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【西オーストラリア州パースの旅】 知らなかった! コアラ、カンガルー、クオッカ……あの動物たちの意外なひみつを求めて(前編) 【西オーストラリア州パースの旅】 知らなかった! コアラ、カンガルー、クオッカ……あの動物たちの意外なひみつを求めて(前編)

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クオッカがのびのび暮らす「夢の島」へ

ただ、このクオッカ。野生の姿に出会えるのは、オーストラリアでもたったひとつの島だけ。

それがフリーマントルから約30分 or パースから約1時間半、インド洋に浮かぶロットネスト島です。

インド洋に浮かぶロットネスト島

あっちもこっちも! びっくりするほど島のいたるところでヨチヨチと歩き、葉っぱをむしゃむしゃ。その光景を見ているだけで、もうめろめろ。

クオッカがのびのび暮らす「夢の島」

そもそも「ロットネスト」という名前。17世紀にオランダ人探検家がこの島を発見した際、クオッカを巨大なネズミと勘違いし「ネズミの巣(Rattennest)」と名付けたことから付けられたとか。

数千年もの昔、海面の上昇で本土から切り離されたこの島は、砂浜や湿地、石灰岩などの多様な地形で降水量も安定しているため、植生が豊か。特にクオッカが好んで食べるティーツリーは、島全体に広く分布しています。

数千年もの昔、海面の上昇で本土から切り離されたこの島は、砂浜や湿地、石灰岩などの多様な地形で降水量も安定しているため、植生が豊か。特にクオッカが好んで食べるティーツリーは、島全体に広く分布しています。

また本土にはキツネや猫などの天敵がいるのに対し、この島にはいません。

つまりクオッカにとってロットネスト島は安全で、ごはんにも困らない夢の島。だからこそ、こんなにものびのびとした、人懐っこい姿を見せてくれるのです。

クオッカはフレンドリーで好奇心旺盛だけど、触ったりエサをあげたりはNG。そっと見守るのがルール。
フレンドリーで好奇心旺盛だけど、触ったりエサをあげたりはNG。そっと見守るのがルール。

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