LIFESTYLE
:気持ちを整える花とグリーン
フラワー&グリーンスタイリスト さとうゆみこさん
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色とりどりの華やかさがポジティブな気持ちをくれる季節の生花。育てる喜びをくれるインドアグリーン。癒やしと元気をもたらし、初夏のインテリアにもうれしい植物とのつき合い方のコツ。今回はフラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんにお話を伺いました。

Profile
「green & knot」主宰。2020年4月から「フラワー便」「ガーデン便」として、花材の発送+活け方のミニレッスン動画を配信するオンライン教室をスタート。green & knot
新しい暮らしに癒やしをくれる花
自宅に花を欠かさないというさとうさん。癒やしをテーマにしたしつらえのポイントをうかがうと、「季節の花をゆったり自然に活けることかな」と教えてくれました。 「たとえば、一輪挿しやたくさんのお花できちっと立たせるだけでなく、あえて、雑器や口の広い花器に、花を自然の流れに任せて、ゆったり活けることで、ナチュラルでリラックスした雰囲気にまとまります」。たとえるなら、白いシャツ。ボタンを上まできちんと留めて着るか、ラフに着るか。活け方次第で違う雰囲気が楽しめます。
低気圧でやる気が出ないときは…
風が通るたびにふわっと香る。 気分を整える爽やかなハーブ

清涼感があり気持ちをリフレッシュしてくれるハーブのアレンジは、家族が集まるダイニングテーブルに。葉が水につかるのはNG。「水が汚れやすくなるので、つからないように下葉を取り除きます。気温があがる夏は、水を毎日変えること、茎の先端を切り戻して水揚げしやすくすることが大切です」。花器はヘンリーディーンのもの。
ため息が多く、うつうつとした気分に…
お店で惹かれた花を1本ずつ。 キーカラーで自由にクリエイト

元気になるためのアレンジのコツは、「とにかく好きな花を」。デザインを考えすぎずに自由に選び、高低差をつけて口の広めの花器に。ナチュラルな雰囲気から、モダンさが加わった遊びのあるアレンジに。花材は、右上のオレンジ色のガーベラから時計まわりに、リューココリーネ、マリーゴールド、ダリア、エキベキア。
テレワークで目が疲れたときは…
疲れ目にもやさしいグリーンをパソコン横にレイアウト

パソコン作業など疲れ目に効くアレンジとして、デスクまわりに置きたい花。奥がグリーンスケール、手前が白い花をつけたガレキフォリア。「1種類をひとつの花器に活けるので、初心者でもトライしやすいんです」。花器を複数並べるとリズムが生まれ、花が生き生きと見えるインテリアのテクニックとか。
仕事と休息にメリハリがなくて落ち着かない…
肩の力がふっとほぐれる、 安らぎカラーを添えて

ソファに座ってほっと一息。そんなときに目に入る花は、ワントーンでそろえて。「目にやさしい青や紫のアジサイ、クレマチスを選びました」。アレンジ初心者の方は、同系色で花を組み合わせると失敗が少ないとか。台座付きの大ぶりな花器を活けることで、リビングに映える印象的な見た目に。
photograph:Keiko Ichihara text:Tomoko Yanagisawa web edit:Liniere.jp
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