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:【大注目の韓国発5人組ボーイグループデビュー】 BTSとTOMORROW X TOGETHERの後輩「CORTIS」のデビューショーケースをレポート!
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BTSとTOMORROW X TOGETHER(トゥモロー バイ トゥギャザー)が所属するBIGHIT MUSICから、6年ぶりに待望のボーイグループ「CORTIS(コルティス)」がデビューしました。
8月18日に韓国・ソウルで開催されたメディアショーケースの様子をレビュー。音楽・振付・映像を共同制作する、才能あふれるメンバー5人の魅力をたっぷりお伝えします。
CORTIS(コルティス)って?

(P)&(C)BIGHIT MUSIC
音楽に向けた情熱と創作に対する感覚を備えたメンバー、MARTIN(マーティン)さん、JAMES(ジェームス)さん、JUHOON(ジュフン)さん、SEONGHYEON(ソンヒョン)さん、KEONHO(ゴンホ)さんによる5人組ボーイグループ。
グループ名のCORTISは、「COLOR OUTSIDE THE LINES(線の外に色を塗る)」というフレーズから、ランダムに6文字を抜き出して作られ、「世の中が定めた基準やルールにとらわれず、自由に思考する」という意味からつけられたのだとか。
全員10代で構成された「ヤングクリエイタークルー」で、自分たちのストーリーをもとに、作詞・作曲・振付・ビデオグラフィーなどさまざまな分野でクリエイティブの能力を発揮し、世界中の音楽ファンから注目を集めています。
メンバー5人をチェック!
リーダーのMARTINさんは2008年生まれ。TOMORROW X TOGETHERの「Deja Vu」や「Miracle」、「Beautiful Strangers」、ENHYPENの「Outside」、LE SSERAFIMの「Pierrot」、ILLITの「Magnetic」など、ヒット曲の制作に参加した実力派です。
「リーダーとしてメンバーを率いて、いい音楽を出していくために作業をリードする役割です。たくさんビートを作っているので、これからもいい音楽をお聴かせできるようにがんばります」(MARTINさん)

リーダーのMARTINさん。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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CORTISの最年長メンバー、JAMESさんは2005年生まれ。ILLITの「Magnetic」や「Cherish(My Love)」、TOMORROW X TOGETHERの「Deja Vu」などの楽曲制作や振付を担当。新鮮なアイデアをたくさん出す、アイデアバンクだそう。
「振付を一生懸命作っているほか、映像もたくさん観ながら編集の勉強もしています」(JAMESさん)

CORTIS最年長メンバーの、JAMESさん。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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JUHOONさん。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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JUHOONさんは、MARTINさんと同じく2008年生まれ。CORTISのブレーンであり、音楽の制作のほか、メンバーの話し合いで意見をまとめる役割を担っているそう。
これまで100曲を越える楽曲を手がけてきたという、2009年生まれのSEONGHYEONさん。
「僕たちのチームは決まったポジションはありませんが、僕はチームで最も、音楽、ダンス、ファッションでもスタイルがはっきりしています」(SEONGHYEONさん)
最年少のKEONHOさんは、SEONGHYEONさんと1か月違いの2009年生まれ。「映画をよく観るので、映像のアングルや撮影においてアイデアを出しています。タイトル曲の『What You Want』でもたくさんアイデアを出しました」(KEONHOさん)

SEONGHYEONさん。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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最年少のKEONHOさん。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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タイトル曲「What You Want」を初披露

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この日は、9月8日に正式リリースされるデビューアルバム『CORTIS The 1st EP[COLOR OUTSIDE THE LINES]』から、タイトル曲「What You Want」を初公開。
「欲しいものを必ず手に入れる」という意志を込めたというこの曲は、シンプルなギターリフのメロディにストレートな歌詞、パワフルさが伝わってきます。
パフォーマンスには、トレッドミル(ランニングマシーン)11台を使用。作曲のほか、振付もメンバー自身が手がけ、自由で飾りのない動きが新鮮でした。

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この曲のMVは、アメリカ・LAの砂漠にトレッドミル35台を置き、ワンテイク技法で撮影されたそう。撮影も含め、ビハインドをたっぷり語ってくれました。
「撮影が終わった後、口の中が砂だらけになりました。広い砂漠の上で汗を流しながらダンスをすることに、すごく自由を感じました。アルバムを完成させるまでに、300曲を越える候補がありましたが、『What You Want』を作業しながら、ついにタイトル曲ができたと確信しました。編曲をしながら、サイケデリックロックの要素をプラスしましたが、完成版を聴いて、この曲こそ僕たちのものだと思いました」(SEONGHYEONさん)
「最初は正直、この曲にはどういった振付をつけるべきか悩みました。でも曲が好きすぎて、この曲に合うかっこいいパフォーマンスを作りたいと決意しました。メンバーも共感してくれると思いますが、タイトル曲の作業は振付も歌唱も、簡単ではなかったんです。この曲では率直な姿を見せたいと思っています」(JAMESさん)
「実は僕たちは、タイトル曲を含む収録曲の制作のため、ロスに行ってソングキャンプをしました。当初は1か月の予定が、予想以上に作業がうまくいかず、3か月かかったんです。でもこのように作業ができたことはすごく楽しくて、MARTINさんとSEONGHYEONさんが歌った『What You Want』のデモ曲をプロデューサーに聴いてもらったとき、もう完成版だねと褒めてもらったのが嬉しかったです」(KEONHOさん)
「デビュー曲は、世の中に初めて僕たちのことを知っていただく曲。CORTISの顔になる曲と考えるといろいろと悩みも深まったのですが、ソングキャンプの最後に『What You Want』が完成したとき、みんなで喜びました」(JUHOONさん)
「僕たちが人生で求めるものについて、みんなで話し合いもしました。メンバーの考えはそれぞれ違って、誰かは自由、誰かは平和、幸せといった言葉を持ってブースに入り、レコーディングをしたのですが、これだと思いました。即興で作ったメロディや歌詞も最終盤に反映しています」(MARTINさん)
CORTISらしいカラーとは?

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デビューアルバムに収録される、5曲のMVの制作にも参加しているというCORTISのメンバー。アイデア会議や制作会議には欠かさず参加し、アイデアをたくさん出しているそう。
「幼い頃からヒップホップやロックバンドを見て聴いて育った世代で、自然に音楽を作る文化が馴染んでいると思います。またMVは、僕たちが作る曲が多いのに、なぜMVはないのかという単純な考えからスタートしました。僕たちは子どもの頃からスマホで映像を見て撮ることが日常なので、自分たちが作った音楽に映像をつけてみたらどうかという考えが自然に浮かびました。
BTSのJ-HOPEさんにコンサートでお会いしたとき、いつも享受することに感謝しながら、それを当たり前だと思わず、謙虚に育ってほしいと言われました。すごく応援もしてもらって頑張ることができ、本当に感謝しています」(MARTINさん)
「僕たちの武器は、共同制作。初期には別々に作業しましたが、5人が一緒に話し合うことで、ようやく気に入るものができました。BTSの先輩方には、成功したらいいねと応援していただきましたし、TOMORROW X TOGETHERの先輩方には舞台を披露して、表情のつけ方など、現実的なフィードバックをたくさんいただきました」(SEONGHYEONさん)
「今回のアルバムはありのままの僕たちを表現するために、一生懸命、楽しく作ったアルバムです。僕たちの初めてのアルバムなので、僕たちの音楽や誰なのかを知っていただくのが最優先の目標。先輩方のようにしっかりとしたカラーを持って、CORTISらしいねと言われるようになりたいです」(JUHOONさん)
「手に入れたいのはセンセーショナルという言葉。この言葉がすごくかっこいいと思っているので、頑張って見合うようなメンバーになりたいです」(JAMESさん)
「僕たちはビビンバみたいなグループ。作業をするときやMVを創作するとき、ビビンバのようにいろいろな材料をバランスよくひとつに合わせて、いい結果を出すグループだと思います」(KEONHOさん)
最後にアルバムのイントロ曲「GO!」を披露した5人。世の中をCORTISの色に染めるという意味も込めた、オーガニックなサウンドはK-POPに馴染みのない人にも聴きやすい楽曲です。才能あふれる5人の、これからの活動に要注目です!
CORTIS Profile
MARTIN、JAMES、JUHOON、SEONGHYEON、KEONHOの5人組ボーイグループ。 BTSとTOMORROW X TOGETHERが所属する「ボーイグループ名門」BIGHIT MUSICから6年ぶりにデビューするグループ。グループ名は、「COLOR OUTSIDE THE LINES」(=線の外に色を塗る)というフレーズから ランダムに6文字を抜き出して作られており、「世の中が定めた基準やルールにとらわれず、自由に思考する」という意味を持つ。
text & edit : Mayumi Akagi
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