明日をもっと楽しく、より気分よく過ごせるように、今日、蒔いている「たね」とは? 人気 Vloggerのasakoさんに、自分らしく暮らしを楽しむためのヒントを伺いました。今回はasakoさんのお気に入りの作業と自然との触れ合い方について伺いました。
お話を伺ったのは……デザイナー・Vlogger asakoさん
夫と白猫のシロ・クロと、金沢の郊外に暮らす。「hibi hibi」名で、暮らしの動画をYouTubeで発信。著書に『明日へのたね蒔き』(主婦の友社)。https://www.youtube.com/c/hibihibi
気分よく過ごすための
ごほうびを日々にちりばめて
やるべきことをやったら、あとは好きなことを。毎日を楽しく暮らすために、asakoさんが意識して取り入れているのが、「ごほうび」の時間です。
たとえば、ソーイング。中学生の頃に始め、その後離れていましたが、4〜5年前に再開。「買ってきた既製の服が、どうも体にしっくりなじまなくて。自分で手直ししたり、作ったりしたら、ジャストサイズで着心地がよかったんです」。今では、自分で作った服が増えてきて、気づけば全身手作りの服、という日も。
自然と向き合う時間も、大事に。天気がいい日には、車で15分の山に夫婦で向かうそう。植物の実やつるを見つけて拾いながら散策し、お気に入りの展望台へ。お弁当を食べながら、美しい景色を定点観測するのが、至福の時だとか。
「人ってつい、がんばってしまいがち。うまくいかないこともあるじゃないですか。でも、季節は必ず巡るもの。季節の移ろいを目の当たりにすると、きっと自分も前に進んでいるはずだと、ほっとするんです」
ごほうびのソーイング
裁縫道具箱も、中の仕切りを自分で作って、作業を快適に。作業途中の道具や布は、warang wayanのかごにひとまとめ。
相棒のミシンは、仕事用デスクのすぐ後ろに収納し、すき間時間にもすぐ取り出せるように。
自然と向き合う時間
山で拾ったつるは、スプーンの柄に巻いて。知り合いからよくもらう竹の皮は、おにぎりを包んだりして使用。
山へは、お弁当と普段から使っているコップとお茶を持参します。
photograph:Eri Miyama text:Kaori Akiyama web edit:Masako Serizawa
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2021年6月号より
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