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【災害時の食事】 ガス、電気が止まったときどうする? おかずと炊飯が一度にできるポリ袋調理法を知っておこう! 【災害時の食事】 ガス、電気が止まったときどうする? おかずと炊飯が一度にできるポリ袋調理法を知っておこう!

連載 #防災

いざ災害が発生したとき、慌てずに対応できるように、日頃からできる「防災トレーニング」でもしものときに備えておきましょう。防災グッズを日常で使ってみたり、災害時の食事を作り慣れておけば、被災したときにも安心感が違います。今回ご紹介するのは生きるのに欠かせない食事の対処法について。限られた条件でも温かい食事をするために必要な「被災時クッキング」を、編集YとライターTが試してみました。

目次
【災害時の食事】 ガス、電気が止まったときどうする? おかずと炊飯が一度にできるポリ袋調理法を知っておこう!
  1. 教えてくれた 辻 直美さん profile
  2. 被災時のクッキングは、カセットコンロ×ポリ袋で解決!
  3. 被災時クッキングの手順
  4. やってみた感想は?
  5. 防災トレーニングをほかにもやってみよう!

教えてくれた 辻 直美さん profile

国際災害レスキューナース辻 直美さん
国際災害レスキューナース。阪神・淡路大震災を経験し、災害医療に目覚める。レスキューナースとしての活動歴は27年、被災地派遣は国内29件、海外2件におよぶ。

被災時のクッキングは
カセットコンロ×ポリ袋で解決!

限られた条件でも、温かい食事をするために必要な被災時クッキング。カセットコンロを使ったポリ袋調理に挑戦します。

用意するもの

・カセットコンロ
・ガスボンベ
・鍋
・高密度ポリエチレン製の袋
・アルミホイル
・米
・冷蔵庫にある野菜
・缶詰
・水


被災時クッキングの手順

1.冷蔵庫に入っている野菜を適当に切ったものと、魚などの缶詰の中身を耐熱のポリ袋に入れて封をし、もみ込みます。ポリ袋に入れるのは、米0.5合につき水120mLが目安。

2.鍋にアルミホイルを敷いて水をはり、火にかけます。食材の入ったポリ袋を入れて、米は20分、ほかの食材は5〜10分を目安に煮ます。

3.普段使っているお皿にラップをかけて盛り付ければ、洗い物もなく、いつも通りの気持ちで食べられます。


やってみた感想は?

ごはんが少しゆるかったけれど、調理はとっても簡単。ちゃんと火が通り、けっこうおいしい! 缶詰やレトルトのパスタソース、チューブの調味料などいろいろ使えそうです。

防災トレーニングをほかにもやってみよう!

日頃からできる「防災トレーニング」はほかにもあります。生きるのに欠かせないさまざまなことへの対処法を覚えて、もしものときに備えておきましょう。

<<一度にたくさん給水できる「リュックで水くみ」って?


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<< もしもの備えは万全? 防災の基本について見直そう!

photograph:Jun Fujiwara text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年10月号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

連載 #防災

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