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:【マンガで分かる性教育】こんなときどうするの? 子どもの成長にまつわるあれこれ
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:いつまでもかわいい子どもでいてほしい気持ちもあるけれど、ぐんぐん育って変化していくのが子どもというもの。それらにどう対処していくべきか、コミックエッセイ『おうち性教育はじめます 一番やさしい! 防犯・SEX・命の伝え方』で、一緒に考えましょう。
こんなときどうするの? 子どもの成長にまつわるあれこれ
一緒にお風呂に入るのはいつまで?

親子にとって、大切なコミュニケーションの場でもあるお風呂。でも、「いつまで親子で入っていいのかな?」と疑問に思うことも。体つきの変化が見え始めたら、親や異性のきょうだいとは、お風呂や寝室を別にしたほうがいいでしょう。本人が「まだ一緒に入りたい」と言っている場合も別々にしていくほうがいいでしょう。なぜかというと、体つきが変わってくると子どもとしてではなく、異性として捉えてしまうことがあるから。他意はなくても、親から異性の体を見る視線を感じると子どもはイヤな気持ちになるものです。
親のほうから「大人の体になるから、一緒にお風呂に入るのはやめようね」と線引きが必要。父親である夫にも、共有しておきましょう。
子どもに生理がきたら

最近の子どもは、初経年齢が早まっていて、小学生でも高学年になる前に生理が始まることも珍しくありません。まるで知識がない状態で、生理が始まるとショックを受ける場合も。
予想より早く生理が始まったことで、親自身も動揺するかもしれません。そんなときに「え~、もうきちゃったの」なんて、ネガティブな発言をしないように注意。動揺はひとまずおさえて、「びっくりしたでしょ? 大人の体になってよかったね」と、伝えてあげて。そうすることで、子どもも安心して変化を受け止めることができます。
父親はさりげなく席を外すのが◎

初めて生理がきたときは、対処方法など説明しなければいけないことがあります。けれど女の子の大多数はそのやりとりを、父親に聞かれるといやな気分になるもの。
父親が在宅しているときなら、そっと席を外すよう打合せておくといいでしょう。母親が外出中などの場合も、ひとまずの対応をしたら、「詳しいことはママにきいてね」と、つなぐようにして。シングル家庭などの場合は、事前に詳しく説明している本を渡しておいたり、親戚の女性や保健の先生などに説明をお願いしておくのがベターです。
教えてくれたのは

『おうち性教育はじめます 一番やさしい! 防犯・SEX・命の伝え方』
フクチマミ、村瀬幸浩・著 KADOKAWA
子どもを一生守るための性教育。「うちにも赤ちゃんはくる?」などの突然やってくる素朴な質問への答えから、性犯罪の被害者、加害者にならないための日ごろからの声がけなど。小さな子どもに理解できるよう大切なことを伝えるヒントがいっぱいのコミックエッセイ。
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text:Ema Tanaka
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
※本記事は『おうち性教育はじめます 一番やさしい! 防犯・SEX・命の伝え方』(KADOKAWA)からの抜粋です
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