ストリートアートの先駆者ともいえる、1980年代に活躍したアメリカのアーティスト、キース・ヘリング。森アーツセンターギャラリーで開催中の『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』でスペシャルサポーター、音声ガイドを務めたのは、俳優の磯村勇斗さん。かねてよりヘリングのファンだという磯村さんに、その魅力を伺いました。
ヘリングとの出会いは大学生の頃
子どもの頃からよく、家族と美術館に出かけていたという磯村さん。
「父や兄が絵を描いたり、ものを作ったりするのが好きだったので、その影響もあると思います。小さな頃から美術館に行くことが特別感のあることではなく、どこかに出かけても旅先にある美術館に行ってみたり、アートと触れ合う機会はとても多かったと思います」
そんな磯村さんとヘリングとの出会いは、大学生の頃。専攻していた美術の授業でアメリカンポップカルチャーを学び、ヘリングを知ったのだとか。
「ポップカルチャーといえばアンディ・ウォーホルも好き。そこからヘリングに繋がりました。この二人は実はすごく歳が離れているけど、ものすごく仲がよかったと知り、自分の好みがわかった気がしました。
ヘリングの作品は色使いもカラフルで、こんなアーティストがいるんだ!とひと目惚れしました。カラフルな色使い、たくさんの人が描かれていて、これはどういう意味なんだろうと、見ている側の想像力が豊かになるような楽しさがあります。解釈は自由だし、ずっと見ていられるなと思いました」
Related Article おすすめ記事
-
江國香織さん「感傷的にならないで“ただあるもの”として受け止めていたらいいなって」/新刊インタビュー 江國香織さん「感傷的にならないで“ただあるもの”として受け止めていたらいいなって」/新刊インタビュー
-
村川絵梨さん「今がいちばん楽しい」/ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』インタビュー 村川絵梨さん「今がいちばん楽しい」/ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』インタビュー
-
“捨て活”で人生が好転した40代ひとり暮らし女性、apartment301さん書籍インタビュー “捨て活”で人生が好転した40代ひとり暮らし女性、apartment301さん書籍インタビュー
-
杏さん×呉美保監督「ママ友として共感したり、刺激をもらったりしてます」/映画『私たちの声』対談 後編 杏さん×呉美保監督「ママ友として共感したり、刺激をもらったりしてます」/映画『私たちの声』対談 後編
-
堀田真由さん「津軽塗と出会って毎日が豊かになった」/映画『バカ塗りの娘』インタビュー 堀田真由さん「津軽塗と出会って毎日が豊かになった」/映画『バカ塗りの娘』インタビュー
-
杏さん×呉美保監督「毎日の“名もなき家事”と向き合うことが大切です」/映画『私たちの声』対談 前編 杏さん×呉美保監督「毎日の“名もなき家事”と向き合うことが大切です」/映画『私たちの声』対談 前編
-
居心地の悪い感情を「なかったこと」にしなくてもいい。 温 又柔さん書籍インタビュー 居心地の悪い感情を「なかったこと」にしなくてもいい。 温 又柔さん書籍インタビュー
-
パンクな精神が原動力 【hal 後藤由紀子さんの「雑貨と私」の話 vol.1】 パンクな精神が原動力 【hal 後藤由紀子さんの「雑貨と私」の話 vol.1】
-
アルマ・ポウスティさん「辛い現実のなかでも、愛することを忘れないで」/アキ・カウリスマキ監督映画『枯れ葉』インタビュー アルマ・ポウスティさん「辛い現実のなかでも、愛することを忘れないで」/アキ・カウリスマキ監督映画『枯れ葉』インタビュー
Latest News
CULTURE
-
【モネ 睡蓮のとき 開催中!】 展覧会アンバサダーの石田ゆり子さんが語る、モネの魅力 【モネ 睡蓮のとき 開催中!】 展覧会アンバサダーの石田ゆり子さんが語る、モネの魅力
-
今日はがんばったからあそこに行こう! 麻生要一郎さん新刊『僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22』発売 今日はがんばったからあそこに行こう! 麻生要一郎さん新刊『僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22』発売
-
【表紙解禁】 11月13日(水)発売! 書籍「マムアンとララちゃん」心にそっと寄り添ってくれる一冊が完成 【表紙解禁】 11月13日(水)発売! 書籍「マムアンとララちゃん」心にそっと寄り添ってくれる一冊が完成
リンネル最新号&付録
2025年1月号
暮らしの道具大賞2024
- 付録
- marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ
特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります