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【開運パワースポット 関東】箱根神社・九頭龍神社:yujiさん・仁田さんの福めぐり第2回 【開運パワースポット 関東】箱根神社・九頭龍神社:yujiさん・仁田さんの福めぐり第2回

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連載 #いま行くべき開運パワースポット yujiさん・仁田さんの福めぐり

そもそも龍神さまって一体何だろう?

すっかり日本で定着している「龍神さま」ですが、一体その正体は何?と思う人も多いですよね。日本では地域信仰として、古くから海・川・湖・滝付近に「水神=龍神」が祀られてきました。歴史を辿ると、龍は中国で生まれ、日本に入ってきたもの。紀元前2世紀の中国書物「淮南子(えなんじ)」には、すでに龍の文字が数多く記載されています。

 

仁田 「中国ではすべての生き物の頂点に龍が君臨して、殷(商)の時代は雷雨の神、周の時代は徳のシンボル。唐に入ると結婚の象徴、それ以降は皇帝のものとなって民間人は龍の文様さえ使えなかったんです。いつの時代も霊獣として、富や豊かさの象徴でした」

 

yuji 「対して、西洋では龍はドラゴンとして討伐の対象。人間の敵となっているんです。東洋での龍神信仰と異なるのは、国によって宗教観の違いが影響していると思います。君主の繁栄としての象徴が東洋なら、自分軸で生きることを重んじる西洋では戦う相手。面白いですよね」

成長を目指す人は、龍神さまの領域が気持ちいい

仁田 「唐の時代に龍の存在が日本に伝わり、向こうでは王家のシンボルだったものが日本では八百万の神様になって民間で親しまれるようになった。さすが和の国という気がします。神様が身近な国ですね」

 

yuji 「近代になって交通の便が整い、移動しやすくなって、各地の神社を参拝できるようになったのも龍神信仰を浸透させた理由の一つかもしれません。“この場所が気持ちいい”、“自分に合っている”というのが体感でわかり、龍神さまエリアにフィットしていると気づいた人が激増したのだと思います」

 

特に、昇り龍として多くの戦国武将から愛された箱根の龍神さま。それだけ上昇のエネルギーが土地に蓄積されているといえます。何かの世界でトップを目指す人、その道を極めたい人は、龍神さまの上へ上へ昇る波動に触れることで、自分の本分をあと押しされるのではないでしょうか。

次のページ龍神さまのテリトリーで雨は御加護の証?

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