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「風の時代」に心地よい暮らしをしている人【平澤まりこさん、砂原文さん】 「風の時代」に心地よい暮らしをしている人【平澤まりこさん、砂原文さん】

平澤まりこさん

“個”の時代とも呼ばれる風の時代。自分にとって何が心地いいかが、暮らしの大切な指針になります。自分の“好き”にアンテナを張り、暮らしに上手く取り入れている方たちにお話を伺いました。今回はイラストレーターの平澤まりこさんと、フォトグラファーの砂原文さんのおふたりです。

本来の自分に戻れる、足枷のない時代になった

平澤まりこさん、砂原文さん

公私共に仲のよい平澤さんと砂原さんは、昨年美しい写真と絵で構成されたオラクルカードを手がけました。
自由に外出しづらくなった2020年、みんなに少しでも光を届けられたらと展示会代わりに製作。
カードはあっという間に完売し、再販を求める声が届きます。
本業とは違う製作にもどんどんトライできる時代になったと声をそろえる二人。
「今まで自信がなくて躊躇していたことも、これからはその枠を外していこう。それこそが楽しい」と笑顔で話します。

左) イラストレーター
平澤まりこさん
本誌創刊以来、占いページ「星がたり」の挿絵を10年担当。著書に旅の体験を綴った『イタリアでのこと』(集英社)、『旅とデザート、ときどきおやつ』(河出書房新社)など多数。
Instagram:@mariko_h

 

右) 写真家
砂原 文さん
子どもの頃から天体や宇宙など、自然科学が好き。光をテーマにしたモロカイ島の写真集『pili』を2017年に発表し、同時に個展も開催。
Instagram:@trans_parence721

製作のインスピレーションは穏やかなケヤキの木から

平澤まりこさん

平澤さんが毎日散歩する大きな公園には、お気に入りのケヤキの木が。両手で木にふれて静かな時間を過ごすとき、さまざまなひらめきがあると話します。オラクルカードの製作もここで「やろう!」と直感が働き、すぐに砂原さんへ連絡したとか。

自分が宇宙の一部だと感じられる大切な本たち

平澤まりこさんの本

昔から天体や宇宙に関する本が好きだったという砂原さん。なかでも「私たちは宇宙の欠片なんだ」と感銘を受けた書籍がコチラ。「特に佐治晴夫先生の本は、宇宙と自分のつながりをわかりやすく教えてくれました。美しい文章にも引き込まれます」。

新しい扉を開く鍵になるオラクルカードを製作

砂原文さんの写真と平澤まりこさんの絵で構成されたオラクルカード

砂原さんの幻想的な写真と、平澤さんの穏やかな絵で構成されたオラクルカード。自身のタイミングと直感で1枚選び、そのメッセージを自分なりに掘り下げていくもの。老若男女問わず幅広い層に支持され、子どもにも「わかりやすい!」と評判に。

photograph:Aya Sunahara text:Tokiko Nitta web edit:Liniere.jp
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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