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クミンと香味野菜で食欲UP! 塩さばのエスニック焼き【レシピ・堤 人美さん】 クミンと香味野菜で食欲UP! 塩さばのエスニック焼き【レシピ・堤 人美さん】

じゃがいもと塩さばのクミン和え【レシピ・堤 人美さん】

青々しく、独特の香りと風味を放って、一皿をさわやかにまとめる香味野菜は、夏に欠かせない食材です。たっぷりの香味野菜を使った、和えるだけの簡単絶品料理を料理研究家の堤人美さんに教えていただきました。今回は香味野菜をふんだんに使った、塩さばのエスニック焼きのレシピです。

目次
クミンと香味野菜で食欲UP! 塩さばのエスニック焼き【レシピ・堤 人美さん】
  1. 香味野菜を“主役”にすれば目新しいおいしさの虜に
  2. 塩さばのエスニック焼きのレシピ
  3. このレシピを教えてくれたのは堤人美さん

香味野菜を“主役”にすれば目新しいおいしさの虜に

「香味野菜を加えると、何げない一皿も特別な感じになるのが、不思議」というのは、料理研究家の堤人美さん。

すがすがしい香りや力強い青々しさが、新しいおいしさを引き出します。

ポイントは、少量だけ添えるのではなく、メイン野菜としてたっぷり使うこと。
「1種類使うだけで、味が決まりやすくなります。夏のおすすめは、ワンボウルで作る、ざっくり和えるだけのおかず。肉も魚も野菜も一緒に和えれば、香りも食感もよく、暑い日でもモリモリ食べられますよ」と堤さん。
香味野菜を満喫するレシピで、夏を元気に乗り切りましょう。

 

香味野菜の和えおかずのPOINT

①香味野菜をたっぷり使って主役に
②食材の水けはしっかりきる
③具材の大きさをそろえる
④「しっかり味付け」がちょうどいい
⑤手やサーバーなどでざっくり和える

2019年リンネル9月号掲載、かつおのねぎ塩和え

香味野菜はふんだんに。水っぽいと味がぼやけ、香味野菜の力強さに負けるので、食材の水けは丁寧にきって。また、具材の大きさをそろえて味の絡みをよくし、味付けもしっかりと。手だとふわっと和えられて、おいしさアップ。

塩さばのエスニック焼きのレシピ

クミン&にんにく風味のさばとじゃがいもに刻み香菜のフレッシュな香りがたまりません。

●材料(2人分)
塩さば…1/2尾
クミン…大さじ1
じゃがいも…2個(300g)
香菜…3株
にんにく…1かけ

A
ナンプラー…小さじ1
塩、こしょう…各少々

オリーブ油…大さじ1
レモン汁…小さじ2

●作り方
1.じゃがいもはラップで包み、電子レンジ(600W)で6~7分加熱し、皮付きのまま1.5㎝厚さの輪切りにする。香菜は2㎝ の長さに切り、にんにくはたたきつぶす。

2.塩さばは2㎝幅に切り、クミンをまぶす。

3.フライパンにオリーブ油、1のにんにくを入れ、香りが立つまで弱火で炒める。2の皮目を下にして入れ、中火にして1分半ほど焼き、こんがり焼けたら上下を返し、1のじゃがいもを加えて2分ほどこんがりと焼く。

4.Aを加え、さっと炒める。ボウルに移し、1の香菜、レモン汁を加えてざっくり和える。

今回使った香味野菜はこちら

写真左 にんにく 写真右 香菜

にんにく
加熱すると香りが立ち、風味とコクが増す、料理に欠かせない素材。夏の疲労回復にも。

 

香菜
別名・パクチー、コリアンダー。独特の香りはエスニック料理の定番。デトックス効果も。

このレシピを教えてくれたのは

料理研究家・堤人美さん
料理研究家・堤 人美さん
工夫あふれる素材の組み合わせや味付けの、簡単でおいしいレシピが好評。『香り野菜が好き!』(家の光協会)など、著書多数。

■香味野菜を美味しく食べる! 堤人美さんのレシピ一覧はこちら↗

■リンネル.jpのレシピ一覧から【今日の献立】を考える↗


cooking: Hitomi Tsutsumi photograph: Nobuki Kawaharazaki styling: Hiroko Nakada illustration: Midori Asano text: Kaori Akiyama web edit & text: Liniere.jp
リンネル2019年9月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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