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【被災したときに役に立つ10個の知恵】 知ることはいちばんの防災! 今こそ改めて見直してもしもに備えよう 【被災したときに役に立つ10個の知恵】 知ることはいちばんの防災! 今こそ改めて見直してもしもに備えよう

連載 #防災

大規模な災害時。普段からしっかり備えていても、いざ避難生活が始まると不自由なことがたくさんあります。でも、テクを知っておけば、解決できることも多いのです。今まで数々の被災地に入ったレスキューナース・辻 直美さんに、避難生活で使えるアイデアを教えていただきました。

目次
  1. 教えてくれたのは、辻 直美さん
  2. 不自由な避難生活を支えてくれる、知識やスキル
  3. 被災したときの10の知恵

教えてくれたのは…

国際災害レスキューナース辻 直美さん
阪神・淡路大震災で自宅が全壊したのを機に、災害医療の道へ。国内28件、海外2件の被災地で活動。防災に関する講義も行う。

>>今こそ改めて見直したい【防災】に関する知識


不自由な避難生活を支えてくれる知識やスキル

大規模な災害が起こると、断水や停電が起こります。2019年の台風では、千葉県の停電が復旧するのに、1か月以上がかかりました。トイレやお風呂が使えなくなったときに、どう過ごすのか、ここは知識やスキルが必要になります。

「給水車は被災してから10日~2週間ほどで到着します。その場合、容器は自分で用意する必要がありますが、ペットボトルでは全然足りません。ポリタンクがなくても、リュックにゴミ袋をセットすれば、15Lくらいの水がくめます」

また、被災時は感染症への注意が必要。風邪やインフルエンザはもちろん、トイレを我慢することで膀胱炎や腎盂炎になる人も少なくありません。健康を守るための知識も必要です。

「避難所は、冷暖房もなく、仕切りのないスペースに雑魚寝することになります。プライバシーがないうえに、シャワーも使えないのでにおいのトラブルも。そんなときのために気分を癒やす香りがあれば、前向きな気持ちを保つことができます」

次のページ被災したときの10の知恵

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