笑顔がステキな人は口元がキレイ! 特に最近は歯周病が全身に及ぼす影響がクローズアップされています。そこで、歯周病や口臭を防ぎ、生活習慣病まで予防できると話題の“毒出しうがい”を歯学博士の照山裕子さんに教えていただきました。口腔内ケアを見直し、歯磨き+こまめなうがい習慣でキレイなお口を目指しましょう。
飲食後のうがいが健康とキレイさを実現
女性の体は生理や妊娠などでホルモンバランスが乱れやすく、口内環境も影響を受けやすいもの。それゆえ歯周病や虫歯に悩む方が多く、歯科医考案の“毒出しうがい”がウェルネスライフの新定番として注目されています。
「実は、日本人で正しく歯磨きができているのはほんのわずか。だからこそ、飲食後は水で流すことを習慣に。毒出しうがいは少量の水を口に含み、上下左右に10回ずつ水流を当てるようにグチュグチュします。最初はあごが疲れるため、どの方向でもいいので高速で10回当てることを目標にしてください。車を洗浄するイメージで、とにかく音を出すこと、ばい菌の餌になる食べものかすを残さないことが重要です。口のまわりの筋肉が鍛えられることで顔のたるみを予防することもできますよ」
まずは“簡単毒出しうがい”ですこやかに!
HOW TO
- 30mLほどの真水を口に含む。
- 初心者は水が口から飛び出しやすいため、しっかり閉じ、口内の水を当てやすい箇所に向けてクチュクチュと強く押し当てるだけ。音が出る=口内に水圧がよくかかっている証しです。
POINT 1
「クチュクチュ!」ととにかく音を強く出す!
POINT 2
水圧がかかるように姿勢よく!
POINT 3
水の量は30mLを目処に
難易度高の“毒出しうがい”をやってみましょう!
歯間から水を押し出すように上下左右に水圧をかけて、詰まった汚れを流します!
STEP 1
上の歯をキレイにする
口はしっかり閉じたまま、水は舌の上にのせるイメージです。
STEP 2
下の歯をキレイにする
STEP 3
右の奥歯をキレイにする
STEP 4
左の奥歯をキレイにする
毒出しうがいについて教えてくれたのは……照山裕子さん
photograph:Yumiko Miyahama styling:Yui Otani text:Mai Takasaki illustration:Yuko Saeki web edit:Mina Ota
リンネル2018年3月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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