北欧
:和風の家が北欧テイストになる3つのアイデア・桒原さやかさん宅のインテリア
北欧
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ノルウェーでの生活を経て、現在長野県松本市に暮らしはじめて約1年半になるというライターの桒原(くわばら)さやかさん。スウェーデン人の夫、2人のお子さんとともに暮らしながら、自分たちの手で少しずつ自宅をリフォーム。連載第2回目は、築40年の日本家屋を北欧スタイルにする、インテリアのポイントを教えていただきました。
和風の家が北欧テイストになる3つのアイデア・桒原さやかさん宅のインテリア
IDEA 1
壁に色を取り入れる
外から見ると、縁側のある典型的な日本家屋である桒原さん宅。和風の間取りをベースに、カラフルで明るい北欧のインテリアがよく馴染んでいます。
「和風の家にピンクや明るい白が合わない気がしていたのですが、トイレの壁をピンク色に塗ったら、すごくよかったんです。玄関は最終的にスモーキーなブルーにしたのですが、最初は思い切って明るい黄色に。でも塗った瞬間に“失敗した!”と思って、そのまま車でペンキを買いに行きました(笑)。塗ってみると意外といいと思えるときもあるし、失敗しても塗り直しができるので、とにかく試してみることをおすすめします」

引き戸の和風な造りの玄関に、スモーキーなブルーが意外とマッチ。バッグや靴の黄色は合うけれど、全面に塗るとイメージと違ったそう。
IDEA 2
もとの造りを生かした空間に、北欧家具とテキスタイルを
縁側は天井を抜き、空間を生かして一人きりになれるスペースに。『IKEA』の椅子を置いて、北欧のテキスタイルを飾って。
「もともとはすごく重いカーテンがかけてあって、部屋がすごく暗かったんです。カーテンはすべて外して、オープンに。外からも見えますが、逆に子どもたちが庭の砂場で遊んでいる様子を見ながら、自分の時間を作ることもできます。子どもたちにとっても、お気に入りの場所になりました」

縁側に設置した、一人きりになれるスペース。

もともと勝手口だった場所は、ドアを塞いで『IKEA』の照明と植物を配置。
IDEA 3
テキスタイルやポスターを大きく飾る
リビングのソファ横に飾られているのは、島塚絵里さんによる大きなテキスタイル。そのほか、カーテンやポスターなど、随所に北欧のデザインがちりばめられています。
「ふすまと北欧のテキスタイルが意外と合うというのも、かけてみてから発見したことでした。家具はほとんど『IKEA』なので、北欧のデザインと相性が抜群。お気に入りのデザインが生活のなかにあると、自分らしく暮らせる気がします」

交流のある、島塚絵里さんの松の木のテキスタイルを絵のように飾って。

ダイニングにもお気に入りのポスターを飾って、爽やかな雰囲気に。

カーテンにも北欧テキスタイルを。柄と柄の組み合わせも、テイストが共通していれば統一感があります。
とにかくやってみると、意外な発見があると話す桒原さん。失敗してもトライ&エラーを繰り返すことで、自分らしい暮らしが見つかるのだといいます。
「和風なしつらいの家では、北欧スタイルの暮らしは難しい」と諦めている人は、カーテンを北欧のテキスタイルに変えるところからはじめてみては? DIYでリフォームするよりも手軽に雰囲気を変えることができそうです。
お話をうかがったのは
photograph:Nozomi Nishi text:Mayumi Akagi
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