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気と血、足りてる? 現代女性の不調を改善する「気血ごはん」 気と血、足りてる? 現代女性の不調を改善する「気血ごはん」

いつものその疲れ“気血不足”のせいかも?
気血不足のチェックリスト

□ 午前中に元気が出ず、夕方からエンジンがかかる
□ 冷え性だけど暑いのも苦手
□ 昼ごはんを食べたあと眠くなる
□ 不安なことや心配事をつい考えてしまう
□ 肌や髪に潤いがなく、シミやクマが気になる
□ やることに追われて考えがまとまらない
□ ダイエットやごはんを減らす食事制限をしている
□ 消化不良で胃腸が弱い
□ 料理をしたり食べたりする気力がわかない
□ 朝から晩までパソコンやスマホとにらめっこ

心当たりがひとつでもあれば要注意。「性格や体質のせい」と思い込んでいたことが、実は気と血が足りないのが原因だったりします。気血不足はたいていまじめな人に多く、無理しすぎて体や心の負担になっていることも。

気血不足になると、どうなるの?

「気」と「血」は表裏一体。疲れを感じたときは、両方を補う意識を持つことが大切です。生活のなかで「気」と「血」を意識するようになると、今までの不調の理由が見えてきます。まずは自分の体の状態をチェックしてみて。

気血ごはん レシピ 気血不足

「気」は、体や物事を動かすときの
エネルギー源

元気、気合い、気づかいなど、言葉にも浸透している「気」は、目に見えないエネルギー的なもの。東洋医学では物事を動かす原動力といわれ、血液を体内に巡らせる、ウイルスや外気温から体を守る、食べ物を消化して気や血に変化させる、血液や尿や便を体から漏れ出させないなど、すべて気があるからスムーズに動いていると考えられています。

気が不足すると物事や体が動かなくなるため、やる気が出なかったり、血液や水分代謝が滞ったり、体がなかなか温まらなかったりと、巡りが悪くなることに関係します。もともと元気な人も、仕事などで人に気を使った日は、「気」が減るため、言葉の通り「気疲れ」するのです。

イライラや落ち込みなど、
メンタル面にも直結する「血」

「血」は、西洋医学でいうところの「血液」とほぼイコール。酸素や栄養を運ぶほか、老廃物を回収するのも血の働き。また、視力、皮膚や髪の潤い、精神活動などの心の状態にも深く関係していると考えられています。気と血は表裏一体のもの。気がなければ血の働きを発揮できず、血がなければ気の働きを発揮できません。

血が足りていないと、脳まで栄養が運ばれないため、頭の回転がフリーズして考えがまとまらず、思考力や判断力が鈍ったり、物忘れも多く、注意力も散漫に。さらに情緒が不安定になることも。食欲がないのに、甘いものだけ食べたくなるのは、実は血が不足しているサイン。

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