CULTURE
:清水みさとさん初のサウナ本発売! 「軽やかに読める、熱量たっぷりのコミックエッセイができました」
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連載「清水みさとの食いしんぼう寄り道サウナ」でもおなじみのサウナ好きの清水みさとさんが、待望の著書『ご自愛サウナライフ』(KADOKAWA)をついに上梓。
サウナとの出合いから、サウナの入り方、サウナ旅まで、サウナの魅力がかわいい漫画で描かれた、サウナ愛の詰まった一冊です。そんな清水さんに、初めての本にこめた思いについてたっぷり伺いました。
サウナに入りながら作った一冊

本サイトで「清水みさとの食いしんぼう寄り道サウナ」を連載するほか、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」のポスターモデルやサウナーオブザイヤーに殿堂入りするなど、サウナ好きとして知られる清水さん。書籍として発売するのは、今回の『ご自愛サウナライフ』が初めてだそう。
「一年ほど前にお話をいただいたのですが、実は最初は戸惑ったんです。ずっとサウナ好きを公言して、サウナの仕事もいろいろとさせていただいていたので、いまさら私がサウナの本を出してもいいのかなと。それに好きすぎるサウナの本を作ることにも不安があって。
でも編集の方もすごくサウナ好きだということがわかって。打ち合わせ場所も全部サウナ。サウナ好きの人たちと作るのはおもしろそうだし、やってみようと思えました」

サウナに一緒に入ることで、コミュニケーションが円滑に。まさに、サウナの魅力を活かした本作りだったのだとか。
「編集の方と漫画を描いてくださった(山本)ありさんと3人で“初めまして”、と挨拶してとりあえず一緒にサウナに入って、サウナを出てからワークスペースで話して。最初から裸の付き合いでしたね(笑)。そのあと4、5回一緒に入って。打ち合わせも、いろいろなサウナ施設を巡りながらしました。
3人でLINEグループを作って、全部直接やりとりをしたんです。初稿があがってきたときも、これは違いますとかこうした方がいいんじゃないかということを3人が直接はっきりと話せて。全然もめたりもせず(笑)、お互いに気を使わずに作られたことがとてもよかったです」
コミックエッセイだからこそできたこと

コミックであることで、サウナについてわかりやすく教えてくれる入門書としても秀逸。コミックエッセイということは、最初から決まっていたのだとか。
「打ち合わせでサウナであったおもしろかったことなど、自分の経験を事細かに話して、それをありさんに漫画にしていただいてできました。話したことが、私の記憶どおりに、さらにすごくかわいく描いてもらえて。こんなにも思った通りに作れたことにびっくりしました。それくらい再現性が高いです。すべてカラーなので、サウナの熱さも色で伝えられたのもいいですよね」

言葉だけでは伝えきれないことが、イラストのおかげで表現できたことに感動したという清水さん。
「発売してからいろんな方から感想をいただきました。初心者の方はすごくわかりやすいと言ってくれるし、サウナが好きな人は共感してくれる人が多くて。サウナってこういうことがあるよね、ということを分かち合えたのもうれしかったです。
特に、サウナに入っていると私がどんどん溶けていくイラストが好評で。ゆるキャラみたいでかわいいですよね。ありさんはもともと銭湯は好きだったのですが、サウナは今回本を作るにあたって入るようになった方で。絵を描いているときはまだサウナーではなかったのに、この表現を生み出してくれたのがすごいなと思いました。水風呂に入って元に戻るのがすごくわかりやすくて、感激しましたね」

サウナで出会った人たちのエピソードは、4コマ漫画で。
サウナとの出合いだけでなく、2022年に“サウナ婚”を発表した、サバンナ・高橋茂雄さんとの出会いや新婚旅行の様子も書かれています。
「二人の日常のサウナの使い方、例えば一緒のサウナに行こうとしてお休みだったとき、すぐにそれぞれ別のサウナに行ってごはんで合流するとか、細かいエピソードをたくさん入れたので、よくこんなに覚えていたねと言われましたね。
何気ない生活のなかにサウナが混じることで、ちょっと楽しい出来事になったり、改めてサウナっていいなと思いました。この本にも書いた通り、サウナがなかったら私たちは本当に出会っていなかったので、二人にとっての思い出をイラストと文字で残せたのはうれしいことでした」

高橋さんとの新婚旅行のエピソードも。
最近は、サウナに関する執筆も多い清水さん。
「特に日記は書いていないのですが、おもしろいことがあったらメモをするようにしています。携帯電話や手帳に書くことも。結構失敗することも多いので、時が経てば絶対におもしろいと思って、ネタにしています(笑)。そのメモが今回の本にもすごく役立ったし、書いてみるとサウナのおもしろエピソードって、こんなにたくさんあるんだと気がつきました」
自分にやさしく、ご自愛したい

リンネルで訪れた、島根県の「四季荘」のサウナにて。
漫画だけではなく、サウナにまつわるQ&Aや日本全国のおすすめサウナ施設の紹介、さらに清水さんによるコラムなど、読みどころも満載です。もちろん、サウナ後に食べる絶品サウナ飯も。
「私はサウナに行きすぎていて、例えばタオルは借りられるのかなとか、髪の毛をどうしているかといった初心者の疑問が思い浮かばなかったんです。でも編集の方やありさんが質問を考えてくれて、本にちゃんと反映できたことがすごくよかったですね。コラムも書かせてもらったのも楽しかったし、自分一人では絶対にできなかったなと思います。
サウナ情報は80施設分を紹介していますが、行ったところを全部紹介したい気持ちなので、選ぶことの大変を知りました。おすすめのコメントも書いたので、この本をきっかけにいろいろなサウナに行ってもらえたらうれしいです」

リンネルで訪れた、島根県の「四季荘」のサウナにて。
普段から気軽に楽しめるサウナの魅力を発信している清水さん。この本で伝えたいこととは?
「これまでサウナは男性のものというイメージがあって、気になっているけど行ったことがないという女性も多いと思います。生理中のサウナはどうするかなど、女性のための情報もたくさん入れました。
あくまで私の経験なのですが、自分のサウナの入り方はハードルが低いと思うので、こういう人がいるんだな、サウナに行ってみようかなと思っていただけるかなと。サウナは実は喫茶店に行くような感覚で、簡単に行けるよということを伝えたいと思って作りました」

サウナを好きだという気持ちをまとめたこの本作りを通して、サウナ愛もますます高まったそう。
「本当にサウナって全然飽きないし、自分がどれだけご自愛しているのかというのも感じました。サウナの入り方だけでなく、私はこんなふうに楽しく、軽やかに生きているということも漫画を通して描いてもらえたのがすごくうれしい。軽く読めるけど、熱量はたっぷりのコミックエッセイになりました。サウナがある生活、プラス自分にやさしく大切にしたいという私の生き方も伝えられる、楽しい本ができたので大満足です」
『ご自愛サウナライフ』
こちらもチェック!
photograph:Mari Yoshioka, Miho Kakuta(sauna) edit & text:Mayumi Akagi
撮影協力:四季荘
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