FOOD
:毎日の食卓を彩る6種の器。tottoさんの器の活用術
FOOD
:同じ料理を盛っても、器や下に敷くクロスなどコーディネートによって、まったく違う見栄えに。料理家・フードスタイリストのtottoさんに“映える”器使いのコツを教えてもらいました。
tottoさん
料理家・フードスタイリスト
Profile
作りやすいレシピが好評。食育の分野でも活躍中。近刊の『ホットプレートひとつでごちそうができちゃった100』 (主婦の友社)も話題に。 instagram@tottokikawada
食卓を美しく彩る「毎日使い」の6種類
「これさえあれば、いろいろなバリエーションが楽しめます」とtottoさん 。今回のコーディネートにも使われた、おすすめの6種類を紹介します。
A
黒や青の濃色の皿(和) 直径23cm
一人前のおかず用や取り皿としても活躍する、直径23cmのリム皿。黒や青などの濃い色は、野菜などの色が映え、和以外の料理にもぴったり。質感豊かな、鈴木史子さん作を愛用。
B
柄のある白い大皿(洋) 直径24〜30cm
一枚は持っておくべき白い大皿は、縁に柄が施されたものを。
「柄がポイントとなって、上品にまとめてくれます」。左上から、直径30・24・28cmの、フランスのアンティーク皿。
C
柄のある中皿 直径15cm
作家ものや民芸などの、存在感のある柄付きの器は、食卓の いいアクセントになり、気分を変える役割が。左上は島岡桂さん作の縄文象嵌の中皿、右下は壱岐幸二さん作のやちむん。
D
オーバル皿(大小)
並べるだけで食卓に変化がついて、バランスよく盛りやすい、 オーバル形。シンプルな白を。メインディッシュに30cm 、副菜や取り皿用に20cmと、大小持っていると便利。
E
小鉢サイズの器
耐熱ガラス製のコップやタンブラー、陶器の湯呑みや小鉢は 、さまざまな用途に使えるのが魅力的。飲み物にはもちろん、ガラス製はサラダやスウィーツ、陶製は汁物や副菜などを盛るときにも。
F
木のものや和洋のかご
木製のカットボードやカトラリー、籐や竹などの素材のかごは、食卓に温かみを添え、変化を与えるアイテム。かごを使うと、自然な高低差も。かごは直径約20cmを使用。
【B+D+E+Fの器を使ったスタイリング】
テイストをそろえた大皿の縁の柄で華やかに
主役の大皿(B)は、縁に施された柄が、それぞれの料理を華やかに見せる効果あり。「柄が違っても、3枚のテイストや柄のトーンを合わせているので、自然となじみます」。取り皿には、丸皿よりも奥行きが狭い小さなオーバル皿(D)を選び、テーブルの抜け感を演出。デザートカップには、ガラスのタンブラー (E)を使って、パフェの見た目のかわいさをダイレクトに。デザートを置いた木のボードやパンを入れたかごで、コージーな雰囲気も醸し出して。
Foodstyling:totto photograph:Keiko Ichihara text:Kaori Akiyama web edit:Liniere.jp
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
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