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プチ不調の原因は腸内環境? “美腸”をつくる生活習慣で不調を改善! プチ不調の原因は腸内環境? “美腸”をつくる生活習慣で不調を改善!

美腸活
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病院に行くほどではないけれど、どこか体調が優れない……。もしかするとそれは、腸内環境が原因かも。そこで、腸活の専門家、小野咲さんに腸活のメリットや腸内環境を整える基本の生活習慣を教えていただきました。体調を崩しやすい夏を迎える前に、美腸ケアを取り入れて不調を改善しましょう。

目次
プチ不調の原因は腸内環境? “美腸”をつくる生活習慣で不調を改善!
  1. 腸内環境が整うと体も暮らしも健やかに
  2. 腸がきれいになると解決するかも!? まずはプチ不調をCHECK!
  3. 腸が変わるとこんなよいことがあるかも! 腸活のメリット
  4. 腸内環境を整えるための生活習慣、基本の3ステップ
  5. \CHECK/
    夏に向けて注意するべき美腸ケアのポイント
  6. \COLUMN/
    いいことだらけの美腸活。女性にうれしい抜群のダイエット効果
  7. 教えてくれたのは……小野 咲さん

腸内環境が整うと体も暮らしも健やかに

自身も深刻な便秘になやまされてきたという腸活の専門家、小野さん。
「長年の一番の悩みが、ひどい便秘でした。どうにか治したくて腸によいとされる食べ物を食べてみたりもしましたが全然ダメで……」
腸の研究をするうちに生活改善と腸マッサージが大切だとわかり、ケアを続けて便秘解消に成功。
「便秘が治ったら、便の悩みがなくなっただけでなく、小さな不調を感じにくくなったり、10kgも痩せることができたり……。腸内環境が整うだけで毎日を心地よく過ごせるということを実感しました。腸が機能すると、腸で作られる幸せホルモンが増えてイライラや、うつっぽい気分にもなりにくくなります。また免疫細胞も作られるので、健康的な体にもなるんです」
美腸になるといいことばかり。早ければ約一か月で効果が表れるそうなので暑い夏を迎える前に美腸ケアを始めてみましょう。


腸がきれいになると解決するかも!? まずはプチ不調をCHECK!

□ おなかの調子が悪い
□ 疲れやすい
□ 乾燥やニキビなど、肌トラブルが起きやすい
□ 気分が優れないことが多い
□ 冷えやすく、むくみやすい
□ 下半身が太りやすい
□ 花粉症などのアレルギーがある


腸が変わるとこんなよいことがあるかも! 腸活のメリット

❶ 肌・髪・爪がきれいに

「腸内環境がよくなることで、栄養がしっかりと吸収され肌や髪、爪とすみずみまで栄養分が行きわたり、ツヤツヤになります。顔色もワントーン明るくなりますよ」

 

❷ 痩せやすくなる

「腸が正常に機能すると代謝がよくなります。なかには基礎代謝が200kcal上がる人も。基礎代謝が上がることで、おのずと痩せやすい体質になります」

 

❸ 気持ちが前向きに

「俗に“幸せホルモン”と呼ばれているセロトニンが作られているのが腸。腸は自律神経や脳と密接にかかわっているので、腸が健康になると心も整ってハッピーに」

 

❹ 生理のトラブルが改善

「子宮と腸は近くに位置しているので、腸の老廃物によって子宮の位置が下がり子宮にも影響が。それにより、生理トラブルを起こしていたのかもしれません」

 

❺ アレルギー症状が改善

「腸内環境がよくなると免疫細胞が増加しアレルギー症状が緩和。逆に腸内環境が悪いと、免疫力が低下し、花粉症や風邪にかかりやすくなります」

 

❻ 冷えやむくみがとれる

「体の多くを占めている全長6〜7mあるといわれている腸。腸に老廃物がたまっていると周囲の臓器も冷えてしまうんです。それがむくみの原因に」

 


腸内環境を整えるための生活習慣、基本の3ステップ

まずは基本の3ステップからはじめましょう。効果を出すにはステップの順番も大切です。ひとつずつ徹底して、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

Step 1. “入れない”

腸をきれいにするためには、ファストフードやコンビニ食、ウインナーなどの加工品をなるべく「入れない」こと。それらに含まれている保存料や、発色剤などの食品添加物は排泄されず腸にたまり、必要な栄養素の吸収を妨げます。白砂糖も栄養素が抜けているうえに漂白剤が使用されていることも。腸にいいものをいくら摂っていても、その前にそれらで腸が汚れていては効果が得られません。

Step 2. “出す”

腸内環境の的である食品添加物を「入れない」ことを意識できたら、次は便を「出す」習慣を。それには老廃物をうまく流してくれる水溶性食物繊維をしっかり摂ること。海藻や納豆などのねばねばした食材がその代表です。食物繊維には葉物野菜や玄米、根菜類など不溶性のものもあり、体質によっては老廃物とともに詰まりやすくなることもあるのでご注意を。また、朝はトイレに座ることをクセづけて。便秘の人も便意を感じていないだけで便が顔を出しているケースがあります。

Step 3. “入れて育てる”

いい野菜を育てるためには畑にゴミが散らかっているより、きれいなほうがいいはず。そんなイメージで腸を整えるために腸内細菌・善玉菌のエサになる乳酸菌を「入れる」。そして、同時に善玉菌を「育てる」ため、オリゴ糖や水溶性食物繊維を摂るようにしましょう。善玉菌が増え、育つことで、消化吸収、免疫力がアップします。乳酸菌は納豆やヨーグルト(無糖が望ましい)などの発酵食品、オリゴ糖は玉ねぎ、大豆、きのこなどに含まれます。


\CHECK/
夏に向けて注意するべき美腸ケアのポイント

これからますます気温が高くなり、汗をかいたりエアコンをつけたりと、生活も変化するなかで特に気をつけることを教えてもらいました。

POINT 01
水分をこまめに摂る
「ステップ2の“出す”を習慣にするためにも、脱水しやすい夏はこまめに水を摂るようにしてください。夏以外は1日1リットル程度で、夏は1日1.5リットルを目安に摂るように。スポーツドリンクではなく、水が望ましいです」
POINT 02
冷やさない
「夏こそはらまきがおすすめ。腰の上あたりをしっかり温めましょう。おなかが冷えて便が出るのは腸がストレスを感じただけなので、根本的な改善ではありません。外からも温めることが、健康的に“出す”ためには大切」

\COLUMN/
いいことだらけの美腸活。女性にうれしい抜群のダイエット効果

美腸ケアでハッピーになる人が続出しているそうです。
「私自身、便秘が解消して、体重が10kgほど減りました。たまっている便が出るとむくみもとれるので、自然とやせられるんです。私が改善のアドバイスをしたなかで、2、3か月で合計6〜7kg痩せた人はたくさんいます。ほかには、ニキビに悩んでいた若い女性は肌がきれいになったり、お年寄りは膝の痛みがなくなり歩けるようになったり。美腸ケアで老若男女問わず不調が改善する人をたくさん見てきました!」

教えてくれたのは……小野 咲さん

PROFILE
国立成育医療研究センターで看護師として勤務したのち、腸の研究に没頭。腸マッサージを開発し、日本美腸協会を発足。著書に『美腸の教科書』(主婦の友社)など。

photograph:Akira Yamaguchi styling:Sanami Okamoto illustration:Rena Yamanaka text:Nao Yoshida web edit:Mina Ota
リンネル2019年7月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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