使い慣れた和の家具や食器も、北欧のものと合わせると新鮮な印象に。なじませたいときは落ち着いたトーン、アクセントには鮮やかな色がおすすめ。和紙や竹などの素材を使った北欧の照明や、モダンなデザインの日本製の家具にも注目です。
1.北欧テキスタイルと和洋の食器で明るい食卓に
Scene1 : ダイニング
フィンランドデザインのテーブルクロスに、北欧と和の食器を合わせてコーディネート。鮮やかな色がポイントで入ることで明るい雰囲気に。
2.リラックスするチェアにも和のモチーフを
Scene2 : 椅子
倉敷の手織りをルーツにした若松由香さんの椅子敷は、モノトーンで、和にも洋にもなじみます。kippisのマグカップは、雨の雫をモチーフにしたTippa柄。
3.和と北欧の食器もトーンを合わせれば心地いい
Scene3: カップボード
マリメッコなど北欧柄のカップと、京都の茶筒や長野の木工の砂糖壺といった和の食器を並べて。北欧と和でも色のトーンを合わせれば、ディスプレイもまとまります。
4.和の木工と北欧のランプでくつろぎコーナー
Scene4 : リラックススペース
佇まいの美しい揺り椅子は、松本民芸家具の名品。北欧の黄昏をイメージしたフロアランプとともに、くつろぎのスペースを。
5.和を感じる杉材の椅子に、北欧雑貨と植物を並べて
Scene5 : 緑
下町の横丁にありそうな縁台は、屋台で腰をおろす椅子がモチーフ。和を感じる植物も北欧雑貨も似合います。
6.北欧を感じるキャンドルの灯りで就寝前のひとときを
Scene6 : キャンドル
北欧の心地よい暮らしに欠かせないキャンドル。ガラスから漏れる光が美しいイッタラのキャンドルホルダーと、小鹿田焼の花瓶を照らします。
7.自然を感じる和の家具と、北欧のあたたかな布を合わせて
Scene7 : リビング
北欧のブランケットやクッションに竹素材のランプや柳宗理のバタフライスツールなどを合わせると、あたたかみのなかにも清涼感のあるインテリアに。
8.和のかごや皿をあたたかな北欧素材に合わせる
Scene8: 寝室
モヘアのブランケットやアルパカのクッションカバーで、見た目もあたたかなベッドルーム。和のかごや焼き物をポイントに。
9.和の技法を生かしたアイテムに北欧カラーをプラス
Scene9 : リラックススペース
奄美大島の伝統染めで作られたグラデーションの美しいラグ、紙こよりと漆の大鉢など、和の技法を取り入れたインテリア。北欧感のあるポップな色のクッションがアクセントに。
photograph:Shinnosuke Yoshimori styling:Minami Nosaki text:Ema Tanaka web edit:Liniere.jp
(リンネル2021年12月号)
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
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