家事の達人たちは、食材宅配をどんな風に活用しているの？ ここでは、シンプルライフ研究家/時産アドバイザー マキさん、整理収納アドバイザー 大木聖美さん、ライター 加藤郷子さん、リンネル編集部 佐々木由佳の4名に、おすすめの食材宅配サービスや商品を教えてもらいました。

１.シンプルライフ研究家/時産アドバイザー
マキさんの場合

生活クラブの食材なら、シンプル調理でおいしい

生活クラブの丸大豆醬油に、だし昆布、ゆず酢、みりん少々をくわえて、自家製ポン酢をつくります。

「実家が農家でおいしい野菜を食べて育ちましたが、生活クラブの野菜はその味を思い出します。食材を選ぶときも、焼くだけ、ゆでるだけという、シンプルな調理に向いているかどうかが基準に。料理の時短になるのもありますが、生活クラブの食材ならシンプルに食べるのがおいしいのがわかっているから。週の前半は冷蔵のお肉や魚、後半は冷凍の食材を食べるなど、食べきる工夫をしています」

森のコーヒーはサンパウロで無農薬栽培されているコーヒー。「市販の無農薬コーヒーの半分くらいの価格でおいしい」

「キャラメルショコラケーキは、冷凍ケーキの概念が変わるおいしさ！」

２.整理収納アドバイザー
大木聖美さんの場合

おやつや飲み物、ストック食材はネットスーパーで

レトルトカレーやカップ麺は子どもたちのおやつ兼、非常食のローリングストックとして。同じ商品を履歴から探して簡単に買えるのがイオンネットスーパーのメリット。

「生協の宅配も使っていますが、息子たちの食べる量が増えた頃から、イオンネットスーパーも併用しています。店舗と同価格、商品もほぼ同じなので、買い物しやすいです。タイミングによっては当日宅配もできますし、来客に合わせて飲み物や食材をそろえたいときは、2日前までの予約注文をしたり。計画が立てやすいのがいいですね」

「グリーンアイシリーズのバナナや、オーガニックの冷凍野菜。自然や環境に配慮した商品がセレクトされていて、わかりやすく購入できます」

３.ライター 加藤郷子さんの場合

ミールキットは料理教室感覚でつくれる

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「生協の宅配と並行して、Oisixを利用。Oisixでは、ちょっと目先が変わった食材を試すことが多いです。ミールキットは、料理教室に参加しているような感覚で、自己流でつくるのとは違う味になるのがおもしろい。これからの時季は、鍋Kit Oisixがおすすめです。アプリ上で、数日前まで変更できるなど、使い勝手もいいですね」

温めるだけ！ ワインに合う煮込み料理シュークルート。冷凍食品なのでストックしておけるのが◎。

台湾産の野菜「ぐるはす」は、しゃきしゃきとした歯ごたえで赤とうがらしやにんにくと炒めます。

４.リンネル編集部 佐々木由佳の場合

実家にいるときから東都生協を続けています

「産直たまごは、黄身がいつもピンと立っています。生食で食べたいと思う卵はここのだけ」。八千代牛乳、豚小間のバラやしゃぶしゃぶ肉なども決まって買います。

「物心ついたときから実家でとっていた東都生協。自分も結婚してから自然と東都生協を選びました。なので、使用歴は40年くらいかも？ まだ子供も小さいので、安全性は気をつけていますが、東都生協は放射線量などの安全基準が厳しいし、卵は平飼いの鶏だったり、牛乳は低温殺菌だったりと基本的な食材の質にこだわっているところが安心です」

中トロと赤身の切り落としセット。メバチマグロの赤身とトロがセットになったもので、流水で解凍するだけ。便利でおいしい。

text：Ema Tanaka　web edit：Riho Abe
リンネル2023年11月号より
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