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上白石萌音さんが着るクリーンで心地いい、Happyをくれる服【インタビュー前編】 上白石萌音さんが着るクリーンで心地いい、Happyをくれる服【インタビュー前編】

リンネル2022年6月号通常号表紙 上白石萌音さん

今回、上白石萌音さんが着こなしてくれたのは、白を基調としたクリーンで着心地のいい服たち。見ているとこちらまで楽しい気持ちになれる萌音さんの笑顔とともに、 日々のおしゃれを楽しんで。

目次
上白石萌音さんが着るクリーンで心地いい、Happyをくれる服【インタビュー前編】
  1. いつでも、白の似合う自分でありたい
  2. 触ったときに心地よい服を選ぶようになりました
  3. 舞台に出るときは、毎回初めての気持ちで演じたい
  4. 上白石萌音さんプロフィール
  5. 上白石萌音さん主演舞台『千と千尋の神隠し』

いつでも、白の似合う自分でありたい

触ったときに心地よい
服を選ぶようになりました

ーー清らかで、まっすぐ。そんな自身のイメージとも重なる白のアイテムを着こなしてくれたのは、6月号でリンネルの表紙に初登場した上白石萌音さんです。

「シンプルな中にも遊びがあって、どのコーディネートも素敵でした。白はお仕事でも私服でもよく着ますが、私自身、いつも白が似合う人でありたいと思っています」

ーー以前は衣替えのたびに、「どうしよう、着る服がない!」と焦っていたという上白石さんですが、最近は好きなものがはっきりし、1つの服を長く着るように。

「少し値が張っても、素材がよくて、手触りの心地よいものを選ぶようになりました。仕事柄、着替えやすいかどうかも重要で、前あきだとポイントが高い(笑)。この春夏に買いたいのは、靴! 今はドクターマーチンのブーツやローファー、スポーツサンダルをはき回しているんですけど、マンネリ化が気になってきて。フォーマルな場にもはいていけるような革靴やサンダルを買い足したいです」

舞台に出るときは、
毎回初めての気持ちで演じたい

女優・上白石萌音さんの千と千尋の神隠し、カムカムエブリバディのインタビューとおしゃれ

ーーこの日の上白石さんは、ちょうど舞台『千と千尋の神隠し』の初日を終えたばかり。「無事に開幕できて、本当によかったです…」と、安堵の表情で話します。

「いくつもの公演が中止や延期になったことを思うと、奇跡のよう。初日のカーテンコールでは、座長として挨拶をしたんです。稽古中はみなさんに甘えっぱなしで座長の自覚なんてなかったんですけど、真ん中に立ったとき、初めて責任感と感激がわいてきて…。今まで感じたことのない気持ちでした」

ーー舞台の原作はあの名作アニメーション。上白石さんが演じるのは、主人公の千尋役です。

「あの世界をどうやって舞台化するの?とみなさん気になりますよね。私たちも稽古をしながら、観る人はどう思うんだろう…?と不安もあったんです。でも上演中はところどころで笑い声やすすり泣く声が聞こえてきて、最後は拍手が鳴りっぱなしで。お客さんが来てくださって初めて、舞台は完成するんだと実感しました」

ーーとりわけ意識しているのは、最初の登場シーンで、いかに観る人を物語に引き込めるか。

「そこでどれだけ、千尋がいるな、と思ってもらえるか。つかみが命なので、毎回緊張しますね。楽屋には千と千尋の絵本を置いて、開演前に必ず見て千尋と気持ちをリンクさせるようにしています」

ーー舞台は3時間もの長丁場。千尋はほぼ出ずっぱりで、舞台上からいなくなるのはほんの数分だそう。

「舞台上を動き回るので、身体的にはかなりハードですね。帰ったら熱いお風呂に入って、筋膜ローラーでしっかり足をほぐさないと大変なことに(笑)。筋肉をゆるめたら、音楽をかけてリラックスしながら眠るようにしています」

ーー東京公演の後は、大阪、福岡、札幌、名古屋での上演も。この期間は他の仕事は入れず、「とにかく、千と千尋の世界にどっぷり浸かりたい」と話します。

「舞台に出るときは、毎回初めての気持ちで演じたい。物語の中で千尋が出会うのは、初めてのことばかり。その新鮮さが失われてはいけないと思うので。全公演が終わったら、ジブリパークへ行ってみたい! 三鷹の森ジブリ美術館にも行ったことがないので、巡る旅がしたいです」

■上白石萌音さんのインタビュー後編「カムカムエブリバディのこと」を読む↗


上白石萌音さんプロフィール

かみしらいし・もね/1998年生まれ、鹿児島県出身。2011年、「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞を受賞し、デビュー。2014年、初主演映画『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。2016年にはアニメーション映画『君の名は。』でヒロインに抜擢される。2016年、カバーミニアルバム『chouchou』で歌手デビュー。近年の出演作にドラマ「恋はつづくよどこまでも」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など。初の書き下ろしエッセイ『いろいろ』も好評。2023年には主演を務めるミュージカル「ジェーン・エア」の上演も控える。


上白石萌音さん主演舞台
『千と千尋の神隠し』

宮﨑駿監督による名作『千と千尋の神隠し』を舞台化。『レ・ミゼラブル』『ナイツ・テイル―騎士物語―』などを手がけたジョン・ケアードが翻案・演出を手がける。主演の千尋は、上白石萌音さんと橋本環奈さんによるダブルキャスト。5月以降は福岡、札幌、名古屋で上演予定。


【Vlog】 祝! リンネル表紙初登場! 女優・上白石萌音さん


(写真1枚目、4枚目)
ノースリーブブラウス¥14,300/アールビーエス(レイ ビームス 新宿)、ブラウス¥33,000/スズキ タカユキ(スズキ タカユキ)、パンツ¥36,300/ヴラス ブラム(ヴラス ブラム 目黒店)、ネックレス¥16,720/ERICKA NICOLAS BEGAY(ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店)、イヤーカフ¥27,500/カフカ、ブレスレット¥341,000/オー(ともにハルミ ショールーム)

(黒いベストのコーデ)
ワンピース¥49,500/エンフォルド(エンフォルド)、バングル¥13,200、リング¥22,000/ともにマナ ローザ ジュエル(マナ ローザ)

photograph:Isao Hashinoki(nomadica) styling:Junko Okamoto hair & make-up:Yumi Narai text:Hanae Kudo web edit:Masako Serizawa
リンネル2022年月6号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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2024年6月号

この春、いちばん着たい服。

付録
KINOKUNIYA×OSAMU GOODS®
大きさがちょうどよい
マチ付きショッピングバッグ

特別価格:1,360円(税込) / 表紙:奈緒 /
2024年4月19日(金)発売

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