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:【話題のキッチン家電5つを目利きさんが使ってみた!】今買うべきキッチン家電は?:暮らしの道具大賞2024
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家事を時短したり、調理を楽しくするミニ家電など、 注目のキッチン家電の、使い心地をチェックしてもらいました。お試ししたのは、家電アドバイザーの資格を持つ俳優の奈津子さん、『Mono Max』編集長の奥家慎二さん、『リンネル』編集長の西山千香子の3名。
お試しその❶
〈レコルト〉の自動調理ポット

材料を入れるだけで、
刻んでカクハン、温める
奥家:最近は、調理系のミニ家電が進化しています。スリムでキッチンに置きやすかったり、コンパクトなのに多機能だったり。
奈津子:そのひとつが、レコルトの自動調理ポットですね。種類の調理モードでポタージュやスープ、おかゆや豆乳などが作れるんです。今回は「なすとベーコンのリゾット風」を作ってみます。
西山:生のお米を入れられるんですね。順番に材料を入れて、スイッチを押すだけ、と。調理中もそれほど音はしないですね。あ、だんだんあったかくなってきた。中の刃で材料を刻んで、ヒーターで温めるんですね。このスリムななかにそんな機能があるとは。

奈津子:30分弱、ほったらかしておくだけで完成します。
西山:わー、おいしそうなリゾットができました。二人分にちょうどよさそうですね。

SOUP&OKAYUモードを使用。お米100gでポットにいっぱいのリゾットが! 材料は液体ややわらかいものから入れるのがコツ。
奥家:私も早速、試食を......うん、ふっくらしておいしいリゾットです。いろいろ、調理の幅が広がりそう。
奈津子:冷製モードでは氷も使えるので、スムージーもできますよ。豆乳モードは、乾燥した大豆で、豆乳とおからができるんです。
奥家:できたての豆乳が飲めるのはうれしいですね。
西山:忙しい朝も、家にある材料を適当に入れてスープができたら、冬でも温まれそう〜。

お試しその❷
〈ウィーシンクジャパン〉の COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー

サクッとジューシーなから揚げが短時間で
西山:こちらは私が今欲しいCOSORIのノンフライヤーです。
奈津子:おお、これはけっこう大容量ですね。たくさん作れそう。
奥家:ファミリー用の6.0Lタイプですね。4.7Lや2Lタイプもあるので、家族に合わせて選べます。
西山:早速から揚げを作ってみましょう。途中までは普通の調理と同じで、味つけして衣をつけます。本体は余熱をしておきます。

レシピ本と公式アプリには、120品以上のレシピが。庫内も広々としているので、トーストとウインナーを同時に調理する、なんてことも可能に。
奈津子:衣の上にオイルをスプレーするんですね。まんべんなくスプレーするのがコツとのこと。
西山:最後にくっつかないようにバスケットに並べて、スイッチオンです。
奈津子:これも音が静かですね。え、14分でできちゃうんですか?
西山:DCモーターで、調理時間が短くなって、パリッと焼きあがります。
奈津子:その間にレシピ集を見てますね。お肉や魚が調理できるだけじゃなく、カヌレとかマフィンもできるんですね!
奥家:揚げ物やローストはもちろんですが、フルーツや野菜をドライにしたり、解凍や発酵にも使えるようです。従来のノンフライヤーとは、調理の幅が違います。
西山:さて、できあがりました!

奈津子:うん、サクサクしておいしい。ノンフライとは思えないジューシーさがありますね。お弁当に入れてもよさそう。買ってきた揚げ物や作り置きのおかずの温め直しができるのもいいですね。
奥家:電子レンジと違って、さっくりした味がよみがえるんですね。
西山:私はステーキ肉を上手に焼くのが苦手なので、これで焼いてみたいです......!

お試しその❸
〈シャークニンジャ〉の Ninja Blast コードレスミキサー

そのままカップのように飲めて、持ち歩きも
奈津子:こちらは、パワフルなコードレスミキサーです。
西山:大きめの水筒くらいのサイズ。スリムでかっこいい〜。
奈津子:コンパクトなサイズですが、枚刃で氷もガリガリくだけますよ。離乳食作りにも活用しました。
奥家:僕も使っています。飲み口もついているので、スムージーを作って、付属のふたを取りつけ、そのまま車のカップホルダーに入れて外出することも。

スイッチひとつだけの簡単操作がうれしい。パーツを付け替えることで、そのまま持ち歩いたり冷蔵庫にも入れられます。
奈津子:それじゃあ、私が作ってみますね。生の果物と、冷凍フルーツをいれてスイッチオン。はい、あっという間にできました。この製品も音が静かです。機能もシンプルで使いやすいですね。
奥家:洗うときは水と、食器用洗剤を入れてスイッチをいれると中が泡立ち、よく洗えるので、お手入れに悩む心配もありません。

「ここが飲み口になります」(奈津子さん)
お試しその❹
〈ルーフェン〉の生ごみ乾燥機

音もにおいもなく生ごみ乾燥できる
奈津子:このドアのついた装置は何ですか?
西山:これは、生ごみ乾燥機なんです。ドアを開けて、バスケットの中に、生ごみを入れます。3〜4時間たつとカラカラになりますよ。

ごみをバスケットに入れてスイッチを押すだけの簡単操作。ごみの量に合わせてAIで電力調整するので、1日の電気代は約20円でコストも◎。
奥家:フィルターがついているせいか、においも全然しないし、静かですね。
西山:これのよいところは、途中で開けてごみを追加しても大丈夫なところ。キッチンに置いて、その都度ごみを捨てられたら、便利ですね。あと、生ごみ以外のドリップのついたラップとか紙類とか、そういうものも入れられます。

奈津子:今年は特に暑くてごみの臭いは気になっていました。中を開けてみますね...。あ、バナナの皮もなすのヘタもカラカラです!

お試しその❺
〈アクア〉の家具冷蔵庫「ルーク」

この先、家電はもっとおしゃれになる予感
奥家:最後は、ここ数年注目されてきた、セカンド冷蔵庫の進化系アクアのルークです。
西山:これは......冷蔵庫には、全然見えない!

奥家:脚付きで、高さも2段階選べたり、背面をすっきりさせて壁ギリギリに設置できたりと、家具のようなつくりです。でも、何よりすごいのが......。
西山:え、もしかして、冷蔵庫と冷凍庫が両方使えるんですか?
奥家:その通り。左右で機能を振り分けているので、冷凍、冷蔵が同時に両方使えるんです。
奈津子:私も注目しています。今までのミニ冷蔵庫は冷凍か冷蔵、どちらかに切り替えて使うのが当たり前で、両方使えるといいな〜とみんな思っていたはず。それを叶えてくれたのが画期的。
西山:家具みたいな見た目で、ここから家電の進化が始まりそうな予感がします。

西山:今回も、目からウロコの製品がたくさん。ますます家電選びが楽しくなりました。
家電をお試しした3名のPROFILE

(左から)『リンネル』編集長・西山千香子、俳優・奈津子さん、『Mono Max』編集長・奥家慎二さん
『リンネル』編集長・西山千香子
家時間や料理の時間を充実させるべく、最新のキッチン家電に興味あり。
俳優・奈津子さん
アイドル時代に家電の魅力にハマり「家電アドバイザー」を取得。現在は俳優として活動する一児の母。東京FM「スカロケ」レギュラー。
『Mono Max』編集長・奥家慎二さん
家電はもちろん、ファッションやアウトドア用品、自動車、文具など幅広いジャンルに精通。
こちらもチェック!
photograph:Mari Yoshioka styling:Kyoko Toyoshima text:Nahoko Morimoto、Ema Tanaka
リンネル2025年1月号より
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