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:夏こそ食べたい! エスニック香るゆで鶏のそうめん【レシピ・堤 人美さん】
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青々しく、独特の香りと風味を放って、一皿をさわやかにまとめる香味野菜は、夏に欠かせない食材です。たっぷりの香味野菜を使った、和えるだけの簡単絶品料理を料理研究家の堤人美さんに教えていただきました。今回は暑い夏こそさっぱりと食べられる! ゆで鶏の香りそうめんのレシピです。
夏こそ食べたい! エスニック香るゆで鶏のそうめん【レシピ・堤 人美さん】
香味野菜を“主役”にすれば目新しいおいしさの虜に
「香味野菜を加えると、何げない一皿も特別な感じになるのが、不思議」というのは、料理研究家の堤人美さん。
すがすがしい香りや力強い青々しさが、新しいおいしさを引き出します。
ポイントは、少量だけ添えるのではなく、メイン野菜としてたっぷり使うこと。
「1種類使うだけで、味が決まりやすくなります。夏のおすすめは、ワンボウルで作る、ざっくり和えるだけのおかず。肉も魚も野菜も一緒に和えれば、香りも食感もよく、暑い日でもモリモリ食べられますよ」と堤さん。
香味野菜を満喫するレシピで、夏を元気に乗り切りましょう。
香味野菜の和えおかずのPOINT
①香味野菜をたっぷり使って主役に
②食材の水けはしっかりきる
③具材の大きさをそろえる
④「しっかり味付け」がちょうどいい
⑤手やサーバーなどでざっくり和える

香味野菜はふんだんに。水っぽいと味がぼやけ、香味野菜の力強さに負けるので、食材の水けは丁寧にきって。また、具材の大きさをそろえて味の絡みをよくし、味付けもしっかりと。手だとふわっと和えられて、おいしさアップ。
ゆで鶏の香りそうめんのレシピ
清涼感のある香菜やミントなど風味豊かな香味野菜は、レモンの効いた冷たいエスニックスープにぴったり。
●材料(2人分)
そうめん…3束(150g)
鶏胸肉…1枚(250g)
塩…小さじ1/2
A
しょうがの薄切り(皮ごと)…2枚
にんにく(たたきつぶす)…1かけ分
酒…大さじ1
水…4カップ
香菜…2株
ミント…適量
貝割れ菜…1/2パック
紫玉ねぎ…1/4個
しょうがのせん切り…1/2かけ分
B
レモン汁…大さじ1
ナンプラー…大さじ1~1と1/3
1 の鶏のゆで汁…2カップ
氷…1カップ
レモン汁、ナンプラー、オリーブ油…各小さじ1
レモンの輪切り(半分に切る)…1枚分
●作り方
1.鶏肉には塩をまんべんなくまぶし、Aとともに加える。中火にかけ、表面にアクが少し出てきたら取り除き、ごく弱火にして煮立たせないようにし、5分ほどゆでる。火を止めてふたをし、冷めるまでそのままおく。
2.香菜は根元を切ってざく切り、ミントは葉を摘む。貝割れ菜は根元を切り落とし、半分に切る。紫玉ねぎは薄切りにする。野菜をすべて合わせて水に5分ほどさらし、水けをきる。
3.別の鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを袋の表示通りにゆで、流水でもみ洗いをして水けをきり、器に盛る。
4.1を食べやすく裂き、2 、しょうがのせん切りとともにボウルに入れ、レモン汁、ナンプラー、オリーブ油でさっくり和える。
5.3の上に4をのせ、レモンの輪切りを添える。食べる直前に混ぜ合わせたBを注ぎ、和えながら食べる。
今回使った香味野菜はこちら

このレシピを教えてくれたのは

cooking: Hitomi Tsutsumi photograph: Nobuki Kawaharazaki styling: Hiroko Nakada illustration: Midori Asano text: Kaori Akiyama web edit & text: Liniere.jp
リンネル2019年9月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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