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:意外と簡単! 夏にぴったりの麻ひもバッグづくりに麻生久美子さんが初挑戦!
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女優の麻生久美子さんが今回挑戦するのは、これからの季節にぴったりの、涼しげな麻ひもバッグ。手芸作家の青木恵理子さんに、定番の作り方と麻ひもバッグの魅力を教わりました。
意外と簡単! 夏にぴったりの麻ひもバッグづくりに麻生久美子さんが初挑戦!
教えてくれたのは……青木恵理子さん

用意するものが少なくて気軽に始められる! 麻ひもバッグづくり

麻生さん:ボイラースーツ¥49,500/Yarmo(M AND PRODUCT)、ソックス、サボ/スタイリスト私物
最初に麻ひもバッグを編んだのは20年以上前になるという青木さん。麻ひもでバッグをつくってみよう、と思ったきっかけは?
「最初に編んだのは、もう20年以上前ですね。パリのおしゃれスナップでよく見かけるマルシェかごが好きだったんです。あれを自分で編めないかな? とふと思いついて。かごバッグに使われているラフィア素材が手芸屋さんで見つからなかったので、まずは家にあった荷造り用の麻ひもで編んでみたんです。
特別な材料や道具を揃えなくても、麻ひもとかぎ針があれば始められるのが、麻ひもバッグのよさなんです。丈夫で型崩れしにくいので、バッグとしてだけでなく、インテリア小物としても使えますよ。
今回はミニサイズのトートバッグをつくってみましょう。今は糸の種類やカラーバリエーションも豊富に出ていて、持ち手の色を変えて、ツートンでつくったり、自分好みにアレンジしやすくなりました」(青木さん)
つくりはじめる前に、編むときのポイントやコツも伺いました。
「かぎ針編みの経験があれば、特に難しくはないと思います。ただ、麻ひもは毛糸よりも硬くて編みにくいので、長く編んでいると手が疲れてしまうかも。糸が滑らないため、少し力が必要なので、編んでいるうちに目が緩くなってしまいそうですが、指全体で握るように持つと、力が入りやすくなります」(青木さん)
麻ひもバッグとは……?
麻糸をかぎ針で編んでつくる、ナチュラルな「麻ひもバッグ」。毛糸よりも丈夫で、バッグとしてはもちろん、インテリア小物としても活躍します。慣れてきたら、布や革と組み合わせたり、色を変えたりといったアレンジも可能!
■ 青木さんの素敵な麻ひも作品


つくりはじめる前に、まずは準備するものと麻ひもをチェック!
■ 準備するもの

❶ 麻ひも
❷ 段数マーカー
❸ かぎ針 8号
❹ はさみ
❺ とじ針
麻ひもはホビー向けのリーズナブルなものもありますが、今回は手芸用に編みやすく加工されたタイプを使用
■ まずは麻ひもの色選びから
「DARUMA」の麻ひもはカラーバリエーションが豊富。迷った末、グレーと白のツートンに決定!

「この2色でつくります!」

「うまくできるカナ?」
さっそく、麻ひもバッグづくりをスタート!
STEP 1:まずはくさり編みから


最初に底を編む。まずはくさり15目を作り目する。糸は利き手と反対の人さし指にかけて、親指と中指で軽くつまむ。
STEP 2:そのまま底を編む

1段ごとに編み目を返しながらこま編みを12段編む。仕上がりサイズに影響するので、なるべく同じ力加減で編んでいくこと。
STEP 3:底ができました

底の部分が完成! 次はこま編みで側面をぐるぐると54目、編んでいく。段の始まりにマーカーをつけると、スムーズに編み進められる。
STEP 4:糸を変えます

側面を12段編んだら、糸の色を変えて13段目を編む。編み終わりの糸は休めておき、前後の中央に10目分あけ、その左右に印をつける。
STEP 5:持ち手を編む

左の印からくさり編みを32目編み、右の印に引き抜き糸を切る。「STEP 4」の糸でバッグ口両脇と持ち手外側を編む。新しく糸をつけバッグ口中央と持ち手内側を編む。
STEP 6:完成!

持ち手付け根の角では2目一度する。持ち手を編んだら、糸を10cm残してカットして引き出し、チェーンつなぎで編み始めと編み終わりをつなげるとキレイに仕上がる。
ステキなバッグが完成! 初の麻ひもバッグをつくり終えて

PROFILE
女優。ドラマ、舞台など幅広く活躍。映画『はい、泳げません』が絶賛公開中。
photograph:Ryoko Amano styling:Nami Kagiyama hair & make-up:Yumi Narai text:Hanae Kudo web edit:Mina Ota
リンネル2022年8月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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