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【女子旅 石川県 金沢で行きたいスポット5選】 地元の人もおすすめ! おいしいものから雑貨、アートまで、金沢を堪能! 【女子旅 石川県 金沢で行きたいスポット5選】 地元の人もおすすめ! おいしいものから雑貨、アートまで、金沢を堪能!

建物も展覧会も見逃せない
「金沢21世紀美術館」

設計は妹島和世+西沢立衛/SANAA。球体のパビリオン「まる」も思わず写真を撮りたくなります。夜にはライトアップも。

香林坊から歩いてすぐ。兼六園や国立工芸館の近くにあるのは、現代アートを多数所蔵する金沢21世紀美術館。館内はさまざまな企画展を開催する展覧会ゾーン(有料)と、出会いと交流の場を作る交流ゾーン(無料)で構成され、年間を通して多彩なプログラムを実施。

恒久展示作品には、オラファー・エリアソンの《カラー・アクティヴィティ・ハウス》やジェームス・タレルの《ブルー・プラネット・スカイ》、レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》など、没入感を感じられる体験型の作品も多くあります。

光による変化や波紋が美しい《スイミング・プール》。上にいる人との水面越しにコミュニケーションを取るのも楽しい。当日朝9:00から要予約。
レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年

2024年に開館20周年を迎えた金沢21世紀美術館。2000年から始めたコレクションは、4200点を越えるそう。「コレクション展1 マテリアル・フィーバー」では、所蔵作品の中から物質世界への関心を出発点とした作品を紹介(9月15日まで)。

また企画展は、現在は対極する戦後ドイツの画家、ゲルハルト・リヒターとアンゼルム・キーファーを起点に絵画における表現の可能性を探究する「積層する時間:この世界を描くこと」を開催中です(9月28日まで)。

横たわるうさぎの着ぐるみとテキストによるインスタレーション。ギムホンソック《これはうさぎです》2005
展示室に合わせて制作された、約300灯の電球を用いた大型作品。ラファエル・ロサノ=ヘメル《パルス・ルーム》2006
「ラビットチェア」の愛称でも親しまれる、《SANAA》によるプロダクトはフォトスポットに。

能登半島地震の影響を受けたという館内では、壊れた九谷焼を輪島塗の職人が新しいオブジェとして生まれ変わらせた「Rediscover Project」の作品も(展示は終了)。加賀友禅の古典図案からデザインされた花柄の空間、マイケル・リンによる《市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21》など、金沢ならではの作品も堪能できます。

ミュージアムショップでは、展覧会開催中に掲示される屋外バナーを金沢市内の自立支援施設で洗浄、縫製を行ったマルチケースなど、ここでしか手に入らないユニークでセンス抜群のアイテムもたくさん。カフェも併設し、じっくりゆっくり過ごしたい美術館です。

金沢21世紀美術館オリジナルバナー袋 S¥2,750、L¥3,300
金沢21世紀美術館
石川県金沢市広坂1-2-1
Tel:076-220-2800
展覧会ゾーン:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで)
月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始休み 
交流ゾーン:9:00〜22:00
https://www.kanazawa21.jp

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