寒くなるこの季節、体が冷えると肌荒れや生理痛、肩こりのほか、太りやすくなることも。自らも冷えを克服した温め美人の医師・石原新菜先生に、今回は体を温めてくれる今すぐできる習慣について伺いました。食事、入浴で体を温めたら、さらにワンステップ。代謝をよくして体の中から温めるほか、外から温める方法もご紹介します。
すきま時間にちょい筋トレ
運動をする時間が取れない人は、すきま時間で筋トレを。日々続ければ、結構な運動量になります。
つま先立ち
レジ袋を上げ下げ
簡単「温湿布」「温灸」でセルフケア
温湿布と温灸を冷えている場所やツボに当てると、血行がよくなり、体の芯から温まります。
生理中以外にも布ナプキン
生理中だけでなく日常的に布ナプキンをつけると、子宮や膀胱を温めて、冷え予防にもなります。
寝るときも冷やさない工夫を
1日の3分の1を占める睡眠時間こそ、冷え対策を。冷える部分はネックウォーマーやレッグウォーマー、湯たんぽを使って。
●ネックウォーマーで首を温める
首元から冷気が入るのを防ぎます。
●パジャマは天然素材
汗を吸い取る天然素材がおすすめ。
●寝るときも腹巻着用
体を締めつけない、ゆったりしたものを選んで。
●足元に湯たんぽを置く
温かさがじんわり続くのでおすすめ。
●レッグウォーマーで足首カバー
足に汗をかく人は、レッグウォーマーが◎
教えていただいたのは……石原新菜先生
PROFILE
1980年生まれ。「いしはらクリニック」副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療に当たっている。著書に『読む冷えとり』(主婦の友社)ほか。https://www.ninaishihara.com
温め美人の口コミアイデア
口コミFile1
肩こりにじんわり効く手軽な棒灸
編集者・ライター 赤木真弓さん
肩こり対策には、もぐさに火をつけ、ためた煙を当てるタイプのお灸「カマヤペット」を使っています。使い終わったら蓋をかぶせるだけなので、小さなお灸よりも手軽。首の後ろを温めると、体全体がポカポカします。
口コミFile2
素材違いのレギンスを3枚重ねばき
カメラマン 馬場わかなさん
寒い時季は、絹→綿の順にレギンスを重ねて、その上にアルパカなどの暖かい素材のレギンスやパンツをはきます。下半身を温めると、上半身が薄着でも温かいと冷えとりで実感。とても快適で安心感があります。
illustration: Miho Yamazaki text: Mayumi Akagi web edit:Masako Serizawa
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2019年1月号より
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