江國香織さん「感傷的にならないで“ただあるもの”として受け止めていたらいいなって」/新刊インタビュー 江國香織さん「感傷的にならないで“ただあるもの”として受け止めていたらいいなって」/新刊インタビュー
新著『シェニール織とか黄肉のメロンとか』
江國香織/¥1,700(角川春樹事務所)
学生時代に「三人娘」と呼ばれた作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希の日常。旧友同士ゆえのあけすけなやりとりと、それぞれに秘めた心の声、さらに彼女たちをめぐるゆかいな人たちの視点が絡まり合う。本人たちが切実であるほどに、可笑しみを誘う。著者の新たな一面が垣間見られる、ユーモアのセンスあふれる一冊。
学生時代に「三人娘」と呼ばれた作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希の日常。旧友同士ゆえのあけすけなやりとりと、それぞれに秘めた心の声、さらに彼女たちをめぐるゆかいな人たちの視点が絡まり合う。本人たちが切実であるほどに、可笑しみを誘う。著者の新たな一面が垣間見られる、ユーモアのセンスあふれる一冊。
お話を伺ったのは……江國香織さん
えくに・かおり/1964年東京生まれ。1987年『草之丞の話』(旬報社)で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(集英社)で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞を受賞。近著に『ひとりでカラカサさしてゆく』(新潮社)などあり。
こちらもチェック!
photograph:Shinnosuke Soma text:BOOKLUCK
リンネル2024年1月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
- 1
- 2
Related Article おすすめ記事
-
Aマッソ加納愛子さん「書くことは雑味がない行為」/新刊エッセイ『行儀は悪いが天気は良い』インタビュー Aマッソ加納愛子さん「書くことは雑味がない行為」/新刊エッセイ『行儀は悪いが天気は良い』インタビュー
-
“捨て活”で人生が好転した40代ひとり暮らし女性、apartment301さん書籍インタビュー “捨て活”で人生が好転した40代ひとり暮らし女性、apartment301さん書籍インタビュー
-
蒼井優さん「今はただ、自分が変わっていくことが楽しい」 リンネル1月号表紙に登場! 蒼井優さん「今はただ、自分が変わっていくことが楽しい」 リンネル1月号表紙に登場!
-
【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第4回 物語でアソブ 【吉田羊さんの着物と12のアソビゴコロ】 第4回 物語でアソブ
-
向井理さん「舞台の仕事は毎回吐きそうなほど緊張する。でもまたやりたくなる」 舞台インタビュー 向井理さん「舞台の仕事は毎回吐きそうなほど緊張する。でもまたやりたくなる」 舞台インタビュー
-
くるり「一番リラックスして自分たちの心地よさを見つけた作品」 くるり「一番リラックスして自分たちの心地よさを見つけた作品」
-
「すぐそばに幸せがあると信じたかった」藤沢あかりさん書籍インタビュー 「すぐそばに幸せがあると信じたかった」藤沢あかりさん書籍インタビュー
-
“いま”に集中して素直な自分を出せるように。平澤まりこさん書籍インタビュー “いま”に集中して素直な自分を出せるように。平澤まりこさん書籍インタビュー
-
「大切に思っている人に届くような楽曲にしたい」 ピアニスト上原ひろみさん 「大切に思っている人に届くような楽曲にしたい」 ピアニスト上原ひろみさん
-
うつりゆく季節の中で見つけた日々の気づき。中川たまさん書籍インタビュー うつりゆく季節の中で見つけた日々の気づき。中川たまさん書籍インタビュー
-
25周年記念! 奇妙礼太郎さん「聴く人にとって自由な曲でありたい」 25周年記念! 奇妙礼太郎さん「聴く人にとって自由な曲でありたい」
-
【モネ展開催中】 俳優・芳根京子さんの人生観を変えたモネの世界 【モネ展開催中】 俳優・芳根京子さんの人生観を変えたモネの世界
-
山口市のお寺の敷地から生まれる「水ノ上窯」のシンプルで温かな陶磁器を求めて 山口市のお寺の敷地から生まれる「水ノ上窯」のシンプルで温かな陶磁器を求めて
リンネル最新号&付録
2025年5月号
春だから おしゃれとメイクを
自分らしくアップデート!
- 付録
- Coleman[ コールマン ]
大容量&軽量 おでかけバッグ
特別価格:1,420円(税込) / 表紙:吉岡里帆 /
2025年3月19日(水)発売 ※一部の地域では発売日が異なります