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【2025最新】防犯対策を専門家が解説!おすすめグッズ例や女性や子ども・ネットなど犯罪ケース別でできることは? 【2025最新】防犯対策を専門家が解説!おすすめグッズ例や女性や子ども・ネットなど犯罪ケース別でできることは?

防犯対策③
ケアの心得を知っておく

自分や子どもが被害に遭ってしまったら……?適切なケアが、心の状態を大きく左右します。

「まずは子どもの気持ちに寄り添うことが大切」

防犯対策③ケアの心得を知っておく

子どもが被害に遭ってしまった場合、最初のひとことがとても大事です。それにより信頼してもらえるかどうかが決まるといっても過言ではありません。一番言ってはいけないのは、「だから言ったじゃない」という言葉。心配や悔しさからくるものかもしれませんが、責めてしまうと「ママやパパの言うことを聞かなかった自分が悪いんだ」と心を閉ざしてしまいます。まずは「怖かったね」と受け止めてあげましょう。

 

そして「話してくれてありがとう」という、感謝の気持ちを伝えます。その後でどんなことがあったのかを聞き、子どもが何から話していいかわからないときには、「答えられる範囲でいいよ、言いたくないことは無理して言わないでも大丈夫」というように少しずつ話を聞いていきます。

 

親に言いたくないことがあれば、迷わず警察に頼りましょう。警察の中には女性の心理カウンセラーも在籍していますし、学校と比べて被害者対策にも慣れています。その場で親がしつこく聞くより、警察を通じで状況を説明してもらうだけでも安心できます。行くのが不安な場合は、相談窓口「♯9110」の活用を。事件性がなくとも、怖い思いをしただけでも警察は気軽に相談にのってくれます。」

「友人に相談するより、専門家を頼りましょう」

防犯対策③ケアの心得を知っておく

「子どもではなく自分自身が被害に遭ってしまった場合はどうすればよいのでしょうか? 多くの人が友人に相談しがちですが、傷ついた心のケアは、心理カウンセラーや心理士などプロに相談することをおすすめします。被害の内容をどう受け止めるかは友人により異なりますし、期待した通りに受け止めてもらうのは意外と難しいもの。逆にもっと傷ついてしまうことも考えられます。

 

避けていただきたいのは、自分で辛い気持ちを抱えたまま忘れようとすること。一人で辛さを抱えてしまうのではなく、第三者機関に相談してほしいですね。

 

最近ではネットで検索した心理カウンセラーに相談する人がいますが、公的な資格を有していないなど、知識や経験不足で安心して相談できる人とは限りません。またくれぐれも占いやスピリチュアル系のサイトに頼るのは避けてください。個人情報を取られるほか、弱った人につけ込むような宗教の勧誘や詐欺被害に遭ってしまうケースも見受けられます。

 

辛い気持ちや悩みがある場合は、心理カウンセラーのいるクリニックや警察に相談するのが一番です。特にあらゆるケースの被害者窓口である警察は、被害者救済のNPOなどケアを専門とするさまざまな機関と繋がっています。デリケートな内容は婦人警官が対応してくれますし、守秘義務も徹底しているので、安心して相談することができます。」

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