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【自宅の地震対策】部屋ごとに備え方を解説!今すぐできる「防災×収納」の考え方を取り入れて、普段から暮らしやすい家に 【自宅の地震対策】部屋ごとに備え方を解説!今すぐできる「防災×収納」の考え方を取り入れて、普段から暮らしやすい家に

連載 #防災

「防災×収納」を取り入れた部屋づくり③
キッチン

  • check point
    ・吊戸棚など、頭上に重いものを置かない
  • ・食器棚には耐震ラッチをつける
  • ・吊るす収納や見せる収納は控える

割れやすいものが集まる場所は
しまう収納で対策を

吊戸棚は、揺れを感知したら開かなくなる耐震ラッチをつけるのが◎。重いものは下に、軽いものを上に置くのが鉄則です。

重い調理家電や食器など、倒れたり落ちたりしたら危険なものが多いキッチン。家族が無事でも、キッチンがぐちゃぐちゃで何もできない……となると、生活への影響は大。ほかの部屋以上に、転倒、落下防止をしましょう。

「電子レンジなどの家電にはすべり止めをつけています。食器は落下しない引き出し式の収納がおすすめですが、中ですべって割れることもあるので、すべり止めシートを使用しています」。

また、ライフラインが止まったときでも使える、カセットコンロとガスボンベ、直火用のフライパンなどがあると◎。高密度ポリエチレン袋があるとパッククッキングもできます。

飛び出したら危ないもの
割れやすいものにはすべり止めを

包丁などを飾る収納にしていると飛んでくる可能性があり危険! 引き出し式の食器収納は、なるべく同じ種類の食器でそろえて、重ねておくと動きにくくなります。
すべり止めシートで動かない!

重さのある電子レンジは、厚みのあるすべり止めを

特に電子レンジは10㎏以上あるものが多く落ちたら大変です。厚みのあるすべり止めで対策を。炊飯器やトースターなども同様に。

ローリングストックで
いざというときも安心

非常食を用意するときに大切なのが、ローリングストックの考え方。
「普段備えている食料品や衛生用品を少し多めに準備しています。生活の中で消費して減ったものは必ず買い足すことで、非常時の備えになります」。

賞味期限の早いものから食べることで、災害用に用意したものを「食べないで処分する」というムダを省けます。また、いつも食べなれているものがあることは、安心感にもつながります。
「何より大切なのは水。大人は1日3L×7日分が必要です。家中に分散していいので、備蓄スペースを確保しましょう」

袋のラーメン、レトルトのカレー、粉末やフリーズドライのスープ、ロングライフのパンなどを備蓄しています。
水で簡単に戻せる乾燥野菜があれば、カップ麺や即席の味噌汁に入れられます。
グラノーラはロングライフ牛乳と一緒に。ホットケーキミックスも調理しやすい。
フリーズドライのスープや味噌汁は、普段の朝食などに使うものをローリングストック。

次のページ「防災×収納」を取り入れた部屋づくり④ 寝室

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