくなります。

フィンランドのコテージライフの日本版

手つかずの大自然、美味しい空気、木の優しい香り、流れている水の音、ほっとする手作り感、仲間と過ごす瞬間そのものを楽しむ。なぜかフィンランドのコテージライフを思い出します。目をつぶったらフィンランドにいるかのような気分になるのは私だけ? 日本でフィンランドみたいにコテージで過ごす習慣があったとしたら、きっとこういう感じでしょう。

心も体もリラックスしたら、そろそろお腹が空いてくる気分。蒸のもう一つの魅力が食事の時間です。滅多に楽しむ機会のない、囲炉裏でのお食事! サウナの合間に焚き火を見ながら寝転ぶのももちろん気持ちよいのですが、囲炉裏で作って食べる地元の美味しい海鮮とお野菜は、もう言葉でうまく表せないほどの美味しさ。

フィンランドのサウナも、バーベキューやソーセージが欠かせないのですが、サウナ上がりに囲炉裏で食べられるってやっぱりすごい。

ノーラのフィンランド旅気分
蒸の醍醐味:サウナ上がりに囲炉裏を囲んでみんなで楽しく美味しくお食事。

時間の流れを完全に忘れてしまい、あっという間に外が暗くなります。サウナ・自然・美味しいご飯、やはり最強の組み合わせ。次の季節に体験できる蒸も、もう今から楽しみです。

ちなみに、こちら丹後半島は車がないと少々移動しにくいのですが、ぬかとゆげのとなりにあるKISSUIENホテル付きの蒸プランにご予約すれば送迎も可能です。京丹後の姉妹サウナのぬかとゆげも蒸も、ぜひあわせてお楽しみください。

ノーラのフィンランド旅気分
真冬の蒸、魔法がかかったかのようなウインターワンダーランド。

【蒸-五箇サウナ-の公式HP】 はこちら!


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画像提供協力:蒸 -五箇サウナ- text:Noora Sirola

連載 #ノーラのフィンランド旅気分

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