深刻な環境問題にもつながるフードロス。食べられるのに廃棄される食品=「フードロス」を減らすためにできることは、日々の暮らしをアップデートする手段でもあります。そこで、無駄なく、楽しく、手軽な方法で私たちにもできる、フードロスをなくすためのいろいろな取り組みをご紹介します。
まずは日本のフードロスの現状を知ろう
日本の食品ロス量推計値は年間523万トン。世界中の飢餓に苦しむ人たちへの食料支援量の1.2倍もの食料を捨てています。フードロスの問題点は大きくふたつ。ひとつは生産コストだけでなく廃棄コストがかかることで経済損失していること。そして環境負荷。食品ゴミの焼却は温室効果ガス発生の大きな要因に。日本には「もったいない」という言葉があります。各々が食べ物を大切にすることを心がければ解決できるのがフードロスです。
【出典資料】 総務省人口推計(2021年10月1日)令和2年度食料需給表(確定値)
ココを利用して楽しくフードロスを減らそう!
■ ACTION 01
フードレスキューで食材を買う
ポケットマルシェ
家庭のフードロスでもっとも多いのが野菜と果物。うっかり冷蔵庫でミイラ化させてしまう野菜を、生産者から直接購入することで大切に使うように。また大規模流通で弾かれる規格外の食材を買えば廃棄からレスキューできます。何よりも産地直送は新鮮でおいしいのでロスする暇がありません。
雨風太陽代表 高橋博之さん
■ ACTION 02
冷凍お取り寄せパンをいただく
rebake(リベイク)
みんな大好きな焼き立てパンですが、閉店後売れ残ってしまったパンはほとんどが廃棄されています。品質にまったく問題のないおいしいパンを詰め合わせ、全国どこにでも配送してくれるサービスが「リベイク」。日本全国のパンを楽しめるうえ、パンの廃棄が減らせる画期的システムです。
Related Article おすすめ記事
-
【サステナブル旅 石垣島】エシカルで心地いい南の島の素敵スポット 【サステナブル旅 石垣島】エシカルで心地いい南の島の素敵スポット
-
SDGsインタビュー:どいかやさん「ボランティアはできることを無理なく」 SDGsインタビュー:どいかやさん「ボランティアはできることを無理なく」
-
SDGsインタビュー:小野りりあんさん「拠点を変えて、自分の活動を持続可能に」 SDGsインタビュー:小野りりあんさん「拠点を変えて、自分の活動を持続可能に」
-
#私もできるサステナブル リンネル暮らし部が実践中の身近なエコ習慣とは? #私もできるサステナブル リンネル暮らし部が実践中の身近なエコ習慣とは?
-
【エシカルな暮らしのヒント集】 中村暁野さんの家族みんなでつくる、地球に自分にやさしい暮らし 【エシカルな暮らしのヒント集】 中村暁野さんの家族みんなでつくる、地球に自分にやさしい暮らし
-
【みんなに喜ばれるサステナブルギフト8選】 目利きさんに聞いた! 地球にも人にもやさしい贈り物 【みんなに喜ばれるサステナブルギフト8選】 目利きさんに聞いた! 地球にも人にもやさしい贈り物
-
【素敵なおうち訪問】 中村暁野さんの地球にやさしいエコアイデア。無理なく楽しむエシカルライフの秘訣とは? 【素敵なおうち訪問】 中村暁野さんの地球にやさしいエコアイデア。無理なく楽しむエシカルライフの秘訣とは?
-
【おすすめのエシカルブランド】小川紗良さんが着る、おしゃれしながら社会貢献ができる服 【おすすめのエシカルブランド】小川紗良さんが着る、おしゃれしながら社会貢献ができる服
-
#明日の自分のためにできること 「リンネル暮らし部」メンバーの、地球にやさしいサステナブルな習慣 #明日の自分のためにできること 「リンネル暮らし部」メンバーの、地球にやさしいサステナブルな習慣
Latest News
LIFESTYLE
リンネル最新号&付録
2025年1月号
暮らしの道具大賞2024
- 付録
- marble SUD[マーブルシュッド]
ボアバッグ&
リング付きちょうちょ柄丸ポーチ
特別価格:1,520円(税込) / 表紙:上白石萌音 /
2024年11月20日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります