マキさんの暮らし：心地よい季節の楽しみ方 マキさんの暮らし：心地よい季節の楽しみ方

新緑が目に鮮やかな季節。植物を育てたり、さっぱりした旬の食材を使ったレシピを作ったり、今の季節ならではの楽しみを暮らしに取り入れましょう。

ぐんぐん伸びる新芽や若葉の姿に癒されています

この春、住み慣れたマンションから、住まいを移したマキさん。愛用していた家具や家電はそのままですが、新たに部屋へ仲間入りしたのが、観葉植物です。

「前のおうちにも小さめの鉢をいくつか置いていましたが、新しい部屋ではもう少し存在感のあるものを置きたくて。今の部屋はリビングからベランダへ直接行ける間取りなので、外に出して日に当てたり、水やりをしたりといったお世話もしやすくなりました」

おうち時間が増えた今、癒しのためにグリーンを育てたいと考える人も増えています。ちょうど今の時季は、初心者でも育てやすく、植物を取り入れるのにぴったりのタイミング。

「暑い季節はお花がすぐに傷んでしまうけど、植物なら夏に向けて、どんどん成長していく姿を楽しめます」

引っ越したばかりで、まだ毎日のルーティンが定まらず、「新しいリズムを作っていくのが課題」というマキさんにとっては、植物のお世話も、時間や気持ちの切り替えに役立っているそう。

「テレワークの合間に植物のお世話のために窓を開けたり、ベランダに出たりするのがいい息抜きに。かまってあげた分、新芽が出てきたり、葉が大きくなったり……と成長を見せてくれるのもうれしいんですよね。かつては枯らしてしまったこともあるけど、その失敗も生かしてかわいがってあげたいな、と思っています」

観葉植物のお手入れ
植物を増やしたい人にもこの季節はぴったりのタイミング

引っ越してから新たに買ったポトスは、日の当たらない場所でも育てやすい丈夫な品種。「普段はテレビの横に飾っています」

育てやすく丈夫な品種を選ぶ

こまめなお手入れが不要で、水やりも週1回でOKの品種をセレクト。「アイビーは前からあったものですが、雰囲気を変えたくて、鉢カバーを取り替えました」

旬の果物をマリネにすればおいしさも長持ち
フルーツのマリネを作る

サラダ感覚で
朝食に出しても◎

多めに買ったフルーツは、「塩こうじ大さじ2＋リンゴ酢大さじ1＋オリーブオイル大さじ1」を混ぜたマリネ液に漬けて常備菜のひとつに。

「酢を入れることで傷みにくくなるのがメリット。あまり甘くないな……というフルーツもマリネにするとおいしくなります」

混ぜるだけの簡単マリネ液！

ごきげんの作り方
パーソナルジムで体力づくり

引っ越しをきっかけに、近所のパーソナルジムへ通い始めたマキさん。

「この数年、自宅でオンラインヨガを続けていたおかげで柔軟性はだいぶ上がったので、今度は筋肉をつけたい。いちばんの目的は、体力づくりと健康維持ですが、あわよくば薄着になる夏に向けて引き締められれば（笑）。私は運動経験があまりないので、プロのトレーナーさんにきちんと教わりたくてパーソナルジムを選びました。まだ始めて1か月なので大きな変化はありませんが、『自分の体ってこんなに汗が出るんだ！』と驚き。自分のペースで、ゆっくり続けていけたらと思っています」

教えてくれた マキさんprofile

シンプルライフ研究家。ふたりの娘を育てるワーキングマザー。不要なものは持たない、不要な家事はしない暮らしを綴ったブログ「エコナセイカツ」が人気で、『暮らしのセンスの磨き方』（宝島社）など著書多数。

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photograph：Keiko Ichihara　text：Hanae Kudo　web edit：Masako Serizawa
リンネル2022年７月号より
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