北欧

【フィンランドが世界一幸せな理由を探る】子育て・教育・ジェンダー…8つのキーワードから分かること 【フィンランドが世界一幸せな理由を探る】子育て・教育・ジェンダー…8つのキーワードから分かること

キーワード #06
(ワークライフバランス)

ロングバケーションを楽しむ文化。よく休み、効率よく働くフィンランド人

「思う存分休暇を楽しんだから、また仕事をがんばろう」といったように、オンオフを使い分けながら効率よく働くのがフィンランド流です。
コーヒーブレイクをとるよう就労規則に定められており、休憩を上手に使いながらメリハリをつけて働きます。残業はせず、就労規則に定められた週40時間以内に仕事を終える人がほとんどです。通常、30日間の有給休暇が与えられ、多くのひとが約5週間のロングバケーションを満喫します。

「家族がいない人も家族がいる人と同様に定時で帰る権利があります」(堀内さん)


キーワード #07
(福祉・老後の支援)

施設介護から在宅介護へ。地方自治体が介護サービスを提供

City of Helsinki

フィンランドでは、社会保険庁事務所「KELA」が社会保障を行っています。社会福祉法に基づく高齢者福祉政策では、地方自治体が各種在宅サービスや高齢者向け住宅、老人ホームなどを整備することが定められています。施設ケアから脱施設ケアをめざす動きがあり、自宅で快適な介護生活が送れるようさまざまなサービスを提供しています。

「20歳ぐらいになるとみんな一人暮らしを始めますが、実家に戻って再び両親と一緒に暮らすことはありません。介護が必要になると可能な限りサポートはしますが、福祉は国と社会に任せています」(堀内さん)

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