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【女子旅 石川県】 金沢・国立工芸館で、花の工芸品を楽しむお花見を。「移転開館5周年記念 花と暮らす展」開催中 【女子旅 石川県】 金沢・国立工芸館で、花の工芸品を楽しむお花見を。「移転開館5周年記念 花と暮らす展」開催中

花を想って作る、デザインの多様性

芹沢銈介の《紬地型絵染華字文のれん》1960年 国立工芸館蔵

第2章に並ぶのは、花の姿を具体的にデザインしたものではなく、花を思い起こさせる作品。「華」という一文字を意匠化した芹沢銈介の作品のほか、花のデザインの多様性に注目します。

高坂雄水《銀線飾壺》1962年 国立工芸館蔵 撮影:森善之 ©2020
佐々木英《蒔絵彩切貝乾漆盤 水ぬるむ》1984年 国立工芸館蔵
長野垤志《鳥飾花瓶》1951年頃 国立工芸館蔵

3月の季語である「水ぬるむ」とつけられた蒔絵の盤など、暖かくなり花が咲いていく様子をタイトルから想像するような作品や、鳥が飾られた花瓶や女性が舞い踊る様子を表現した人形なども見ることができます。


花をテーマに暮らしを楽しむ

右は富本憲吉《色絵花字紅茶碗セット》1958-59年頃 国立工芸館蔵

最後の章は、日常で使われる器や花を活けるための花器など、花を暮らしに取り入れるための作品を紹介。

花かごやティーカップ、電気スタンド、絵はがきまで。もしこの作品が家にあったら、どうやって使おうかなと想像しながら楽しむことができます。

竹を束ねて編み、さらにねじりを加えた美しい花かご。藤沼昇 ≪束編花籃 気≫1992年 国立工芸館蔵 撮影:アローアートワークス ©2006
杉浦非水のリトグラフ印刷された絵はがき。左上から、《絵はがき アネモネ》、《絵はがき 罌子粟(おうしぞく)》、《絵はがき 木瓜(ぼけ)》、《絵はがき チウリツプ》、《絵はがき たんぽ》1915-16年頃 国立工芸館蔵
ルーシー・リー 《スパイラル文花瓶》1980年頃 国立工芸館蔵
モーリス・ドニ《花束を飾った食卓(マルト・ドニと二人の娘ベルナデット、アンヌ=マリー)》1904年 国立西洋美術館蔵 ドミニク・モーリス・ドニ氏より寄贈

また特別に、国立西洋美術館からの作品2点も公開。モーリス・ドニは、花をモチーフにした作品をたくさん描いたフランスの画家。花のある暮らしを描いた作品は、工芸品と一緒に見ると、一層素敵に見えます。

次のページグラフィックデザイナー杉浦非水の旧蔵本も

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