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特集2023年上半期占い大特集

石井ゆかりさんの【2023年上半期の星占い】 石井ゆかりさんの【2023年上半期の星占い】

特集2023年上半期占い大特集
石井ゆかりさんの2023年上半期占い

2022年は、どんな一年でしたか。2023年はいったいどんな年になるのでしょうか。長引く今の社会情勢に不安を感じている方も多いかもしれません。そんな先の見えない行く末に光を灯してくれる、石井ゆかりさんからの2023年上半期の星占いメッセージをお届けします。

目次
石井ゆかりさんの【2023年上半期の星占い】
  1. キーワードは「疾走感」
  2. 春の終わりから、どっしりと揺るがぬ時間へ
  3. 5月半ば、「闘いの終わり」
  4. 石井ゆかりさんプロフィール

キーワードは「疾走感」

こんにちは、石井ゆかりです。
2023年上半期全体のイメージをひとことで表すなら、「疾走感」です。
スピード感のある星座に星々が集まり、熱風が吹き抜けていくような勢いが感じられる時間帯なのです。
この「疾走感」の雰囲気は、すでに2022年5月、さらに8月末くらいから始まっているのですが、2022年10月末から12月中旬まで、少しだけ「小休止」に入っていました。ゆえに、2023年上半期は「仕切り直して、一気に走り抜ける」ような展開になるのではないかと思います。

自分の意志で動くこと、次々に行動を起こすこと、あれこれ調べること、あちこち顔を出すこと、とにかく「試してみる」こと、行動を枠にはめないこと。
黙っていないで言葉に出すこと、摩擦や衝突を避けすぎないこと、チャレンジする勇気を持つこと、周囲の意見をうのみにせず、自分で学び、考えること。
「君子豹変す」、意見を変えることを恐れないこと、若々しい純真なハートを大事にすること、立場や肩書きにこだわらないこと。
たとえばそんな行動方針が、この時期にはフィットするかもしれません。
何か思い悩むようなときにも、じっとしているより、散歩しながら考えたり、人と話しながら考えたりする方が、この時期「らしい」悩み方といえます。

というのも、この時期「闘い・始まりの星座」である牡羊座に成長と拡大の星、木星が入っており、さらにこの牡羊座を守る火星が、「コミュニケーション・知性・移動・嵐の星座」である双子座に長期滞在しているからです。
牡羊座も双子座も、勢いがあり、純粋で、若々しく、反骨精神に富む星座です。両方とも、自由を愛し、挑戦を愛し、摩擦や衝突を厭わない世界です。
また、牡羊座は「乗り物・足の速い動物」、双子座は「旅・移動」に関係が深く、両方ともとても機動的なのです。
たとえるなら、怖いもの知らずの若者が、意気揚々とオートバイで走りまくるようなイメージが、2023年前半によく重なるのです。

春の終わりから、どっしりと揺るがぬ時間へ

4月下旬以降は徐々に、この熱い雰囲気が変化し始めます。
というのも、星々が「不動宮(フィクスト・サイン)」に集まり出すからです。
「不動宮」は、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座の4星座で、物事を維持する力、継続させる力を担います。変化を嫌い、一貫性を求めるのがこれらの星座の特徴とされています。
4月から5月にかけて、多くの星が牡牛座、獅子座、水瓶座に入り、年明けから春の雰囲気から一転して、どっしりと揺るがぬムードが出てくるのです。

たとえば、2022年半ばから新しいことに着手した人、常に新鮮な変化を求めて走り続けてきた人は、4月末以降は少しスピードを緩め、新たに始めたことを「定着させる・安定軌道に乗せる」フェーズに入るのかもしれません。
ここまで「勢いでやってきた」ことを一段落させ、「中身を濃くする」「より強く鍛える」段階に入ることになるのかもしれません。
または、春まで「開拓する・切り開く」ことがテーマとなっていたなら、初夏からは「じっくり育てる・ゆたかに収穫する」ことがテーマになるのかもしれません。

5月半ば、「闘いの終わり」

2022年は戦争、闘い、衝突に強いスポットライトが当たった年でした。2022年5月から木星の位置している牡羊座は、まさにそうしたテーマを扱う星座です。さらに8月末からの双子座火星は論争、特に古くは宗教論争を示すといわれました。天の星と地上に起こることが不思議な符合を見せているように感じられるのは、ひとえに私たち人間の「象徴的思考」のためであり、つまり「単なる錯覚」なのかもしれません。
それでも、私たちが天地の照応というささやかな夢を生きることが許されるならば、「闘いの星座」である牡羊座を木星が出て行く2023年5月17日までに、人々を苦しめ抜いた戦争、闘いのせめていくつかは、終わってほしいと祈らずにいられません。

牡羊座は「始まりの星座」でもあります。2023年前半、生まれ変わったような気持ちで新たな人生に一歩を踏み出す人も少なくないでしょう。季節は巡り、冬の後には必ず春が来るように、星の時間もまた、牡羊座というスタートラインで何度でも、息を吹き返します。2023年前半、なんらかの意味で「まっさらな人生を再び、一から歩み始める」という経験をする人も、きっと、少なくないはずです。


石井ゆかりさんプロフィール

ライター。2010年刊『12星座シリーズ』(WAVE出版)は120万部を突破。
ほかに『夢を読む』(白泉社)、『ひかりの暦』(小学館)など著書多数。

公式サイト「石井ゆかりの星読み」https://star.cocoloni.jp/

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illustration:Yuka Hiiragi text : Yukari Ishii
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