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:フィンランドで泊まるならここ! おすすめのホテル&グランピング施設
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市をあげて環境問題に積極的に取り組むフィンランドの首都・ヘルシンキでは、シンプルな滞在を楽しむ宿泊施設が人気です。出張で久しぶりに故郷に帰ったフィンランド大使館員のラウラさんに、 おすすめのホテル&グランピング施設を教えていただきました。
フィンランドで泊まるならここ! おすすめのホテル&グランピング施設
案内人・ラウラ コピロウさん profile

フィンランドのおすすめのグランピング施設
『ノッラキャビン in ランタプイスト』
森の中に「置かれた」ミニマルハウス

大きな窓があり自然と一体化したような部屋。バスルームやトイレ、水道はなく、人が出す廃棄物は「Nolla=ゼロ」というコンセプト。
自然豊かな東ヘルシンキの海のすぐそばにある「Hotel Rantapuisto(ホテル ランタプイスト)」の敷地内に置かれた三角屋根の小屋「Nolla cabin(ノッラ キャビン)」。再生可能な木材をシンプルに組み合わせており、解体して移動、再構築が簡単にできるつくりです。

マリメッコのウニッコ柄がプリントされた屋根。
フィンランド内にいくつかあるNolla cabinですが、ここは唯一の「マリメッコノッラ」。北欧デザインに囲まれミニマリズムな宿泊体験ができます。

キャビンにある簡単な調理器具とマリメッコの食器。

キャビンを使うゲストはホテルの1室も使用可能。

ホテルの本館は60年代に銀行の研修施設として建てられました。

屋根にはソーラーパネルが。キャビンで使うのはすべて再生可能なエネルギーとなる仕組み。
Nolla cabin in Hotel Rantapuisto
ノッラキャビン in ランタプイスト
Furuborginkatu 3, 00980 Helsinki
https://nollacabins.com/destination-rantapuisto/
フィンランドのおすすめホテル
『スカンディック グランド セントラルヘルシンキ』
環境意識の高い北欧ホテルチェーン

北欧を中心に展開するスウェーデン発の大手ホテルチェーンのスカンディックグループは環境対策への積極的な取り組みで知られています。ヘルシンキに昨年4月にオープンしたのは、ラウラさんが「100年間フィンランドの国鉄のオフィスとして使われていた建物に泊まれるなんて、映画の主人公にでもなった気分」と話すように、有名な建築家エリエル・サーリネンが国鉄本社として20世紀初頭に設計した建物をリノベーションしたクラシカルな雰囲気のホテルです。


タオルの取り換え不要サインの発祥はスカンディックグループだそう。必要最低限のアメニティ。

客室でもゴミの分別は徹底。

ビュッフェスタイルの朝食にはヴィーガン、ベジタリアンメニューも豊富に。余った食品は「RESQ CLUB」というアプリを通じて販売しています。

Scandic Grand Central Helsinki
スカンディック グランド セントラルヘルシンキ
Vilhonkatu 13, 00100 Helsinki,
https://www.scandichotels.com/hotels/finland/helsinki/scandic-grand-central-helsinki/
photograph:Miho Kakuta coordination:Laura Kopilow, Eri Shimatsuka text:Liniere, Eri shimatsuka cooperation:Visit Finland web edit:Riho Abe
リンネル2022年12月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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