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特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

【マネー講座】 今話題の「新NISA」ってどういうもの? 超基本をお金のプロがやさしく解説① 【マネー講座】 今話題の「新NISA」ってどういうもの? 超基本をお金のプロがやさしく解説①

特集幸せな老後のための リンネルマネー講座

新NISA・3つのメリット

利益が100%受け取れるNISA口座と、利益から約20%税金が引かれる通常の証券口座との比較イメージ

【メリット1】
投資で得た利益に税金がかからず、
まるっと受け取れる

一般的に、投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で運用して増えた利益には税金がかかりません(非課税)。
例えば、株式投資をして10万円の利益が出た場合、NISA口座以外の証券口座の場合、約2万円(20%)の税金が引かれ、手元に残るのは約8万円。一方、NISA口座で出た利益の場合はまるっと10万円が手元に残るということです。

【メリット2】
年間投資額が最大360万円に拡大。
資産が増える可能性も広がった

2023年までのつみたてNISAは年間投資限度額が40万円まで、一般NISAは年間投資限度額が120万円まで。NISA口座での運用も、つみたてNISAか一般NISAのどちらかしか利用できませんでした。

 

NISAでは、つみたてNISA⇒「つみたて投資枠」となり、年間投資限度額120万円まで、一般NISA⇒「成長投資枠」となり、年間投資限度額240万円まで可能に。

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は併用できるので、年間投資限度額がトータルで年360万円に拡大したということです。

さらに、生涯で投資できる金額は1800万円(そのうち「成長投資枠」は1200万円まで)に。投資できるお金が増額した分、非課税のメリットも大きくなります。

 

※「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の詳しい説明は次ページを参照

【メリット3】
非課税で運用できる期限が無期限に。
老後まで長く恩恵が受けられる!

旧NISA制度では、非課税で運用できる期間が限定されていましたが、NISAは非課税期間が無期限40代、50代から始めても老後資金づくりなどに間に合います!
非課税期間の縛りがないので、教育資金やマイホーム購入資金など、必要に応じて途中で売却するなど、より活用しやすくなりました。一生涯ずっと非課税の恩恵が受けられるので、シニアになってもコツコツ運用し続ければ、老後資金をより長持ちさせることができます。

次のページ新NISAの2つの投資枠の違いって?

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