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:【長野県上田市のドーナツショップ】 揚げたても、持ち帰りも大満足! 注目の新店「NAGMO DONUTS」へ
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好きなことにはとことんアツい!本誌で人気のご長寿連載「リンネル男子会」から注目の記事をピックアップしてご紹介!
今回訪れたのは、週末を中心に不定期オープンする、長野県上田市のドーナツショップ「NAGMO DONUTS」。店主の南雲紀幸さんに、注目のメニューやお仕事への思い、好きなもの・ことを伺いました。
今回ハントしたドーナツショップは
NAGMO DONUTS
人気メニューは、
店舗限定! 揚げたてフレンチクルーラー

ドーナツは業務用のフライヤーなどを使わず、この小さな鍋ひとつで、ひとつひとつ揚げたてを提供。すべての所作に気持ちがこもっているのを感じます。

持ち帰ってもおいしい! オールドファッション

オリジナルグッズ

ドットドーナツ柄のテキスタイルがシュールでポップ! オープン時に作ったオリジナル手拭いは、イラストレーター米山夏子さんのデザインによるもの。
上田城を散策がてらぶらりと行きたい!
街のシンボル「上田城」からのんびりてくてく10 分ほど。のどかな広場のまわりに、そば屋さんやコーヒー屋さんなど、いくつかのお店が並ぶエリアにあります。


「NAGMO DONUTS」店主・南雲紀幸さん インタビュー

洋服は「シルエットがゆったりで、いつどのシーズンでも着れるものが好き」という南雲さん。トレーナーはオープン祝いに友人が古着で見つけてきてくれたもの。「色もデザインもかわいくて、エプロンと合わせて着てます」
手で確かめながら触れることの大切さ。
ドーナツは世にあふれてるけれど、これは別モノ! さくさくっとこうばしく、ほろほろっと軽やか。まさにドーナツよろしく目が甘く丸くなるオールドファッションが名物の、長野県上田市を拠点に活動する「NAGMODONUTS」。若きドーナツ男子、南雲紀幸さんが愛らしい瞳をふにゃりとさせ、誕生のエピソードを教えてくれました。
「普通に地元の工場で働いてたんですけど、カフェに行ったりするのは好きで。お店をやるって、どういうもんなんだろうって」とくだん専門知識や経験もなく、興味の赴くままひらめいたのが、ドーナツ。上田にはチェーン店しかなく、あったらいいな、と思ったのがきっかけでした。
「自分も最初は、ふわふわのパンみたいなドーナツが好きだったんです。だけど揚げたてが一番おいしくて、持って帰るとパサついちゃったりして。結局買った時の高揚感が一番で、食べると『こんなもんか』って感じることも、多いんじゃないかなぁと」
試作をくり返す中、オーガニックのショートニングを見つけ「これなら風味も変わらず、時間が経ってもおいしさが続く」と発見。さらに油脂をバターのみにせず、手で成形することで、軽い食感になると気づきます。「機械だと混ぜすぎて固くなることもあるので、手で確かめながら触れることの大切さを学んで。大量生産には向かなくても、この作り方を大事にしようと思いました」
2021 年より、イベントやポップアップでの出店を重ねて、ジワリうわさが広がり続けて昨秋、満を持して!場が開かれました。「それまでいろんな場所を転々としていたので、ずっと『お邪魔する』みたいでしたし、お客さんも追いかけてきてくださる感じだったので」お店ができたらどう見せよう、どう楽しんでもらおう、と空想し続けて3年。たどり着いたのが、揚げたてあつあつのフレンチクルーラーを出す店でした。
「軽くて、空気を食べてる感覚に近くて。甘さも控えめで、オールドファッションとはまた別の、ここで食べる特別感が生み出されたらいいなって」一歩一歩、ゆっくりと。だけどアイデアもセンスも、もちろんテイストもスペシャル! いっそ長野旅の目的にしたい、そんなドーナツ屋さんです。
南雲さんの愛用品、見せて!

上田市にあるクラフトジュエリーのお店「tee.」で購入したブレスレットは「何の違和感もなくなじむけど、さりげないポイントにもなって、気に入っています。

コーデュロイのキャップは「浅めでつばが長いのでかぶりやすい。どんなカッコにも合わせられます」
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photograph & text:BOOKLUCK
リンネル2025年4月号
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