BEAUTY
:お年頃女性の白髪や薄毛のお悩み解決法。髪のプロ3人に日々のケアを聞きました!
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:コロナの長期化によるストレス増からか、白髪や薄毛などの髪のお悩みが急増中! 毎日できる頭皮ケアについて、美容ジャーナリストの伊熊奈美さん、uka 広尾店でカラーリストを務める前川俊介さん、uka 東京ミッドタウン 六本木所属でヘッドスパスペシャリストの大友麻莉子さんに教えていただきました。
お年頃女性の白髪や薄毛のお悩み解決法。髪のプロ3人に日々のケアを聞きました!
<頭皮ケア #01>
お風呂上がりには頭皮用美容液とマッサージを
約8割以上の人は頭皮が乾燥しているそう。「洗顔後のスキンケアと同じように、シャンプー後は頭皮ケアを。タオルドライで頭皮の水分をとったあと、上を向いて生え際につけると頭皮全体に流れていきます。1 分ほどタッピングして浸透させてから、ドライヤーで乾かして。頭皮の状態がよくなれば、白髪や薄毛の予防に。3年後、5年後の髪が変わります」(大友さん)
(写真左から)ハリ・コシ成分キャピキシルを5%高濃度配合。ボズレー ブラックプラスシリーズ エッセンスプレミアム 50mL ¥4,708/ネイチャーラボ、女性の薄毛の原因にアプローチする、北海道のオオイタドリ根エキス配合。頭皮の柔らかさや髪やせにも効果が。イタドリスカルプエッセンス 103mL ¥4,400/ナチュラルアイランド、保湿成分配合で、健やかな頭皮へと導く頭皮用美容液。ベタつかず、サラッと浸透。uka Re セラムフォースカルプ 50mL ¥5,500/ウカトーキョーヘッドオフィス、成分や技術はもちろん「女性が使いやすい形」にもこだわった薬用育毛剤。イクモアナノグロウリッチ 130mL [医薬部外品] ¥9,878/イクモア
おすすめの頭皮マッサージ
<頭皮ケア #02>
分け目が目立たないようにふんわりと乾かす
髪がペタンとしてしまう人は、乾かすときにひと工夫を。まず下を向いて後ろから前に風をあて、ある程度乾いたら、顔を上げて前から乾かすと、根元が立ち上がってボリュームが出ます。
「分け目部分がペタンとしてしまう場合は、分け目の両サイドから風をあてて仕上げるといいでしょう。また、分け目が薄くなるのを避けるなら、普段の分け目を指 1 本分ずらしたり、ジグザグにするのも◎。薄毛が気になる人は、ボリュームタイプのスタイリング剤をつけるのもおすすめです」(前川さん)
<頭皮ケア #03>
頭皮ブラッシングを習慣化する
30代〜40代前半は、本格的な白髪ではなく、ストレスなどで血流が悪くなりメラニンが運ばれずに白髪になっている場合が。頭頂部は筋肉や太い血管がないので、毎日のブラッシングで頭頂の毛細血管まで血流を促すのがいいでしょう。
「スカルプ用のピンのやわらかいブラシを使い、側頭部からトップまでくるくるブラッシング。頭を下に向けていろいろな方向にブラッシングするのもおすすめ。ぜひ毎日やってみてください」(伊熊さん)
<頭皮ケア #04>
食生活を見直し、 亜鉛、鉄分、たんぱく質をとる
「髪を作るには栄養が何より重要。まずは、髪のもととなるたんぱく質をとるように心掛けて。さらに、髪の成長サイクルを整える亜鉛、酸素と栄養を含む血液を作る鉄が大切です」(伊熊さん)
また、頭皮環境を整えるビタミン B2、B6、毛髪の成分であるマンガンなども大切。食事から取りにくいものも多いので、サプリメントを飲むのもいいでしょう。
<頭皮ケア #05>
寝る前の深呼吸で自律神経を整える
「ストレスは時間差で髪に影響し、環境の変化や大きな出来事があってから3~6か月後に、薄毛や白髪となって表れることも。大事なのは自律神経を整えるセルフケア。マスクで呼吸が浅くなりがちな今は、スーッとするバームや精油などの香りをかいで深く呼吸するのがおすすめ。デコルテや首筋につけておくのもいいでしょう。簡単なのは寝る前の深呼吸。息を吐ききってからゆっくり吸い込むと、睡眠の質も上がって、自律神経が整います」(大友さん)
教えてくれた3名の髪のプロ profile
illustration:naohiga text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年11月号より
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