FOOD
:【グルメな8人の推しクラフトビールとペアリング】 おすすめの銘柄ととっておきのマリアージュ
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クラフトビールと料理のペアリングのおすすめは? 絶妙な組み合わせを見つけると、さらに楽しいひと時に。クラフトビールとグルメをこよなく愛する8名の目利きさんに、とっておきのビールと至福のマリアージュを教えてもらいました。
Connoisseur 1
清水みさとさん

タレント、女優。サウナ好きが高じてサウナ・スパプロフェッショナルの資格を取得。リンネル.jpで連載中。
「旅とクラフトビールの
マリアージュにハマりました」

旅行先のインドで突然ビールが飲めるようになった清水さん。旅の醍醐味!

インドで人気のクラフトビール『BIRA91』を現地で。

そんな清水さんの“推し”ビールは錦糸町にある銭湯・黄金湯がつくるクラフトビール。
「湯あがりにそのまま番台で飲むことができます。スッキリとしてほんのり甘みを感じる『FOREST』はクラフトビール初心者の私にもぴったりなんです」。
お風呂あがりに銭湯がつくったビールが飲めるなんて嬉しい体験です。

FOREST WEIZEN
参考小売価格 ¥750/330mL(BATHE YOTSUME BREWERY)
Connoisseur 2
酒井由実さん

WEBマガジン「ビール女子」代表。ビアソムリエ。大学ではビールについて研究。酸っぱいビールに目がない。
「ビール×スウィーツの
意外なペアリングにハマりました」

クレームブリュレと意外にも合う!
ビアバー『SIBEERIATap Room in Tokyo』のクリームブリュレと酸味が引き立つビールのマリアージュ。RASPBERRY SORBET 参考小売価格¥1,540/500mL※ 期間限定商品/SIBEERIA(クロスツーイー)
ビール女子の酒井さん「最近はもっぱらスウィーツとのペアリングにハマっています。実は相性抜群の組み合わせが多くあるんです」。
ビターな黒ビールは濃厚なチョコレートケーキやバニラアイスなど、スウィーツの甘さを引き立ててくれるのだとか。
おすすめは宮崎県産の栗を使ったビール『栗黒』。また『RASPBERRY SORBET』は「デザートのような爽やかな酸味がスウィーツと◎」。どちらも締めの1杯にぴったり。

「同じ栗同士の組み合わせを楽しみたくてモンブランを合わせてみました。大好きなペアリングです」

栗黒
KURI KURO
Dark Chestnut Ale
参考小売価格 ¥990/330mL(宮崎ひでじビール)
Connoisseur 3
ツレヅレハナコさん

食と酒と旅を愛し、雑誌・書籍・webなどでレシピやエッセイを発表。調理器具のプロデュースも手掛ける。
「和食との意外な相性のよさを発見!」

ビール片手だと副菜づくりもはかどります。この日は『にんじんクミン』と。おさるIPA 参考小売価格 ¥484/330mL(箕面ビール)
お酒と料理を日々楽しむツレヅレハナコさんがこよなく愛するビールは「華やかな香りと苦味がありつつもどこかやさしいIPAから、まろやかでスッキリした黒ビールまで。どれも飲み飽きない定番でおすすめです」と太鼓判。お気に入りのマリアージュは意外にも和食とのこと。
「蕎麦など和食との相性がいいんです。店主がセレクトしたビールとのペアリングが楽しみ。あと、自宅で副菜をまとめてつくる際にもビール片手が楽しくて。週末の昼などにちょこちょこ味見をしながら台所で立ち飲みするクラフトビールが最高なんです」


シュバルツ
参考小売価格 ¥426/330mL/ベアレンビール(ベアレン醸造所)
Connoisseur 4
ひうらさとるさん

漫画家。代表作は『西園寺さんは家事をしない』など多数。『美男と金子』連載中。「Voicy」パーソナリティ。
「ニュージーランドで出合った
クラフトビールに魅了」

明るいうちから飲むのが最高
世界各国でビールを飲んでいるひうらさんが印象的だったニュージーランド
漫画の登場人物同様、ご自身もビール愛好家のひうらさん。「ニュージーランドはワインが有名ですが、クラフトビールもあってどこもおいしかった! オークランド郊外で見つけた『Hopwire』が印象的」。普段の暮らしでは「『バースト IPA』は手に入りやすく、フルーティで飲みやすくておすすめ。ビールは、夕方早めに、外で友だちや家族と飲むのが最高!ビールのおつまみはポテトなど、やっぱり揚げ物と楽しみたいですね」

ニュージーランド産ホップのみを使用して醸造されたIPA『Hopwire』。日本で出合えたらラッキー。

Burst IPA
参考小売価格 ¥550/330mL/ミッケラー(ウィスク・イー)
Connoisseur 5
しらいのりこさん

お米料理研究家。炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動中。
「車窓を眺めながら 旅先でビール」

長野へ向かう特急あずさの車内にて。駅で買ったビールとチキンカツのサンドイッチを気軽にペアリング。
しらいのりこさんおすすめは 「旅先の駅でビールを買って、車窓を眺めながら駅弁や旅先ならではのおつまみと飲むのが好きです。おすすめの『COEDO 毬花』はホップの苦味がありつつ南国フルーツのような爽やかさもあり、クラフトビールといえばまずこれを思い浮かべます」

COEDO 毬花
参考小売価格 ¥315/350mL(コエドブルワリー)

【九八】SAISON
参考小売価格 ¥1,980/750mL(98BEERs)
Connoisseur 6
五十嵐糸さん

TNZQ代表、ビアジャーナリスト。渋谷のまちで飲めるオリジナルビール「渋生」をプロデュース。
「餃子が最強のおつまみ!
そして友だちとのシェア」

最強の組み合わせ!
焼き立て手づくり餃子とビールのマリアージュ。
「クラフトビールは、さまざまな副原料が使用されているので、それを餃子の具材と合わせてペアリングを楽しんでいます。ホップはハーバルなニュアンスがあるのでパクチーや生姜など薬味との相性も抜群なんです」

楽しみかたは、友だちとの家飲みがおすすめと五十嵐さん。「みんなでシェアするとビールもいろんな味が楽しめますし、会話が花咲きます」

おしゃべりして飲むのが最高
クラフトビールはもちろん、おいしい食べ物などを持ち寄って女子会をするひとときが五十嵐さんのお気に入り。

渋生
参考小売価格¥472/330mL/コエドブルワリー(コンタツ)

ベイピルスナー
参考小売価格¥539/330mL ※瓶は9月終売(7月から缶に切り替え)(横浜ベイブルーイング)
Connoisseur 7
滝口和代さん

ネストローブプレス、フリーランスD。手仕事や自然なライフスタイルを提案。
「お庭でハーブと楽しんでいます」

料理家・今井真実さんのレシピ「にんじんトマト」とさっぱり系のおつまみとも好相性なVERTEREの『Equus』。
「お庭で、緑の空気を吸いながらちびちびと。お庭のローズマリーの野生の香りと軽く炒めたソーセージをつまみながらなんて本当に最高。クラフトビールの独特な香りはハーブの香りと好相性です」(滝口さん)

Equus
(JRA馬事公苑コラボ商品)参考小売価格¥1,110/500mL
※限定醸造のため、売り切れ次第終売(VERTERE)
Connoisseur 8
安藤祐理子さん

『アンドビール』代表、醸造家。2017年創業。直営2店舗運営。
「クラフトビールには
スパイスカレーがピッタリ!」

タップで生ビール!
ランチタイムの営業で食べられる、さまざまな副菜に合わせた「カレー定食」と生ビール。高円寺店で楽しめます。
アンドビールの「&」はカレーやそれを楽しむ人々をつなぐという意味があるそう。安藤さんのおすすめペアリングはやはりビールとカレー。
「パンチのあるIPAには高円寺店で提供しているスパイスカレーがピッタリ! 昼から飲めますのでランチカレーを食べながらぐびぐびビールを飲んでほしいです」

スパイスカレーにその日の気分に合う自家醸造ビールを合わせましょう。

Lemon Brut Ale
参考小売価格 ¥750/330mL(アンドビール)
こちらもチェック!
text : Asami Asai illustration : Toshinori Yonemura
リンネル2025年9月号
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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「旅とクラフトビールのマリアージュにハマったのが昨年のこと。それから旅先で見つけたクラフトビールを飲むとその土地をより楽しめている気がしてワクワクします。そしてやっぱりサウナとクラフトビールは切っても切り離せないくらい相性がいいはずです」