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【北欧に学ぶ】自分とも家族とも向き合うコミュニケーションを大切に ライター 桒原さやかさん 【北欧に学ぶ】自分とも家族とも向き合うコミュニケーションを大切に ライター 桒原さやかさん

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実際に北欧に暮らしている、暮らした経験がある人たちは、どんな価値観を持っているのでしょう? その生活から、自分らしく無理なく生きるため、私たちにも真似できそうなことを教えてもらいました。北欧で暮らし、現在は長野県松本市で暮らすライター桒原さやかさんにお話を伺いました。

目次
【北欧に学ぶ】自分とも家族とも向き合うコミュニケーションを大切に ライター 桒原さやかさん
  1. 家庭と仕事と両立するには意識した環境づくりも必要
  2. 桒原さんから学んだ生き方のヒント
  3. 教えていただいたのは……桒原さやかさん

家庭と仕事と両立するには意識した環境づくりも必要

東京で暮らしていた桒原さんは、ノルウェーの北極圏にあるトロムソに移住したことで、価値観がかなり変わったといいます。

「ノルウェーでは16時に仕事が終わり、17時に夕飯を食べて、それぞれ自分の自由時間が始まります。仕事の後に自分の時間があるって贅沢だと思っていたのですが、自分と向き合う時間が自分らしく生きるのにすごく必要なことだと学びました。人生の中で何が大切で何が必要か、北欧の人たちはよく知っていると思います」

スウェーデン人の旦那さんも子どもの頃から、自分の気持ちを知るため、家庭でも学校でも意見を言葉にすることを求められていたのだとか。
「子どもが考えを言葉にするのにはすごく時間がかかるので、余裕が必要です。夫婦間でも、もやもやとした気持ちを言語化することで自分を知り、相手が何を考えているのかわかって楽になりました」

コミュニケーションを大切にする北欧では、仕事と家庭を分けて考えず、夫の会社が妻のことまでケアしてくれることに驚いたそう。

「家庭がうまく回ることでよりよい仕事ができると考えられているので、社員の家族も気づかってくれるんです。そして北欧は共働きが多いから、男性は家事や子育てを自分ごととして捉えています。仕事と両立することがどれだけ大変かよくわかっているから、女性に対しての家事や育児の要求も少ないんです。あらゆることに余裕を感じますが、それは贅沢ではなく、意識して作ることが必要なものだと感じています」

自分と向き合うため、ぼーっとする時間を作るのも大切。

北欧ではキャンドルが必須。気持ちを和らげてくれる灯りは、冬にしか味わえない楽しみのひとつ。

2人のお子さんも含め、家族と向き合えるときは一緒の時間を共有するように心がけているそう。

桒原さんから学んだ生き方のヒント

1.自分の考えや気持ちを言葉にする訓練をする

自分の心の中を整理して、考えを言語化するには、ひたすら訓練が必要。円滑なコミュニケーションのためにも、自分のことを知って伝える練習をしていく。

 

2.家族と向き合える時間を作る

毎朝、ごはんの前に会話し、夕飯後に散歩するなど、家族と向き合う時間を意識的に作っているという桒原さん。テレビを消して会話をするなど、今すぐ始められそう。

 

3.時間、心、部屋に余裕を持つ

人にやさしくするためにも、余裕を持つことが必要。特にものの量は心の余裕に影響する、と桒原さん。自分の生活に必要なものを厳選し、暮らしを見直すのも効果的。

教えていただいたのは……桒原さやかさん

PROFILE

IKEAと北欧、暮らしの道具店に勤務後、スウェーデン人の夫とノルウェー・トロムソに1年半ほど暮らす。帰国後は長野県松本市在住。著書に『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし』(ワニブックス)。Instagram@kuwabarasayaka

text:Mayumi Akagi cooperation:Embassy of Finland web edit & text:Masako Serizawa
リンネル2021年12月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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