LIFESTYLE
:【バークレーの旅|多様性を感じる体験&スポット6選】シェアバイク、食育発祥のスクール、伝説のシェ・パニーズ、学生ボランティアなど多彩な楽しみ満載
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:名門UCバークレーを中心にした活気ある学園都市、そして年間通して予約が取れない大人気レストラン「シェ・パニーズ」があるカリフォルニア州のバークレー。
古くから言論の自由をテーマに、ライブミュージックやストリートアートが花開いた街です。初の日系4世の女性市長が誕生したことで街はますます大盛り上がり!
バークレーならではのおすすめ体験をご紹介します。
アデナ・イシイ市長がおすすめする
バークレーのシェアバイク体験

ロサンゼルス近郊のアゴラヒルズ出身。アデナ・イシイ・バークレー市長
昨年12月に就任したばかりのアデナ・イシイ市長。初の日系女性市長が誕生したことで、バークレーを訪問したときから街はお祝いムード! 幸運にもイシイ市長とお会いできたので、早速バークレーの魅力を伺いました。

「古くから学生の街として栄えたバークレーは、街のDNAに自由と革命のパワーがみなぎっています。環境によいと思われる取り組みにも積極的。CO2削減のために、街全体が自転車での移動を推奨しています。多くの人が通勤や通学で自転車を使うので、自転車店では購入したもの以外でも故障したら無償で修理してくれるんですよ!」


ちなみにイシイ市長の3匹の愛犬の名前は、ショウヘイ、イチロー、マツイだそう! うれしくなるエピソードに一同ほっこり

市長もほとんど毎日が自転車通勤。なんと自転車のパーツは、もし余っていたら無料でくれるショップも多いそう。街では高品質なマウンテンバイクや電動スクーターがオンラインでレンタルできるので、ぜひ体験してほしいとのこと(ヘルメットやグローブもレンタル可)。
「市民みんなが実践するからこそ成り立つ取り組みです。道は車、バス、自転車の3レーンがしっかり線引きされているので、バークレーを訪れたらチェックしてくださいね!」
伝説のシェ・パニーズで地産地消に舌鼓!

昨今の外食産業や食の世界にサステナブル農業や食育の大切さを提唱し、「地産地消」という理念を根付かせたアリス・ウォータース。彼女が1971年にノースバークレーに設立したのが、のちに「カリフォルニア・キュイジーヌ」と呼ばれる新たなジャンルを生み出した「シェ・パニーズ」です。

オープン当初から地元の契約農家からオーガニック食材を先駆的に取り入れ、当時主流だった加工食品に頼るアメリカの食文化に革命を起こしました。バークレーを「美食のメッカ」として確立させたのはシェ・パニーズのおかげだと、今も多くの料理人が語ります。予約がなかなか取れない人気レストランですが、地元や旅行者に深く愛されています。

食で人を幸せにしたい人が自然と集う店。コレクティブビジネス(従業員が皆オーナーになるシステム)という言葉も誕生

スタッフ同士は家族のように仲良く、飲食店にありがちな縦社会が見られないのもシェ・パニーズの魅力のひとつ

「自宅で友人を招いて食事をする」というコンセプトの温かみある空間。レストランの窓の外には輝くサンフランシスコ湾が眺められ、とても幻想的でした。

1517 Shattuck Avenue, Berkeley, CA 94709-1516, USA
+1 510-548-5525
https://www.chezpanisse.com
エディブル・スクールヤードで食育を学ぶ

エディブル・スクールヤードとは、直訳すると“食べられる校庭”。学校敷地内で食材を育て、収穫したものをキッチンで調理して食べるという体験を通して「生命のつながり」を学びます。こちらは前出の「シェ・パニーズ」を手がけたアリス・ウォータースが1995年に設立しました。

当時、アリス・ウォータースの考えに賛同したのが、カリフォルニア州バークレーにある公立校、マーティン・ルサー・キングJr.中学校の校長。校内の駐車場だった場所で教師・生徒・地域住民が菜園を手がけ、みんなで食物を育て、食卓を囲む教育プログラムをつくりました。


設立の背景には、90年代の学校で発生していた子どもの肥満や糖尿病、いじめ、人種差別などがあったそう。添加物いっぱいの食が蔓延する状態に、家庭だけでなく社会みんなで食の教育に取り組むべきだと提唱


敷地ではパーマカルチャーの手法で野菜や花、果物を栽培。農作業は地域の人も参加する。栽培した野菜を使って庭の窯でピザを焼くことも。自分たちが育てた食材を調理する楽しみを味わえる

〈必修教科+栄養教育+人間形成〉の3つをゴールとし、各々の学習目的を融合させたガーデンとキッチンの授業を実施。この取り組みは世界中に広まり、今では6000校以上が実践。日本からも多くの教育者や研究者、料理家が見学に訪れ、エディブル・スクールヤードの教育を導入する施設が増えています。

1781 Rose St, Berkeley,CA 94703,USA
+1 510-843-3811
https://edibleschoolyard.org/berkeley
旬の食材はバークレーボウルで調達しよう

カリフォルニアのグルメで知らない人はいない!といわれるほど、こだわり抜いた厳選食材を扱う自然派食料品店「バークレーボウル」。ここでしか手に入らない珍しい食材も並び、料理好きにとってはまるでミュージアムやテーマパークに行く感覚です。

バークレーボウル名物、巨大なオーガニック青果売り場。りんごひとつ見ても10種近くの品種が並び、どこの産地でどういう種類かを好きに選べるという選択肢の広さが魅力。

環境への配慮からプラスチックフィルム袋を禁止しているため、再生利用可能なレジ袋を購入するシステム。もちろん、自分で容器を持参するのもOKです。

量り売りコーナーではスパイス、穀物、ナッツ、ハーブなどが揃う。その品揃えはバークレー随一

好きな量を袋に入れてレジに持って行く仕組み。蜂蜜やオリーブオイル、チョコなども量り売りしている

オートミールのクッキー生地も販売。オーブンで約10分焼くだけで出来立ての焼き菓子が食べられる!

なんと麹菌を使ったパテも販売! 濃厚な風味のパテはバゲットに合うと大人気だそう
グラデュエイトホテルで大学気分を満喫

カリフォルニア大学バークレー校からわずか1ブロックに位置するホテル「グラデュエイト バイ ヒルトン バークレー」。一歩ロビーに入ると、大学のカフェテラスを思わせるノスタルジックなラウンジが登場。まさに地元密着型ホテル!

客室はヴィンテージ感ある家具で統一され、学生寮を思わせる味のあるインテリア。窓の外では学生たちが和気あいあいと活歩する姿が見られ、まるで映画の1シーンのよう。


学生気分を盛り上げてくれる小物も充実! ドアノブには「勉強中! 邪魔しないで」のタペストリー、ルームキーはなんと学生証がモチーフ(しかも個々に顔写真が異なる!)

客室の壁にかかっているのは、バークレー校が舞台になった映画『卒業』のポスター。往年のファンはそれだけでテンションが上がります(滞在中の部屋のBGMはサイモン&ガーファンクル!)。

2600 Durant Ave,Berkeley,California,94704,USA
+1-833-472-3468
https://www.hilton.com/ja/hotels/oakgbgu-graduate-berkeley/
学生たちの支援活動で学ぶもの

街を歩いていると、バークレー・マリーナに差し掛かったところで高校生たちがケーキを並べているのを発見! 話を聞くと彼女たちは飢餓に苦しむスーダンの人々にできることをしたいと、休日に支援活動を行なっているそう。

みんなでケーキや焼き菓子をつくり、それを難民支援金に当てているという。しかも学校の課外授業ではなく、彼女たちが自発的に行なっているのが素晴らしいところ。


話を聞くそばから続々と人が集まり、ケーキを選んで募金活動に参加! 自分たちができる活動を若者のセンスで気負いなく取り組む姿が健康的

長引く内戦で多くの難民がいる中東エリア。そこで飢餓に苦しむ子どもたちにできることをしたいと支援活動する彼女たちの活動はインスタグラムでチェック! 支援を希望する人はサイトからどうぞ。

【students for humanity】
https://www.instagram.com/echsstudentsforhumanity/
https://secure.everyaction.com/
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photograph:Miho Kakuta text & edit:Tokiko Nitta cooperation:Visit Berkeley
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